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高校の英語授業で一番使われている「訳読式」から脱却するために、本書では3つの授業モデルの提案している。
実際に授業に取り入れる為にどのようなツール(配布プリントなど)を用意すればよいか、細かく書かれている。
それぞれ、訳読式よりから、完全に訳読から離れたモデルまであるが、実際に授業に取り入れる為には、教科書自体が変わらなければならないという問題も提議されている。
別資料として、「高校英語の授業マニュアル 高校英語教育法」やDVDも販売されている。
この本が生まれた経緯や理論が必要なければ、上記のマニュアルのみを購入しても良いと思う。
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高校の英語授業を、訳読だけで終始せず、どのようにして定着活動を盛り込んだものにするか、という観点から提案された3つのモデルを紹介するもの。決して訳読はダメだ、とか、オーラルイントロダクションをやろう、といった議論をする本ではない。文法訳読式を行っている先生が、いかに短時間で訳読という作業を終え、他の活動を行うための時間を作るか、というモデルが紹介されており、訳読による内容理解だけではなく、英語を使えるようにするために英語を定着させるための活動の重要性が述べられている。
3つのモデルはそれぞれ、「教師の後押しがないと英語学習が進まない生徒」、「教科書の半分程度の英文は自力で和訳できる生徒」、「大学入試が必ずしも英語学習のモチベーションになっていない生徒」といったように、どのような生徒を対象にしたものか、という点で異なった内容となっている。モデル3に関しては、他の2つとは違い、予習を前提としない、訳読を全く行わないという点でも異なっている。
どんな先生でもこの「モデル」を参考に授業が進められる、という発想がユニークではあると思うが、本書にも書かれている通り、実際に行うためには色々な味付けをしないといけないので、その味付け部分を削ぎ落した分、物足りないという印象はある。「パラチャート」というアイデアは面白いが、無理にチャート形式にしなくても、普通の和訳の穴埋めにしても同じなのでは、という感じもする。「2択式単語予習シート」も、なぜ2択式になっているのかその必然性が正直よく分からない。
ただ、とにかく全体に共通するコンセプト、つまり「訳読オンリーから抜け出す」という概念はとても重要で、その意識を持つか持たないかということが、まずは重要だと思う。そのためのアイデア集、ヒントとして本書があるわけで、使える部分は積極的に使っていきたいと思う。定期テストのやり方まで書かれていて参考になる。(12/04/14)
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紹介してある「型」をそっくりそのまま実践するのは難しくても、一部分を授業に取り入れることはできそう。
各章ごとに「型」が紹介してあるので、時間のない方は興味のある章だけ読めばいいと思う。本の構成がすっきりしていて読みやすかった。
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訳読にもオールイングリッシュにもどちらにも偏ることなく、無理なくコミュニケーション・アウトプット重視に移行できるよう複数の方法を紹介
参考になりました
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やばい。超つまらなかった…久しぶりに新しい本を買ったのに…2,200円もしたのに…
こういう小手先だけの紹介ってダルいなー。趣意説明はあっても僅か。そしてかなり主観的で眉唾。と酷評してるこのレビューもつまらなかったイライラにより超主観的です。
訳読からの脱却を目指して、誰でも実践できる授業を考案。アイデアはすごく興味深かったのに、話してる三人のこだわりやくせが強すぎて辟易するわー。
ちなみに、この本読んでも具体的に授業が作れるようにはならない。
作れるのは外見だけ。味が伴わない、サンプルのような料理しかできませんよー。