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約3年ぶりの新刊。「わがまますぎる自分の寂しさ」いつも隣には孤独が寄り添う。人の温もりを求めてすがってしまうが、それにも疲れて、また、ひとりになりたくなる。「月と馴れあう」が秀逸。
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短編集で6作収録されています。
『終わらない夜に夢を見る』が好きです。
これはもうちょっと読みたかったって感じがありました。
そして、とても痛いです。
冒頭が
『自分の好きな人が自分のことを恋愛対象として見ていないというのはよくあることだ。』
という書き出しで、切なかったです。
たぶんもうちょっと長くて小説の中の滞留時間が長かったら泣いてたと思います。
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ちょっと恥ずかしさを隠しきれない題名ではあったけど、それに勝る好奇心から手にとってしいまいました。
答えがあるわけでも、形があるわけでもないので、それぞれのストーリーには悶々とした部分や葛藤が当然のようにある。でも、読み終えると不思議にもスッキリした感覚が残ります。
なんででしょうかね。
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恋愛短編集。
全体的に面白みに欠ける話のなか、唯一「Little People」という作品が良かった。
自分にしか見えない10cmの小さな人々。ある時は風呂場のタイルの上でカーリングをしていたり、またある時は会社のデスクの上大勢で組体操の練習をしていたり。自由気ままに生きているようでいて、その実懸命に物事に取り組んでいる彼らの姿はどこか滑稽で何ともシュール。
それにしても誰にも見えない物が見えてしまう主人公に対して、付き合っている彼女のなんと理解のある事か。
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「野ブタ」の作者の新刊。
どの作品ももう少し掘り下げてじっくり長編で書かれてもいい感じで、
自分は短編やっぱりあんまり向いてないと思う。
文章は軽快だけど、いやな感じではない。
どの登場人物たちも、この後どうするのかなーともっと読んでみたい気がする。
あとがきにあった
「愛し方が噛み合ってない」がまさしくしっくりくる短編集。
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小さい人とか宇宙人とか幽霊(?)まで出てくるので、恋愛短編集ではないような。
共通して出てくるのは、他人を愛せない、自己愛の強い人たち。
自分のことを言い当てられたようで、ドキリとした。
誰かと一緒にいたいのは、その人を愛しているからじゃなく、自分の寂しさを埋めるため。
そうかもしれない。
本当はみんなそうなのかもしれない。
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野ブタの作者だったので、こっぱずかしい題名だが買ってみた。いろいろな愛の形があり、なかなか上手く行かないもの。そして愛はいつも自分勝手なんて思ってしまいました。
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初めての白岩玄。
この人の作品けっこう好きかも。
久しぶりに男性の恋愛観を読んだなあと言う感じが
新鮮でよかった。
ただ、恋愛ってこういう風にあれこれ頭で考えると
難しくなっちゃうと思うけどね。。。
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もう会わないと伝えようかと悩んでいたら
相手から先に言われる、ってリアルだなと思った。
あとがきがよかった。
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終わりかけの恋、報われぬ恋、冷めた想い、疎外感、
そんな恋愛短編集。
「little People」は割りと好き。
【図書館・初読・7/22読了】
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2013.7.28読了。
いろいろな愛についての短編集。
ハッピーエンドじゃないものの方が世の中には多いのかもしれない。
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図書館にて。
「野ブタ。をプロデュース」は良かったのにその次の「空に唄う」がイマイチで、それ以来ずいぶん作品が出ていなかったので、もう作家を辞めてしまったのかと思っていたが、やっと新作を出してくれた!
新作は初の短編集。
どの作品もとても良かった。
丁寧に言葉を選ぶ作家さんだと思う。
「月と馴れ合う」の、言いたくないことを言ってしまう感じ、かみ合わない伝わらない気持ち、人とのやり取りに孤独を感じるやりきれなさが淡々と伝わってくる描写が好き。
「Little People」も日常にこんなものが現れたら素敵だなと思った。
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友人に差し上げたもの。
このたびもジャケ買い。
一人では、さびしい
二人では、くるしい
そんな帯に引き寄せられて。
男性の書く小説はなかなか好かんが、
友人の言う、"生っぽい"の意味に触れた気がした。内容は。
好きかどうかと聞かれればそうではない。やわい小説だが、読みやすかったかと聞かれれば、それもそうではなかったと思う。
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短編だから読みやすかったけど
やっぱり白岩さんの言葉は丁寧できれいですごく読んでいて心地いい。
little peaple すごく好きだなあ。
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与えられる愛と求める愛の違いについて、短編。
長年付き合う彼女との行き詰まった生活と、チャラ男のドタバタ痴話喧嘩騒動の行く末。
元カレへの気持ちを断ち切る決断。
小さい人が見える複雑な心境を暖かく見守る彼女の優しさ。
宇宙人との交流。
元恋人とのだらだらした関係と整理のつかない気持ちに苦悩しながら前へ進む決意をした男女の別れ。
見知らぬ女との真夜中のドライブ。
しょっぱから野ブタ。キャラに似た感じの人が出てきて吹いたw
リトルピーポーの終わり方は余韻が心地よいけれど、全体的にキレイに書き過ぎな印象で、かっこつけている感が拭えないような気がした。
中村航っぽい感じ。
まだまだもうちょい汚れていかないとならない印象)^o^(