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〈アブサン・クラブ 2〉後編も語り手三人。
紳士クラブの一室で語られる 記憶にのこる女性とのロマンス。
それぞれの奥方となった女性達は揃って大胆で欲望に素直。
三編とも興味深い設定で面白かった。
贈られた悦び:年上未亡人ヒロイン。四年間の片思いを実らせたヒーロー。兄上の余計なお世話が素敵。兄上奥様は1人修羅場だったけど。
あなたの胸で忘れさせて:記憶喪失ヒロイン。彼女を救出したヒーロー。巨額の遺産問題と殺人(?)によって窮地にあったヒロインの強い後ろ盾となったヒーローの前に現れたヒロインの親族が酷かった。
闇夜に乙女が訪れて:襲撃者で牧師の娘ヒロイン。襲撃されたヒーロー。嘘つき詐欺師の登場で思いがけない展開になってしまったがヒロイン姉にとって詐欺師との縁はないほうがよい。
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2冊組全6編2冊目
クリスチャン・フォスター:未亡人ローレン28才がクリスの誕生祝いとして、ベリンガム公爵アダム・フォスターに説得されて一夜を共にする。その過程でアダムの新婚生活にも波風が…。
コリン・マキシム:伯爵次男が溺れたキャサリンを助ける。キャサリンは相続財産を目当てで従兄にむりやり結婚させられそうで…。
ジョナス・マキシム:牧師の娘マリアンヌが行方不明の姉を探すため、姉の愛人と思っているジョナスの寝室でナイフを突き付け…。
マキシム兄弟の相手二人とも処女なのに、いきなり情熱に駆られてベッドへちょっと唐突だけど、まっ、いいか。
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これまで体験したなかでもっともはなやかなロマンスを打ち明け合う
ロンドン随一の高級紳士クラブで
気の合う仲間たちとの秘かな楽しみ
でも、それが全員既婚者で、愛妻家っていうのは
ちょっとでき過ぎ