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紙の本
アンデレがツンデレ
2015/08/28 09:22
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
東京内戦で父親を失い、妹の愛架と共に二人で生きて来た冴上誠一は、高貴なる血族の娘であるために、戦争の原因を生みだした先端科学機構で実験体として扱われてきた羽鷺雪名と知り合い、数秘術という不思議な力がこの世にあることを知った。そして彼自身も、アンチリテラルと呼ばれる存在らしいことも。
だが、そんなことと関係なく、彼らは高校生として今を生きている。雛木加苗や教団の執行官アンデレでもある安藤照子らと一緒に、男女ペアで肝試しなんていう企画も出てくる。そうしてやって来た東京内戦の跡地で、彼らはアルヘトスであるカラスと猟奇殺人犯・椚木殺刺と遭遇する。
東京内戦の原因となった先端科学機構とは、本当は何をしていた場所だったのか。そしてそこに、冴上誠一の父や羽鷺雪名の両親はどう関わっていたのか。一部、読者は既に知っている事実を登場人物たちも知り、そしてそこに、アンチリテラルという存在が大きく関わっていることを知る。
そういう流れとは別に、人間の心を持たずに生きて来た羽鷺雪名も、様々な人との関わりで、普通の女の子の様な反応をするようになって来た。その無自覚な気持ちは、冴上誠一の周囲の人物にどんな影響を与えていくのか。そんな見どころもある。
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