投稿元:
レビューを見る
吉越さんの本は何冊か読ませてもらいましたが、今回の著書では、今まで提唱してきた事を、もうそろそろ実行しようよという著者の強い思いを感じます。
何故残業が悪なのか。その悪の残業を無くす為にはどうしたらいいのか。それらのことは、この本にすべて書いてあります。
日本の経営者や、40代50代60代の人達には特に読んでほしい。ダメな上司が会社を日本をダメにしている現状を再認識し、すぐに実行する必要がある事を痛感してほしい。それが、この本を読めば少しは分かるのではないだろうか。
そして、30代20代の人達は、ダメな上司と会社の愚痴や文句を言わずに行動してほしい。後ろ指さされて煙たがれるかもしれません。でも、後ろ指さされて煙たがれた時がチャンスです。後はそのまま実行して、結果で納得させればいいのです。圧倒的な物を行動や形で示してやれば、誰も何も言えないでしょう。きっと周りもあなたに同調して行動を変えると思います。
この本は、今の日本に必要な事が書いてあります。働くすべての人に読んでほしい1冊です。
投稿元:
レビューを見る
会社の課題図書でした。いいことがいくつか書いてありました。やっぱり仕事は人生の一部でしかない、そう割り切って楽しめる仕事をしようと改めて思いました。今年の目標は毎週金曜は残業ゼロ!
投稿元:
レビューを見る
非常に分かりやすい文章なので,すぐに読破出来ます.
日本経済が右肩上がりの時代ならまだしも,先行き不透明な時代に,労働生産性の向上に力を入れず,ただ根性論だけでサービス残業をし続けるのは問題があると思います.社会人も,学生も,子供も,とにかく早寝早起きになって,朝日を浴びよう!
それと,子供の教育には父親の参画が非常に大事ではないかと痛感する時があります.とはいえ,仕事の質,量ともに低下させる訳にはいきません.仕事と家庭の両立を図る上で,本書に書いてある内容は,とても参考になると思います.
投稿元:
レビューを見る
トリンプの元社長で、在任中に会社全体で残業ゼロを達成しながらも19年連続で増収増益を果たした著者が、いかにして残業せずに仕事の効率を上げるか、なぜ残業は「悪」なのかを余すところなく語っている。
方法論としては、実行するのになかなか勇気のいる内容が多かったが、実際に残業を根絶しようとすれば大きな覚悟が伴うというのは事実だろう。
働くすべての人に一度は読んでもらいたい、かつ自分自身も読み返したいと思える一冊。
投稿元:
レビューを見る
内容は面白かった。
実践してみたいけど、平社員のレベルではどうも…。
個人レベルでできることはやってみる。
がんばるタイムは個人的に実践してみます!
投稿元:
レビューを見る
「残業は百害あって一理」なしを最初から最後まで貫いている入魂の一冊
理想ではなく経営者としてトリンプを19年連続の増収増益を達成した経験からの言葉なので非常に重みがあります
周りの社員の手前、残業しないで定時で帰るのは気が引ける人が大半でしょうが自分が組織を束ねる立場になったなら是非とも実践してみたくなるのではないでしょうか
家庭内で「定年を迎えたら、旦那には死んでほしい」なんて本気にも冗談にも言われないための術が残業しないでプライベートを大切にすること
若いときから一緒に過ごす時間をもつことなのでしょう
残業しないことが少子化対策の簡単な解決策になるのは読めば納得で残業が当たり前の日本社会は子育ての障害となっていたのですね
投稿元:
レビューを見る
19年連続増益を続けるトリンプの元社長が書いた本、あらゆるビジネス雑誌にも紹介されている残業について、である。
経営者のトップ層に読んでほしいとそもそも書いたという。タイトルも「君はまだ残業をさせているのか」としたかったそうだ。
仕事が出来るほど、早く帰る。本気で仕事をしているのかと問いかける。
日本人は、農耕民族で時間をかければかけるほど、成果が上がるという国民性があり、欧州は狩猟民族で獲物を見つけたという成果のみが問われる国民性の違いを紹介。
日本人も狩猟型の成果を求める方式に変えなければと示唆。
課のリーダーが部下の残業をマネジメントし、小さいところから全体へ広げていく。
活気がないのはいいオフィス、という言葉が印象に残る。これは、私語をすれば効率が落ちる。
土日や朝の時間に仕事がはかどるのと同じ理屈である。
残業をさせたら、反省会を開いて全員の意識を徹底させていく仕組みつくりと、12時半から14時半まではがんばるタイムと称し、一切の私語は不可。この時間は総務課の人が見回りをして、緊張感を高めている。
結局最後は、徹底力の違いにあると感じた。
投稿元:
レビューを見る
いまの働き方を変えたいすべての人へ
「残業ゼロ」でも結果を出す秘訣を伝授。
ワークライフバランスの重要性が叫ばれて久しいが、あいかわえらず日本の会社は残業天国。このままでは社員はますます疲弊し、企業も衰退していくばかり。全ビジネスマン必読。「残業ゼロ」の仕事力を再編集。
デットラインを決めて仕事をすることにより、通常の勤務時間の能率を上げるという内容である。著者は日本人に根強い、残業を良いこととする価値観を否定し、残業は悪だという。
刺激的な内容であるが、仕事の仕方を見直すきっかけとなる。
残念なのは「いまどき定時で帰れるのは公務員だけ」という偏った見方である。比喩として使っているのかもしれないが、定時で帰れる人もいれば、残業を余儀なくされている人もいることは、どの仕事でも同じであろう。
投稿元:
レビューを見る
タイトルにドキッときて購入。
(思わず新書版と2冊も買ってしまうw)
実行に移すには障壁はあるのかもしれないけれど、
こうした考え方を根底に持つべきだろうな~という、
そんなエッセンスの詰まった一冊。
読んで素晴らしかったけど、
実効性について、ちょいと?だったので-1☆
残業に困ってる方はもちろん、
人の上に立つ人に読んでほしい一冊。
投稿元:
レビューを見る
残業をなくすのはリーダーの本気次第。いつも仕事のデッドラインを設定し、集中せざるを得ない状況に置く。
投稿元:
レビューを見る
元トリンプ社長の吉越浩一郎氏は、在職時に、社員の残業ゼロを実現した。
吉越氏の唱える「残業ゼロ」は、単に「残業をなくして、プライベートを充実させましょう!」という生易しいものではない。
「仕事は時間内に終わらせろ。そして、結果を出せ。以上、おわり」
吉越氏の主張を一言でまとめると、このようになるのではないか。
残業した者には、反省文を書かせたり、所属部署に罰金を払わせたりする。
当然、会社の業績を落とすわけにはいかない。
吉越氏の「残業ゼロ」は、かなり厳しく、ストイックなものだ。
しかし、考えてみれば、これは当然のことである。
大抵の会社員は、一日8時間労働の契約を結んでいる。
残業はあくまで、労働時間内にできなかった業務を片付けるものだったり、
イレギュラーな事態に対応するためのもの。恒常的に行うものではない。
また、労働基準法でも労働時間はきっちりと定められている。
また、「日本人は時間をきっちり守る」とよく言われるが、
定時で帰らない会社員の多さを見るに、これは間違いだと分かる。
実のところ、かなり時間にはルーズなのだ。
契約を守る。
法律を守る。
時間を守る。
吉越氏は、当たり前のことを当たり前にやろうと言っているだけなのだ。
かと言って、全ての企業で今すぐ残業をなくすのは、至難の業である。
吉越氏にしても、1991年に週1回の「ノー残業デー」を導入してから
2003年に毎日をノー残業デーにするまで、10年以上の歳月を要したのである。
では、吉越氏はどうやって残業ゼロを実現したのか・・・
それが本書の主題である。
私の勤務している会社では、幸いにも残業を指示されることはほとんどないが、
仕事はいくらでもあるので、ついつい今日のうちにもっとやっておこうと思って進んで残業しまう。
吉越氏は、残業ゼロを実施するにあたって「最大の敵は、『残業は正しいことである』という、社員一人ひとりに刷り込まれた固定観念」(p.121)であったと述べている。
私自身がこの固定観念に囚われないよう、意識改革をしていかないといけないと思った。
投稿元:
レビューを見る
吉越さんの本はこれまでも何冊か読んでいますが、毎回、分かりやすい文体に感嘆します。そして、仕事の生産性を高めていくことの重要性を改めて認識しました。
投稿元:
レビューを見る
残業続きなので、つい手に取ってしまった。
問題は放っておくとどんどん大きくなるから、問題に気づいたらすぐに問題を分解、構造化して、デッドラインを決めてすぐにやれ!
これが、この本のキーメッセージだ。
ところが、優先順位づけはいらないという。優先順位づけをするのは、優先順位をつけるだけの余裕があるからだという。
では、試しに一日だけ、この本に書いてある通りにやってみた。結果的には、業務時間内は目の前の問題解決だけで終わってしまう。当初予定していた仕事をするために残業することになる。
問題を小分けしたら、担当者に割り振れというが、自分が担当者で、せいぜい事務のアルバイトぐらいしかいないというときは、いったいどうするのだろうか。
「仕事はゲーム」と割り切れ・・・つまりシンプルにゲームに勝つことと割り切れば、自ずと会社にとって正しいことを選べるようになるという。
「終わり」の時間でタイムスケジュール・・・残業だけでなく飲み会も常に終わりの時間を切る。だから、飲み会の二次会には行かない。
仕事に関するイベントは全てゲームと割り切る感覚は、確かに必要かもしれない。
リーダーシップよりもフォロワーシップ・・・リーダーシップの資質はリーダーから暗黙知を盗めることも、その一つ。リーダーをフォローする感覚はその鍛錬に役立つという。
投稿元:
レビューを見る
残業代より大事なもの、自分の時間。この価値・生産性をどれだけ上げれるかが幸せな人生の為に必要だと思いました。仕事は人生の一部分であって、全てではない。仕事が全ての人生は定年後に人生が終わってしまうということ。自分の楽しみをもっと増やしていく
投稿元:
レビューを見る
2019年、働き方改革真っ只中。
自社もそのフレーズが合言葉かのように、次々と施策が行われている。葛藤しながら、過ごす日々に光明がさすのかとおもいながら、手にした1冊。
デッドライン管理や小さく分ける
残業はだめだとする強烈な意識付け
TTP(徹底的にパクる)
人事を尽くして天命を待つ
仕事のスピードは努力すれば必ずあがる
残業していた時間を他のライフワークにあてる考え方
トリンプで実際にやった例をあげながら、
いかに残業ゼロを達成するか、
これでもかというくらい、意識付けがされているので、そういう意味ではいいかもしれない。