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「東京暮らし」は「大衆文芸」に、「江戸暮らし」は「KEZAN」に連載したエッセイ、「行きつ戻りつ」は読売新聞の「時代の証言者」コーナーに連載されたもの
私は『御宿かわせみ』から時代小説にのめり込んだので、平岩弓枝=時代小説の大家という印象があったが、女性の生き方の小説ほうが主だで、テレビドラマや演劇の脚本もたくさん書いていたことを知らなかった。
代々木八幡の宮司の娘として育ったことから書いていることも多いようだ。
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江戸ということで、よんではみた。
平岩さんについては、あまり読んだ事もなく、これから読んでみようかなとう気になった。
後半の創作活動のインタビュー形式の半生記が裏話をちょこっと覗いた感覚で楽しい。人との出会いが大事ですね。
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そうだった、そうだった。
今では『御宿かわせみ』はじめ時代小説の作家という印象が強いが、昭和の一時期は舞台やテレビドラマの脚本を多くてがけた人気脚本家だったということを思い出した。
ドラマはシリーズ化されたものも多かったし、色々な人気女優さんたちが主演していた。
当時家庭をもちながらバリバリと仕事をこなし、海外旅行にもたびたび出かけているような女性はそう多くはなかったのではないか。
そんな人が代々木八幡の宮司の一人娘さんだったことを知った時には、ちょっと驚いたものだ。
印象に残ったのは直木賞選考委員だったときのこと。
『・・・ 直木賞を受け、一人前に扱われることは実は怖いことです。それまでは厳しい指摘をしてくれた編集者が、遠慮して何も言わなくなり、自分で自分を鍛えなければならなくなる。本当に力がつく一歩前で受賞すると、次々と出てくる新人の陰で忘れられてしまう。
もの書きには受賞にふさわしい時期があり、階段の最後の一段で踏み外さないよう、どう作品で見極めるかを考えて選んできました。』
時に「この作品で受賞?」と思うこともあったりするのはこういう理由がある場合もあったのか、と思うとちょっと納得。
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平岩弓枝の本は、だいぶ昔に母が持っていた小説を借りて読んだ記憶がありました。
たしか内容は女性が強く生きる的な...だいぶうろ覚え。
クルーズ旅行がお好きだそうで、パナマ運河のことが書いてあったので興味が湧き、YouTubeで貨物船などが運河を通過する映像などを観てみました。