サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

スタバではグランデを買え! 価格と生活の経済学 みんなのレビュー

文庫

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー50件

みんなの評価3.7

評価内訳

50 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

経済学を知らない人にオススメです

2017/01/01 23:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る

大学の学部で習うような経済学について、身近な事例を利用して簡単に説明している本です。大学で経済学を学んだことのある人であれば、懐かしさを覚えるでしょう。またこんなに簡単なことであったのかと思われるかもしれません。逆に大学などで経済学をかじったことのない人にとっては、経済学に興味を持つきっかけになるかもしれません。
図が多用されていてわかりやすいでしょう。ただし、数字はあくまでも説明の便宜のために用意されたものであり、実際のデータに基づいているわけではありません。経済学が机上の空論といわれることもありますが、その理由がわかるのではないでしょうか(もちろん机上の空論と思われないために身近な事例を経済学を用いて説明しようとしているのですが)。

この本で一貫して主張されていることは、取引コストの重要性です。これは“いろいろなモノやサービスを取引するときに、取引されるモノやサービスの価値に対する支払い以外に生じるコスト”のことで、たとえば本書の事例を参考にすると、スーパーで85円で買えるお茶を観光地で150円で買うことについて、その観光地までお茶を運ぶことに対するコストなどを考慮するとその差額は妥当だといえることがこの取引コストという概念によって説明されるわけです。

携帯電話の料金についてはこの本の書かれた2007年頃から問題になっていたのですね(2017年現在においては状況が変わっていますが、相変わらず日本の携帯電話料金体系は問題があるものといえますね)。日本の携帯電話メーカーがダメになるわけですね。

焼肉とステーキについて、両方とも高品質な肉をおいしく食べたいとの欲求があるときに食するものであるが、前者は自前で焼くため料理人のコストがかからないが、うまく焼く自信のある人が得をし、そうでない人が損をするもの。一方の後者が料理人による上手な調理があるため、肉を焼く技術は消費者に求められず、必ず均一化されたおいしい肉を食することができるが、料理人のコストがかかるため高くなる傾向にあると考察されています。面白い視点であり、そのようなことを考えたことはありませんでした。実際同等程度の肉について焼肉とステーキってどっちが高くなるんですかね。イメージとしては確かにステーキの方が高そうですけど、肉質の問題なのではとの気もするんですよね。

子供の医療費無料化について、医者にかかるということは治療費としての金銭的な部分が減ったとしても、本来医者にかかるようなものでないものまで病院にいくことになるから、長時間待つことになる(時間という取引コストが増える)ため、子供を持つ親にとっても本当に良い政策であるとはいえない、むしろ不公平な悪い制度であると筆者は主張します。この考え方はまさしく取引コストというものを的確に表していると思います。日本の財政が悪化している中で医療費を削減する必要があるという方面からのアプローチでなく、基本的に恩恵を受けていると思われる人々にとっても実は損をする政策なのだというこの発想は、コロンブスの卵のように思われました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

価格のカラクリを教えてくれる優しい経済学入門書

2019/02/17 10:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:文学少年A - この投稿者のレビュー一覧を見る

スーパーなら88円のお茶を買えるのに、店の前の自販機で150円で買う人はいるのはなぜか?特定の地域にコンビニや家電量販店が出店するのはなぜか?100円ショップはなぜ安く売れるのか?携帯電話の料金体系はなぜ複雑か?等、身近な価格の疑問を本書では例えで図やグラフなどで書いて優しく教えてくれる。
なお、著書の吉本佳生は経済学者だが専門は金融である。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/01/28 20:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/01/28 15:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/05 23:34

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/18 16:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/02/26 22:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/05/10 21:26

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/17 00:24

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/05 20:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/03/24 09:33

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/09/02 11:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/30 13:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/12 10:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/20 19:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

50 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。