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夫が居て、恋人が居て、パトロンを持つという贅沢をしった女性の心の成長を描く大人の恋愛小説。
読んでいてすごく楽しかった!
新しい世界にどんどん足を踏み入れ、結婚している女性として、家庭を守ること、仕事を持つこと、そして恋をすることで日に日に成長していくアキラ。その一方、包容力のあるパトロンと恋に落ちることで、好きだったヒロシや憧れていたジツがだんだん子供に見えてきて、今まで押さえ込んでいた本当の自分に気づく。
若いうちは、まだまだ発展途上で成長段階。
男性の本当の魅力って、年をとったときにどれだけ包容力があるかっていうことなのかな〜。
最後は、悲しい現実だったけど、なぜか清々しい気分だった。
解説に、「最強の恋愛指南であり、人生読本」とあるように、たくさんの女性に読んでほしい。そんでもって、映画化とかしてほしい!
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主婦としてのアキラ、ひとりの女性としてのアキラ、どちらの気持ちもよくわかった。鷹野さん、素敵です。こういう人の魅力がもっとわかるようになりたい。
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いつもながらの軽快な恋愛もの、関西弁の一癖あるいい男たちに囲まれて揺れ動く主人公。さてどうなる、という視点でしか読んでいなかったからラストの唐突さにびっくり。
でも、そうかこれは成長譚でもあったんだなと。
そう考えるとシビアだけれどいいラストだった。