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芥川龍之介作品は好きなんですが…コレはあまりよくわからなかった。
ただし朗読の材料としては修業に最適。
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滝沢馬琴のハナシだったかな?
おふろに入って
背中のアカがなんだとか・・・。
ちょっとモッサリした話が多くて、少し退屈だったかな。
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「あばばばば」TVのクイズ問題で、「ある阿呆の一生」を抜かして芥川の代表作となっていたので読みたくなった。
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演習のため読みました。といってもほとんど以前読んだ岩波のものと内容被っておりますが。個人的に「あばばばば」ってどんな内容やねんと思ってたのでよかったですが、なんといっても「雛」泣きました。そんな泣くほどの内容じゃないかもしれないけど、バスの中で読んでてウルっときた。「年末の一日」も特にとりだたされるようなもんじゃないけど漱石のお墓参りについてだったので、ちょっと嬉しいような。
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もっさりとした印象を受けた。悪い意味では無く、母や父などの家族や日常生活を描いたものが多く、彼の洒落っ気のある物語的な短編とは違って、当り前の様に私たちの目の前に迫ってくるから、だろうと思う。
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ちょっと難しいです。でも龍之介ファンなら読んでおきたいと思うもの。
中村真一郎氏の解説も簡潔でかつ内容濃くて良かったです。
堀辰雄が、龍之介の作品のなかに彼の人格分裂の原因を発見したとか言われるほど、神経質であるという側面をこの本を読んで、初めて理解しました。そういう作品がありました。
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近代文学演習の課題本。「舞踏会」の最後の場面にある老婦人の呟きが一番印象に残った。芥川の作品は論じるには難しそうなものばかり。
それにしても、「枯野抄」は以前にも読んだことあるのに気づいたけど、いつの機会だったかなぁ・・・。
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芥川の「江戸物」「開化物」更には自然主義的な作品集。
「或日の大石内蔵之助」
自己の実存を投じた自らにとって直接的な行為が、不特定多数の他者による手垢に塗れた解釈を蒙った上で媒介的に語られてしまうことに対する、違和感。
「戯作三昧」
"この時彼の王者のような眼に映っていたものは、利害でもなければ、愛憎でもない。まして毀誉に煩わされる心などは、とうに眼底を払って消えてしまった。あるのは、唯不可思議な悦びである。或は恍惚たる悲壮の感激である。この感激を知らないものに、どうして戯作三昧の心境が味到されよう。どうして戯作者の厳かな魂が理解されよう。ここにこそ「人生」は、あらゆるその残滓を洗って、まるで新しい鉱石のように、美しく作者の前に、輝いているではないか。・・・・・・"
「枯野抄」
芭蕉の死に際会した門弟の内面に去来する心情の陰翳を描く、師匠の死をそれ自体として感得できない門弟たちの屈折。
「舞踏会」「あばばばば」
人生の一瞬の光景を手で掬い取ってきたような掌編が好き。
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江戸末期の市井の風俗の中で、芸術至上主義の境地を生きた馬琴に、自己の思想や問題を託した『戯作三昧』、仇討を果たした赤穂浪士の心理に新しい照明をあてて話題を呼んだ『或日の大石内蔵助』などの“江戸期もの”。闇空に突然きらめいて、たちまち消えてゆく花火のような人生を描いた『舞踏会』などの“明治開化期もの”。ほかに本格的な写実小説『秋』など、現代に材料をとった佳作を網羅した。
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或る日の大石内蔵助、戯作三昧、開化の殺人、枯野抄、開化の良人、舞踏会、秋、庭、お富の貞操、雛、あばばばば、一塊の土、年末の一日を収録。
個人的には「庭」が好み。
如何にも高校の国語で扱われそうな雰囲気を感じたが、今回は国語の授業のような精密な分析無しにサラッと読み通してみた。
こういう作品は、解釈の仕方が色々ありそうで楽しい半面、解釈するのを面倒に感じることがある。
時間があるときにゆっくり味わって読みたい。
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(2000.08.22読了)(1998.09.04購入)
(あ-1-5)
収録作品
或る日の大石内蔵助、
戯作三昧、
開化の殺人、
枯野抄、
開化の良人、
舞踏会、
秋、
庭、
お富の貞操、
雛、
あばばばば、
一塊の土、
年末の一日
「江戸期もの」「明治開化期もの」、現代に材料を取った佳作が収録されています。
・「江戸期もの」
或る日の大石内蔵助、戯作三昧、枯野抄、
・「明治開化期もの」
開化の殺人、開化の良人、舞踏会、お富の貞操、雛、
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江戸期もの、明治開化期もの。
明治開化期ものは自分がイメージするままの、言葉にするのが難しくそれが正しいのかどうかもわからないが”文明開化”の雰囲気を味わうことができた。
がしかし、いかんせん思いついた時に一作毎にぶつ切りで読んだため、その時々の環境・感情に左右され、いまいち入り込めない作品も多かった。
まあ芥川はこれからじっくり何度でも読み返していけばいいだろう。いつ読んでもいい。そういう楽しみ方ができる作家。
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蜘蛛の糸や羅生門の方が読みやすかったように感じる。
この作品を理解できるようになるにはまだ早いのかなと思った。
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癇の強い登場人物がありながらも、悪い人に感じない、優しさのようなのを感じる。「お富の貞操」がよかった。12.12.13
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自分が今まで抱いていた芥川作品のイメージとはちょっと変わったものが収録されている短編集でした。
表題作の『戯作三昧』がじわじわ来ます。美術の課題の現実逃避で読んだらぐりぐり刺激されました、謎の意欲が。
『舞踏会』と『秋』がすごく好きです。
『お富の貞操』とか結構な内容なのに、芥川先生の文章って登場人物より一歩引いててすっごい冷静だから内容がすっと入って来て、やっぱり芥川先生すごいな…。うまい。と思いました。
また忘れた頃に読み返したいです。