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久しぶりに竹内さんの本を読みました。
前半は、「あれ、なんかこの話聞いたことある」、と思ったら「長靴を履いた猫の靴下」で同じようなくだりがあったような。
なつかしくて、おもろかったです。
途中で出てくる巨大タガメの話。最後に仇を残酷に倒すときの伏線か、と思いきや違いました。
細かいですがsecond act で、3人揃って明日は遅番だから集まって飲みながら雑談するという設定が、3人の休日が一緒になった、に変っているのは変な感じがしました。
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竹内義和の半自伝小説。 特撮、格闘技、京橋の胡散臭さという、今は亡き「北野誠のサイキック青年団」でよくネタにされていたものを中心に引きこもりの若者が成長し大人になるお話。 ACT1、ACT2、ACT3の第三部構成で引きこもりからの脱却と親友と恋人と仕事の出会い、 体を鍛えることからヤクザへの復讐へそして物語は冒頭のウルトラマンの墓参りに繋がっていく。 序盤のどうしようもない引きこもりの描写から終盤の格闘描写まで生々しく面白い、最後にしんみりと終わるのもまた良し。
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ウルトラQ~ウルトラマン世代な人、
「京橋は ええとこだっせ グランシャトーがおまっせ♪」がわかる人には
ぼけら~っと読める楽しい本です^^
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昭和40年代の大阪。「チョー」のつく、怪獣番組好きの、祐太朗と、智也は、暴力団によって命を奪われた、香奈の無念を晴らそうと、ウルトラマンと、ウルトラ怪獣の、着ぐるみを身に纏い、殴り込みをかけるが…。
私は、ウルトラマン世代ではないが、それなりに、楽しく読めた。前半は、「なんだ、こりゃ?単なるコメディか?祐太朗って、いわゆる、ヘタレ?」と、がっかりした。しかし、最後まで読むにつれ…やられてしまった(泣)悲しい終わり方だったけど、これぞ、青春?「助けてほしいときに、ウルトラマンは、きてくれない」、そう、現実には、ウルトラマンなんて、存在しない。それでも、負けるかもしれないとわかっていても、悪に立ち向かう二人。感動した。
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最初は一人のダメな青年が精神的に成長していく話だと思っていた
実際主人公はそこそこダメ人間だったけど出会いに恵まれ少し変わっていった
でもまさか人死が出てくるとは思わなかった。ウルトラマンショーをやるって展開からプロローグや本のタイトルを思うと不安が過ったが人が死に自殺未遂が起き報復からさらに人が死にという怒涛の展開だった。
とりあえず自殺未遂?をしたキャラが生きてたのは良かった
プロローグとエピローグの繋がりは何となく途中から読めてたけど、全体的にはいい話だった。でも若干沈む話でもあったな
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不思議な作品。当初はタイトルと関係ない展開で、学校をサボり働くことも嫌いな青年が、爽やかな青年と出会い、交友を通して前向きに生きていく、という話だったのが、地元ヤクザとのいざこざから急展開していって…。最後にタイトルの通りになって、納得。