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新刊ハードカバー。買うのは憚られたので、バイト中に読了。突如、学校全体が岩に包まれ閉じ込められてしまう、という厨二な話。けれども久々にこんな話を読んだけれど、やっぱり厨二な話が嫌いじゃないなって思った。王道な展開をしらみ潰しにこなしてゆく。一冊1時間もあれば読める内容。
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どこか名作コッミク「漂流教室」を彷彿させるが、比べられる程ではない。ホラーと銘打つほどのホラーでもないし・・・ 閉ざされた世界で、外的恐怖はほぼなく、人間模様というにも高校生ばかりで浅い。最後に明かされる原因が自然現象では、不自然な所がありすぎる。似たような作品は沢山あると思うが、特筆すべき点もなく、しばらくしたら忘れるだろう。
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不条理ミステリー作家さんと言われている二宮敦人さんの長編。するすると読み進めました。嫌な予感しかしないですが早く下巻を読みたい!
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ある日、高校のトイレで気絶していたユウタが目を覚ますと、平凡だったはずの日常が一変、校舎全体が硬い岩で覆われていた。
原因不明の状況下で、生きていた仲間は10人。
脱出する方法は見当たらない。
太陽の光はなく、携帯電話の電波も通じないこの場所で、クラスメイトたちの極限生活が始まった────
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面白い。ホラーサスペンスな感じ?ファンタジー入ってるのかはまだ完結まで読まないと謎なままですが。
ユウタ視点での閉鎖された空間での緊迫感とか仲良いクラスメイト同志の葛藤とか。好み。
でもそれ以上にしをりさん視点。転入したてでクラスメイトにそこまで思い入れのないしをりさんと、何を考えているのかわからないサクとの一方通行な会話が面白い。しをりさん素敵過ぎる。
それにしても、ほぼあだ名か名前で呼び合うってほんと仲いいんだなこのクラス。読者的には分かりやすくて助かりますw
下巻楽しみだけど「めでたし」的に終わってくれるのかは心配です。