紙の本
絶望の終点までノンストップ
2022/05/02 11:59
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
芸人もサイコパスも、ぶっ飛んでいるという点では違いはないのかもしれません。次々と他の誰かの人生に乗り換えていくような、ヒロインの潜在意識の深さにも圧倒されました。
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【10年前、遠足で女子高生30名と教員を乗せたバスが、忽然と姿を消した。「某国による拉致」、「UFOの仕業」など様々な噂も流れたが、結局手がかりも見つからないまま「平成最大のミステリー」として現在に至っている。この怪事件によって姪を失った刑事・奈良橋は、独自に調査を続けていた。そんな彼は、管轄内で起きた「作家宅放火殺人事件」を担当することになり…。『このミステリーがすごい!』大賞作家の黒いユーモア・ミステリー。 】
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ジェノサイド…
殺戮しすぎ(-.-;)
ジャケ買いだったんだけど。ヒヤッとさせられる結果に。
恐いねぇ。
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ようやく思い出した!これでもかという具合にどんどん人が殺されていくのだが、何だかとっても軽いタッチで新しい。
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史上最悪の女殺人鬼の暗躍を描くサスペンス。次から次へと人を殺し、その身分を乗っ取っていく殺人鬼。どんな手段もいとわず、むしろゲーム感覚で残酷な犯罪を繰り返す彼女はまさしく「悪」なんだけど……。
彼女が目指すのは、お笑い芸人(笑)。というわけで暗澹とした物語なのだけれど、随所にユーモアが溢れています。もちろんとんでもなく黒いユーモアなんですけどね。笑っていいのか悪いのかが分かりません。
でもなんだか憎めないところもあるんだよね、この殺人鬼。とはいえ人生で彼女のような人間に出会わないことを祈るばかりです。
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一作目の犯人に、二作目の残虐性を加えたような犯人像。
それでいて、目指すものがお笑い芸人。
なんで、殺しが芸の肥やしになるのかがわからない。
この作者は、たたみかけるような殺人の作品が多く、好き嫌いが分かれやすい。
終盤にむりくり、収束させたような展開なのが、いまいち。
次回作があるなら、この展開でも納得できるが・・・
もう、ちょっと頑張ってほしい。
余談だが、今回も浜松でちょっと事件が起き、歯医者が登場。
この辺は作者の投影かも。
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「死亡フラグが立ちました」の作者七尾与史氏の作品。
タイトルに魅かれて読んでみました。
「死亡フラグが立ちました」もそうだったが、かなり設定に無理があります。
いや、そこが面白いんですけどね。
この作品はまぁ〜無理があると言うか小説の中でないと成立しない設定や、殺人の動機など面白過ぎます。
だから、かなり好き嫌いは分かれる作品だと思いますね。
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実に後味の悪い結末。この作者の作品は手が届きそうで届かない凶悪な犯人と言うテーマが特徴のようだが、今回も同じ題材で読者を悶々とさせる。殺人を犯して被害者になりすましながら生活を続ける謎の女性。普通にありそうなサイコミステリーだがお笑いと言うスパイスを効かせたところが七尾流か。視点が次々と代わる構成だが、視点が代わった途端に途中退場を予感させる人物が何人かいるのが面白い。出てきた瞬間に死亡フラグが立っているという言う登場の仕方はこの作者ならでは。でもあまり好きなジャンルではないな。
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中盤になる頃には犯人が完全に分かってしまいますが、面白かったです。
30人を殺した動機には驚きました…。
無理やりな終わり方、というか俺達の戦いはこれからだ的な終わり方でしたが、続編はなさそうです。
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なんか憎めない作家さんです。
読んでいて楽しいんだよね。
こういうオチでも損した気にならない。
有り得ないだろーと思っても、作者の世界で遊んでやるかって気分になってしまう小説でした。
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うひゃああぁ!
こういう迷惑極まりないひとは
半径100Km(W)以内にはいってほしくないデス。
ただ、残忍なお話の筈なのに
からっと読めてしまうあたりが不思議。
文体じたいが「フィクションですよぉぉ!」って感じだからかな?
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ミステリ作家の殺人事件を追う刑事たちは、数多くの女性失踪事件を経て、10年前の女子校修学旅行バスの消失事件に辿り着く。何十人もの人々をゲーム感覚で殺害した女性殺人鬼が目指したのは、お笑い芸人だったのでした。
なんてバカバカしい設定で、もちろんユーモラスなストーリー展開であるものの、いざ殺人に絡む部分はなかなか恐ろしい描写であります。スピード感も好し。
著者お得意のオチがあるようでないラストは微妙ですが、しかしまぁ面白かったよ。
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ある女を何人もの人間が追う。
そして、彼らは出会う。
生死はともかくとして。
彼らと同じように、私自身も彼女が気になって、一気に読んでしまった。
昔、こんな事件あったなーと思いつつ。
隠れていなければいけない人なのに、世に出ていく彼女。
残虐なのに、笑いを求める彼女。
アンマッチな彼女は、どんな最期を迎えるんだろう。
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装画:feebee
装幀:鈴木大輔(ソウルデザイン)
表紙は好きだけど内容はイマイチ。
人死にすぎな上に、尻切れトンボでした。
最初から続編ありきで書いてるのかな。
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他人になり変わりながら、自分に関わった人を殺していくガール。
人が簡単にしに過ぎて、読むのがきつい。