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テストの本はほかにあったかもしれないけど、お薦めできる本です。
テスト技法についてなぜこのようなテストをするのか?効率的なテストケースの作成方法などが記述されていました。
また、例題を載せているため、しっかりと頭に入ってくる内容になっています。
この本に書いてあることをしっかり実践できればよいテストができると思います。
自分的にテストドキュメントの書き方についての章が参考になりました。
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ソフトウェアテストのテスト工程における、基礎知識、方法論、技法といったものを学ぶことができる。
そして技法に対しては練習問題もついているので、即座に復習することもできる。
各種の技法には何故そのような方法が使用されるか、どう効果するのかといった説明もされているので。
「何かやらないといけないのだけど、どうすればいいのかわからない」状態を改善できるのではないかと思う。
わかりやすい書き方をされており、まさに教科書といった雰囲気。
プログラムは知っているに越したことはないが、プログラムそのものはほとんど出てこない。
コードを書く人にも、書かない人にも入門書としておすすめ。
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序盤はちょっとトラディッショナルすぎて今時のソフト開発にそぐわない部分もあるように感じました。しかし、中盤からは、結構「経験則で」やってるぶぶんをきちんと説明してあって、今からやる人も、ある程度の経験者も知識を整理する意味で読んでもよい本だと感じました。
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テストでやるべきことや、気を付けるポイントを整理することを目的として購入した一冊。
なんとなく分かっていたことが多く、体系的に整理されている本を読むことは初めてだったので、良い意味で改めて自身が知っていることと知らなかったことを認識することができた。
具体的なテスト手法はインターネット等の検索で情報収集することができるが、テスト計画、テストケース作成の考え方等がまとまって説明されていて、全体像の理解だけでなく、プランニング作業時にも役に立ちそうと思った。
反面、若干内容が詳細だったり、概要だったりとレベル感がマチマチであったのも事実で、また読み直したいと思う。
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テストやテストドキュメントに関して体系的にポイントを解説しながら進むためわかりやすい。
テクニック的なことよりもテストの本質についての部分が多い。
前半にはテストフローの作成やテストケースの抽出といった練習問題あり。
ソフトウェアに関するテストについて学ぶために、読む本として最適。
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サブタイトルは「品質を決定づけるテスト工程の基本と実践」です。
テストを初めて学ぼうとする人に対して、目次・構成としてはとても良い本なのですが、大変惜しいことにいくつか問題点があります。
たとえば、69ページの同値クラスです。
GUIがあって、パスワードを設定する機能に対する問題です。
<仕様>
パスワードの文字数:4文字以上、15文字以下であること
このうち、4~15文字の同値クラスはパスワードとして設定可能な文字数であることから「有効同値クラス」と呼ばれます。また、3文字以下または16文字以上の同値クラスは、パスワードとして設定できない文字数なので「無効同値クラス」と呼ばれます。
--- snip ---
同値クラステストでは、各同値クラスから最低1つの代表値を選んでテストを行います。上記のパスワードの文字数のテストであれば次の2つの代表値をテストします。
・有効同値クラス(4~15文字)の中から代表値を1つ選出する
→9文字(設定完了メッセージが表示される)
・無効同値クラス(3文字以下または16文字以上)の中から代表値を1つ選出する
→2文字(エラーメッセージが表示される)
このケースで無効同値クラスを1つと認識するのは、初学者には非常にまずいと思います。
やはり、ここでは基本セオリーに則って、無効同値クラスは、0~3文字、16文字以上の2つあることを説明すべきです。
この後に、「内部構造と同値クラスの関係」という節があり、そこで3つに分ける話がでてくるのですが、上記については内部構造によらず3つのクラスにすべきです。
★★★
99ページの、デシジョンテーブルのところでも、ジェットコースターの乗車制限に対するデシジョンテーブルという例題に対して、 3列と4列の「-」のところは、Yでテストする必要があるのでYを埋めないとだめです。
★★★
等々、他にも細かい点で問題があります。
それから、例題があまりによく聞くものばかりだったり、参考文献が一冊も示されていなかったり、これは、ゆもつよだろうという表にテスト観点一覧表という名前がついていたり、、、。
なぜ、このテストをするかについて丁寧に書いてある点など、良いところも多い本なのですが、うーん。あまり、おすすめできないなー。
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ソフトウェアのテストについて、一通りのことがまとめて書かれています。後半のテストドキュメントに関する正しい書き方という章では例を通して、何でその記載が必要なのかを気づかせてくれました。実務では省略しがちな点、忘れがちな点が多かったので今後どうするか、参考になりそうです。
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テスト技法について網羅的、体系的にまとめられているのでテストを計画する上で参考になると思う。
特にデシジョンテーブルや状態遷移図(表)、組み合わせ表などのツールについて詳しく説明されており、使いどころがよくわかる。
事例が一般的なアプリケーションというよりは、プリンタやカメラ、エアロバイク等組み込み系が多かったところがやや難。理解の妨げにはならないが、Webアプリでどこまで適用できるのか?といった実践的なところの実感が伴わなかった。
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「基礎を見直す」というより、テストの方法論、技法とかってまともに習ったり勉強したことなかったような気が…(^_^;
ドキュメントの種類や書き方、モニタリングについても触れていていい内容だと思う。
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ソフトウェアテストの初学にとてもちょうどよい。
さらに深く学ぶには、
http://d.hatena.ne.jp/kyon_mm/20120116/1326724925
の本を読んでいくとよさそう。
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前半のテスト技法は今更かなぁっていう気もしたけど、後半のドキュメントとモニタリングは参考になりそう。
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ソフトウェアテストについて体系的に学べる本。
全体的に上手くまとまっていて、タイトル通り、まさに教科書。
すばらっ!
数か月後に再読したいと思わせてくれる一本。
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普段は、技術書にはほぼ手を出さないのですが、先輩に貸していただき、自分の仕事ともかなり関係しているので、読んでみました。
題名には例によって安直な気がするのですが、読んで見てなるほど、これは教科書だな、と思いました。
一般的な開発業務におけるテストの基礎知識はこの一冊に盛り込まれているように思います。
テストをどのように計画し、どのように実行し、どのようにレビューするか。この一冊を読めばだいたい理解でいると思います。
ただ、読み終わればもうOK!というわけではなく、仕事しながら何度も本を開いて確認する、それこそ、教科書のような使い方がふさわしい一冊ですね。
中には理解度を確かめる練習問題もありますので、ほんとに勉強会などで教科書のように使えますね。
ただ、知識を詰め込んだ本、というのは少し疲れますね…。笑
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テストの基本が網羅的に記載されている。
テスト工程について偉そうに語りたいなら最適の一冊。
本来行うべきテストに対し、自分の組織がどこまで対応してるか、または
対応していないにせよ、理由が明確かを測る際の尺度にもなる。
本書も一例に過ぎないといえばその通りだが、品質をコントロールするため、
通常"テスト"という場合にに必要な手続きを学ぶことは重要である。
少なくとも、直交表やAll-Pairs法を知らないSEは少し焦ったほうが良い。
SIer在籍でプロジェクト全体を俯瞰する立場の人は必読。
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名前通りのテストの教科書。
テストでは、何を、どのように行うべきかがバランスよく記述されている。
まぁ、テストって大変ですよね…って気分になる。