紙の本
プレゼントに考えている親御さんは要注意
2013/03/10 18:20
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アカチチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
懐かしいシリーズが今風にアレンジされて帰ってきました。とても嬉しいことなのですが、どうせ改訂版を作るのなら考えて欲しかったことが。
冒頭「サンタクロースを信じていたころ」というフレーズがあるのです。本シリーズの主人公は小学校2年生。対象読者も小学校中学年です。読者の中には、まだまだサンタを信じている子も多くいることでしょう(我が家もそうです)。子どもの夢を怖ささないように奔走している親御さんも多いことでしょう(我が家もそうです)。それを、ストーリーになんの関係もないところで、敢えてわざわざ書いてしまうことに、いったいどれほどの意味があるのでしょうか。
できうることなら、次の刷りからは、該当箇所を削除して欲しいものです。
紙の本
クレヨン王国シリーズの始まりです!
2023/03/01 19:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
福永令三さんのクレヨン王国が、新装丁で登場です!
私が小学生の頃、夢中になって読んでいました。
シルバー王妃が欠点だらけに書かれていますが、この先クレヨン王国シリーズを読んでいくと、ゴールデン国王も決して完璧な王様ではないよ、と突っ込みを入れたい。
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子供の頃、読んで好きだった本。親の年になってもう一度読んでみたくなり、クレヨン王国シリーズ読み直しました。イラストは前の方が好きだったので、その点残念でしたが、大人になっても心に響く本でした。また他の続編も読もう。
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16つの話に分かれていて、しゅじんこうのユカは、ふしぎなクレヨン王国にまよいこんでしまいました。ユカは、ぶじ帰られるのか?
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子どもの頃、今から20年ほど前にクリームソーダを美味しそうに飲む描写があった本を読んだことを思い出しました。
それがクレヨン王国シリーズであることは分かっていたのですが、どの作品内の話かは分からず何となくタイトルに覚えのあるこちらを購入してみました。
しかし実際には、同シリーズの「月のたまご7巻」に収録されていることと、私が読んだのは「クレヨン王国スペシャル夢のアルバム」という公式ファンブックに掲載されていた一節だった事が判明しました。
人の記憶とは曖昧なものですが、せっかくなのでこの「十二ヶ月」熟読したいと思います。
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子供の頃、とても人気があった本。せっかく思い出したから手に取ったら、絵がとてもかわいくなってた。
一月町、二月町…と12の町をめぐりながら、シルバー王妃の12の悪い部分と一つずつ向き合う。
王妃の欠点と鏡写しのような王国の町々は、ちょっと治安に不安を覚えるけど。
欠点ばかり目立つシルバー王妃は、王のために自ら旅立つ気概の持ち主だし、王国のために王に戻ってほしいと願っているところも素晴らしい人格だと思う。
終盤のガイコツとの戦いで、シルバー王女がユカの盾となり、整えた髪を引き抜きながら戦っているところはよかった。
本の読んでいる辺りのページの厚みが、一年の過ごした分、残りの分、と感じられるのが面白い
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この本がすごく面白かったことは覚えていたんだけど、今回久しぶりに4回目?くらいの再読で、また改めて面白さがよくわかった、すごい
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王妃の12の悪い癖を1年がかりで更生していくというストーリー。
たぶん、私が人生で初めて手にした小説。
「なんだか不思議な事でもおこりそうなかんじです。
サンタクロースを信じていた頃の、クリスマスの夜も、こんなふうな気持ちでした。」
幼少の私にはこのフレーズがやけに印象的だった。
季節描写がとにかくみずみずしく、ひと月ひと月、独特の世界観があり、独特ゆえに結構色んなシーンを覚えていた。
大人になった今読むと、王様もたいがいじゃないかと思ってしまう。9月の刑務所と12月のお墓島では捕まるし、そもそも国をおっぽりだして一人逃避行って責任感ないのか!とかね。
そういえば、1月にホットケーキを焼く件、「メリケン粉」だったがさすがに改定されて「小麦粉」になっていた。←当時、すでにメリケン粉なんて呼称してなかったけど…。そんな些細な事を思い出したりで
とても懐かしく、楽しい読書時間だった。
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クレヨン王国の十二か月。
一年生ぐらいの時読んだのを思い出し、登録。読み返したら字が大きい!
ありの親分、王妃の出した薬で亡くなる。王妃、整理整頓心掛ける。
心掛けるのはいいことですが、亡くなる系が出てくるとは……と当時思いました。