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オコナーシリーズ。
前作の『闇の記憶』の終わり方が、非常に次作が気になるものだったこともあって、本屋で見つけて速攻で購入。
ストーリーはオコナーの逃亡先で発生する事件を、周りの人たちと協力しながらオコナーが解決していくというもの。最終的には前作からの事件も決着するのだが、新しい事件が話のメインとなる。
本作の冒頭から、オコナーは銃撃により足に怪我を負っており、いつものシリーズと違ってオコナーは事件解決の主体では無いのも本作の面白みだ。なにせ、最初から、子供の目線で話が始まるというのも、オコナーシリーズとしては新鮮さを感じた部分だった。オコナーシリーズはどちらかというとオコナーが動きすぎる、どんどん事件に向かって突進していく感じがあったのが、本作ではオコナーの怪我や姿をかくしている必要もあってそれが抑えられていて、とても面白い。だからといって、緊迫感が無いかというとそうではなく、いつもながらのハラハラドキドキ感で読ませてくれる。クルーガーは相変わらずうまい。
前作の事件の決着の仕方は少し拍子抜けするものではあったものの、他作品と同様に楽しめる作品であることは間違いない。この後も本シリーズは注目だ。
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アメリカ北部の森林地帯を舞台にしたハードボイルド。1人の少女を守って主人公たち大人が奮闘します。
ミステリ部分の面白さも文句無いが、ティーンエージャー同士の絆がいいし、彼らが事件を通して成長していく姿もいい。
ひとつの独立した話として良く出来ていますが、前作からの続きとしてみると「あれ」という感じです。
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ラストのねじ込み方は強引すぎ。
クーガーはなんとなくよめた(描写最高)。
けど、根っこの部分でクルーガー作品は自分に合う。