紙の本
とても分かりやすい
2022/02/22 20:53
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投稿者:路傍の石 - この投稿者のレビュー一覧を見る
怒りの手放し方を仏教の教えに基づいて解説している本書。一般人には馴染みの薄い仏教の教義が細かく咀嚼され段階を追って説明されているので非常に説得力があると同時に分かりやすい。ただちに徹底して実践出来なくとも心の持ち方としてこうあればいいというのが頭の中にあるだけでも心理的な負担は軽減出来ると感じた。
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静かに語りかけてくれる。お経を実際に活かせる形でわかりやすく読み解いてくれている。なぜというところがお経の読み解きと共にしっかり書かれているからすんなり入ってくる
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消化不良だが、なるほどと思えるところも多々あった。僧侶なのにちらほら俗っぽい職業坊主くささが個人的には好きになれない。
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とても客観的に人間の感情を書いたもの。その通りだよ、そんなんできてればしてるよ的な気持ちもありつつ、そう思う事で少しでも自分の負荷を減らせればなと思ったり。なかなか難しいけど、仕事について、ご褒美をあげるとか目標を常にもつというより、たんたんとこなしていくほうがいいという話なんかは頑張れそうだと思った。ホントに辛い時に読むには割と良い本かもしれない。
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欲と怒りと迷いは、様々なストレスとなって、その人が本来持っている能力を低下させる。「嫌な言葉」もしょせんは「ただの音」と聞き流し、感情・煩悩のコントロールを心がけるようにとの著。
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著者の過去作、「考えない練習」「苦しまない練習」はとても読みやすく共感もでき、好きなのですが、これはそこまでしっくりこなかった。あとちょっと人を選ぶかも…。
怒ったときに、「今、私怒ってる怒ってる…」と自らの感情を客観的に眺め、落ち着かせる練習なんかはすぐ取り組めると思います。
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もともとこういうハウツー本は読んで、実行してみても効果があまりないので、あまり買わないようにしていますが、タイトルに惹かれました。けどやぱり無理でした。内容もすぐ忘れるので…。
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怒り以外への説明も多く、怒りにフォーカスしてないなと思っていたら、最終章が実践的に書かれていて印象に残り★4。元々「怒れる人」だった著者の対処法は実用的で説得力がある。
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仏教をテーマにした、心のありかた、心の置き方に関する本。単行本として出版されたのが2009年で、自分が読んだのは文庫版の2012年1月に刊行されたもの。
なんか、ここ最近のノリでこの本のような切り口から仏教の教えについて解説した本をいくつか読んでるんですが、仏教ブームみたいなのが出版業界には来てるんでしょうか?あるいは、みんな病んでて仏教の説く心の持ちようみたいなものを学びたがってる?
この本は、特に「煩悩」というところに焦点を当てて、そこに惑わされないようにすることで怒ったり、悩んだり、迷ったりせずに生きていくための方法が紹介されてます。
この本を読んで、初めて仏教でいうところの「煩悩」には、欲望のほかに他者に対する怒りや何かに対する悩み、というものも含まれている、ということを知りました。
実践できるようになるには、時間もかけなきゃいけないし、かなりの訓練もしなきゃいけないと思います。その意味で、一回読んで終わりにするんじゃなく、何度も読み返さなきゃいけないのかな、と思える本でした。
とりあえず、しばらく本棚で寝かせてから、また手が伸びた時に読み返してみたいと思います。
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私のことを指摘されているようで 一言一言身に沁みました。完全には まだまだ無理ですが、確かに少しずつ私は変わっています。先日久しぶりに会った姉に「顔元が穏やかになったね?!」と言われたくらいです。だんだん記憶力が落ち、時に我がままで分からないことを言うようになった母の世話も 凄く優しくできるようになりました。いつも傍に置いて読み返しています。
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勉強になります!
小池さんの本を読むのは2冊目。
今度から歩行禅みたいなトレーニング、心を落ち着かせるトレーニングを実践してみようと思います。
宗教や宗派じゃない道としての仏道には共感します。
一回読んだキリじゃ多分効果ないから、時々読み返すようにしたい本です。
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子育て真っ只中で頭にカチンと来ることが多い最近、子育て以外にもだけど穏やかに過ごしたいなと思い手に取った。仕組みがわかってもそこまで行くには鍛錬が必要のようだ。
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ムカつき、妬み、悔やみ、悲しみ、虚しさ、それらに対抗する術を仏教的側面から説いた一冊。対抗するというよりはうまく流すという方が正しいかもしれない。何かとマッチョなその手の本とは違い、穏やかに自己をコントロールするのが仏教のいいところだと思う。
特に参考になったのは「集中すること」。歩いてること、触れている感触、ただそれだけに集中することで、最初に書いた煩悩から逃れるとのこと。やってみると、なるほど確かに。
他にも事象を受けてから煩悩に変わるまでの間に、自分の中で勝手にストーリーが作られているなど、気づかされることが何かとある本だ。もう少し穏やかな気持ちでいたいという方は手に取ってみてはいかがだろう。
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怒ることが如何に自分を疲弊させるものかと言うことがよく分かった。一般的に言う怒りだけを「怒り」と呼ぶのではないらしいので、理解しづらいところも多かったけど。
小さな怒りの芽の時点で、無理やりにでも摘みとる努力をするべきで、それの効用は思っている以上に大きいと思った。
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今を生きている全ての人に読んでほしい。
自分は生涯何度も読み直すことになるだろうと感じた1冊です。