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傾聴
すべてを聴く(聴く姿勢)
話しを理解している事を伝える
距離を縮める
話せる動きを生み出す
ブーバー『対話がもたらす可能性=人間の間柄は未開発に終わるものを開発するのである』
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ストレングス理論について、私が今まで学んだ理解の仕方とは異なる視点を学ぶことができた。
弱みに着目するのではなく強みに着目しよう、ということを現場スタッフへ伝えていたが、単純に強みを見ればいいものではないのだとハッとした。
弱さを知っているからこそ出てくる弱さに対する態度、そこに着目をすること。それが大事なのだと気づかされた。
また、「専門職」という肩書きに押しつぶされそうになっていた私だが、その理由がはっきりした。
専門職だから完璧じゃないといけないと思い込んでいた自分。知らないこと、相手を理解できないことを隠そうとする気持ちが自分を苦しめていたことを知った。
相手を理解できないことは時として起こりうる、その時に相手に正直に「今、理解できていないこと」を伝える、まずはその一歩が関わりを発展させることになると学んだ。援助者にだって、人それぞれ個々の性格がある。その個々の性格を備えた援助者が、相手に対してどんな態度を取っているか。そこに援助者としての個別性が発揮されるのだと思った。自分らしい「援助者」としての姿をありのまま相手にさらけ出せるようになりたいものだと思った。
看護職、特に中堅〜ベテランにこそ読んで欲しい1冊です!
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これまでの支援の姿勢や考え方を改めて考え直すきっかけとなるような面白い本だった。「自分を使って」相手と向き合う、相手から信頼されることは相手を信頼することから始まる、自分を大事にする前に自分をまず提示して相手との共同作業で困難さに立ち向かう……といったようなことを本の内容からは受け取った。実際に支援をどうしていくかはその時々による(場当たり的ではなく)が、一回一回に感じたもの受け取ったものを理解しようと思った。よい関係ではなく、お互いを大切にする関係も、どちらがどうというわけでもなく兼ね合いも必要だと思った。