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みんなのレビュー82件

みんなの評価4.1

評価内訳

6 件中 1 件~ 6 件を表示

紙の本

貧乏人の経済学 もういちど貧困問題を根っこから考える

2019/04/14 13:08

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:lakini - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんかやたら有名で人気な本だから。
一度は読んでみるか、と思って読んだ。何もよく知らずに(笑)。
はじめ、イースタリーとサックスの論調を比べる章から始まって、てっきり開発哲学的な話が展開されるのかと思ったら。違った(笑)。
援助懐疑論も、ビッグプッシュ論も、どちらもあり得るのだ、と。また、制度論(民主主義がどう、とか)云々も、大事だけれども、その中でもやっぱりうまくいくこといないことはあって、いい制度・政治の中でもワークしない政策はいくらでもある、と。
だからこそ、何がワークするかを細部まできちんと見つめて、よく検証のうえで、現実的な開発の仕組みを考えることが重要だ、と。
作者たちも、なんだ、この人たちだったか、と、本の途中で知って苦笑したが、そこで、RCTの話が出てくる。
でも、この本のよいところは、そういう実験論たけで終わらないところ。定量的な検証と定性的な検証は両面から攻めることが非常に重要とされるが、それをまさにやりこんで、その両者わ集めたら全体的にどんなことが言えるか?という一つのストーリーを、まさに定量的調査の旗振り役たちがやってのけたところに、意味があると思う。

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電子書籍

訳がヒドイ

2022/06/09 17:07

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:biee - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハッキリ言います。訳がひどいです。
本当に残念です。この本の著者であるお2人は経済学界でも有名な方で、いずれはノーベルと言われていました。実証的な研究で分かりやすいため、だからこそ本として沢山の方に読まれることはとてもいいことだと思います。しかしながら、直訳気味の訳が全てを壊しているように見えました。英語のニュアンスを再現するためにあえて直訳気味で訳したりするのはわかりますが、日本語でもそのニュアンスが出せるものだってあります。それをうまく組み合わせながら訳してほしいです。SがOと比較されました。などという日本語は、SとOを比較した。でも十分意味は通るし、ニュアンスをそこまで気にする必要のない文章だとも思います。まずPoor Economicsは日本語に訳す必要は無かったと思います。なぜ貧乏人と訳したのかも理由を聞きたいです。見出しにも''これらの''などの代名詞が使われていて、日本語ですごく違和感を感じます。

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紙の本

考える視点

2020/04/19 09:53

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

2019年、ノーベル経済学賞を受賞した3人のうちの2人の経済学者、開発経済学を専門とする著者達の本である。現場に入って地元目線で調査を行い、RCT等によってできるだけ科学的な検証を行い、行動経済学の知見も駆使しながら、個別具体的に詳細に検討していく。その上で発展途上国の人々が経済的になかなか浮揚していかない原因を探求し、その教訓と解決策を提案している。
 欧米諸国、いわゆる先進文明国の人間の目線では容易に理解できない教訓が5つ示されている。その一つとして、政治経済制度の問題があるといい、3つのIが普遍的に支障になっているという。3つとは、無知(ignorance)、イデオロギー(ideology)、惰性(inertia)である。3つの中でもイデオロギーは開発支援や援助に関する左右両翼からの主張であり、見解が大きく異なる。それらを批評するとともに、外部からの支援や援助を行っても功を奏しなかった理由について言及している。途上国の人々が決して何も考えてはいないのではなく、彼らなりの判断と決断で行動しているということである。詳細に分析することによって深い理解が進み、合点がいくことに繋がる。
 今日の所得と将来の所得の関係は、多くの人の考え方の基礎となっているような逆L字曲線ではなく、S字曲線で表されるとする。支援や援助が行われれば貧乏な状態から所得が必ずしも一様に上昇していくというわけでもなく、現地の人々を理解していない、不十分な援助や支援活動が却って、現在の所得をさらに減じてしまうことにもなる。この領域のことを貧困の罠ゾーンと定義し、ますます貧乏になってしまうというものだ。現在行われている支援や援助の大半が結果的にうまくいっていないことをよく説明してくれる。
 これからの支援方策は難しい課題だが、現地の人に寄り添う努力、様々な発想などが不可欠なのだろう。即効的なものではなく、根気のいる仕事だ。

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紙の本

専門性を抜きに読んでみても面白い

2017/06/06 23:44

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:サラーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

開発経済学に属する内容ですが、直感的に読んでも色々と考えさせられる本です。一概に貧しい地域といってもさまざま、発展を後押しするためにはなにが必要か考える内容です。

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紙の本

経済学嫌いの人も

2024/02/24 23:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルは挑発的だが(内容と比べると邦題としてこれでいいのかという疑問はある)、経済学の専門的な知識がなくとも読めるきちんとした経済学本である。経済学嫌いの人も読んでみる価値のある視点となっている。

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紙の本

貧困の実態がわかる一冊

2017/09/06 03:02

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひー - この投稿者のレビュー一覧を見る

これまで国連を中心とした開発政策、MDGs においてサブサハランアフリカでは、他の地域よりも後れを取っていた。その原因は何か。そして、貧困は人間の経済活動をどのように変えるのかがわかる一冊です。

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