投稿元:
レビューを見る
山彰良作品、初読みでした。医療ミステリーが好きなのだけれど、この昨品は、それとはちょっと違いました。
医師転職斡旋会社に勤める国本いずみが、事件に立て続けに遭遇し、医師の裏側を見、本音に触れる。アラサー女性の生き方を見せられました。
投稿元:
レビューを見る
元キャバクラのいずみのドクター転職サポートのお仕事。とんでもないドクターのあれこれが、あれこれにつながって、、テンポよくお話も展開し都合良すぎる大団円?かな。でも、いずみと親友の沢渡絢子の含蓄ある会話に★ひとつアップ!
投稿元:
レビューを見る
医師転職斡旋会社に勤める国本いずみ。いいことなんてなにもなかった。男に遊ばれ、飼い猫は病み、クライアントは落ちこぼればかりで、職場の上司もやる気がない。眠れずに朝を迎え、舌打ちしながら家を出る毎日。そんな彼女が妙な事件に立て続けに遭遇する。露出狂の出没、秘密裏に行われる臓器移植、医師の突然死…。「腎臓一個ぶん、きっちり働かないとね!」いずみは自身の再生もかけ、事件の真相を追いかけ回す。破滅型アラサー独身女が、医療界の最底辺を大暴走。『このミス』大賞&大藪賞作家が放つ医療ミステリーの新機軸(「BOOK」データベースより)
赤いスポーツカーに乗ってやってくる露出狂は誰だ・・・「ミスター・グッド・ドクターをさがして」
多くの傘下組織を持つ病院に隠された違法臓器移植・・・「ミスター・グッド・ドクターにご用心」
元不倫相手の転職相談・・・「ミスター・グッド・ドクターにおねがい」
麻薬とレイプ疑惑の周りに見え隠れする男の二つの名前・・・「ミスター・グッド・ドクターによろしく」
白猫ピンズと黒猫ソウズと暮らすアラサーOLのいずみ。
医師の転職をサポートする仕事絡みで巻きこまれる事件の数々。
真っ赤なフェラーリをゴミ箱みたいに汚してしまう、エロ不良医師の一色や、男気溢れ、色気も溢れる親友・沢渡、一見できない上司に見えて奥の見えない社長の重松なんかがいいキャラでした。
ペシミストに見えて実は情が深そうな主人公も好みでしたね。
独特の洒脱な言葉使いもうまくハマって、最後まで楽しく読ませてもらいました。
できたらシリーズ化してほしいなぁ。
投稿元:
レビューを見る
これは 読みかたによって、かなり評価が違う本と思われ。
帯に書かれている【医療ミステリ】は期待しないほうが吉。
あくまで主人公・国本&友人・沢渡の掛合いに注目して読むといいかも。
がんばって自分の足で立とうとしている女にとっては
名言・至言がてんこ盛りでてくるよ。
「姐さん、ことばにしてくれてありがとう。
うんうん 明日からも強く生きてこう。」
そう思えるような。
そうじゃない方々は、軽い読み物としてどうぞ。
私は
・・・図書館から借りた本だけど 買おっかな。w
投稿元:
レビューを見る
#読了。医師の転職を仲介する医師転職サポートセンターに勤める国本いずみが、クライアントの医師に係る事件を解決していく。医療ミステリーというよりは、ハードボイルド??いずみの友人の沢渡のキャラが面白い。
投稿元:
レビューを見る
ものすごくよく言えば、村上春樹の超劣化版。
人間の汚いところを、ただダラダラ並べて、意味はないけど意味深っぽく聞こえる単語を並べて話を作ってるだけ。
投稿元:
レビューを見る
細かいところで あれおかしいなとか、なんか違うとか、「飲んだんだ」って何、意味わかんない(薬で堕胎ってこと?)とかはあったけれども、終盤は大好きな任侠モノの痛快さがあり、エンターテイメントとして総じて楽しめました。
もちろん世の中こんな女ばっかじゃないわけですがね。
沢尻エリカあたりでドラマ化しそう。
投稿元:
レビューを見る
15/12/29
医療ものだと思って読んだらあれってなる。騙されたってなる。けどこれはこれでわたしは悪くないと思う。沢渡といずみの、「よう、兄弟」って言い合う女の友情もなかなか好き。
「女の悲しみはさ」沢渡はいずみを見やり、眉をクイッと吊り上げる。「なにかを永遠と結びつけようとするときに生まれるんだからね」(P151)
投稿元:
レビューを見る
女を武器にする主人公。
揉み手すり手の男たち。
浮世です。
そんな男たちを尻目に
女もくだらないと自嘲
する主人公が印象的。