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2012/3/11 Amazonより届く。
2020/3/19〜2020/4/5
6年ぶりの伊藤計劃作品。
様々なところに発表した、中短編が収録されている。絶筆となった屍者の帝国も中断箇所まであった。
どの作品も強烈な個性が溢れている。つくづく亡くなったのが惜しい作家さんだ。
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伊藤さんの作品は遠い戦争が少し身近になる気がする。
短編集で、作品につながるアイディアが散りばめられていた。
もっと読みたかった・・・。
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やっぱり長編のが面白いですね。
短編とか二次創作とかマンガとかいろいろ入ってますが、
表題作がやっぱり一番いい。虐殺器官に通じるものを感じます。
「From the Nothing,with love」もけっこうよかったです。
こっちはハーモニーの元ネタなのかなーって感じですね。
絶筆の話は円城塔が書き継ぐらしいですね。
円城塔って読んだことないんですがどうなんでしょう。
ちょっと記憶に留めておこうと思います。
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やっぱり伊藤計劃が好き。収録されているのは短編ばかりだけど、どれも確かに虐殺器官やハーモニーと世界観が繋がってる。
特に面白かったのは、表題作とFrom Nothing, With Love.
読んで良かった。円城塔氏が書き継いでいるという「屍者の帝国」も楽しみ。今年中には出版されそう、なのかな?まぁ文庫化するまでは買わないんですが笑
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半分がた読んだことのある話だったけど、文庫になったので改めて読む。
読みながら、『伊藤計劃記録』に入っていた 「人という物語」というエッセイを思い出していた。伊藤氏の書かれた文章がこうして遺って、私がそれを読み、何かを感じることでも物語が、“計劃(Project)”が続いていくのかなぁ、と感慨深く思う。
「Heavenscape」「フォックスの葬送」には、『虐殺器官』の片鱗が見え隠れしている。MGSをやったことがあれば、もっと奥深く味わえるのに、と思いつつ読んだ。
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ルワンダ紛争が思い浮かんだ。あとKony2012も。
円城塔による屍者の帝国の続きは何時でるのかな?
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「虐殺器官」「ハーモニー」はすごく面白かったけど、これはさすがに寄せ集め(というと失礼だが)なため、1冊の本としては散漫で読み終わっても満足感がない。
さらに言うと円城塔の解説(合作?)がウザい。これがなければまだ面白かった。
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From the Nothing, With Love. がイイネ。007シリーズが好きだから面白く感じたのかも知れないけれど。
屍者の帝国は実に楽しそうな、あぁそう来るんだと聞いちゃうような設定。
虐殺器官、ハーモニーときて次の解が提示されるかもという期待を持ってしまう。未完で絶筆というのが残念。
引き継いだ円城塔の屍者の帝国を買って読むべきかなぁ
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早くに亡くなってしまった事が本当に惜しい。
もっともっと新作を読みたかった。
ここまでのディテールを持って書ける人はなかなかいないし、
本当に希有な存在であったと思う。
本作にある短編は水準以上は保っていると思うが、
特に表題作と「From the Nothing, With Love.」は必読。
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「虐殺器官」「ハーモニー」(「メタルギアソリッド」)
コレしか読むことができないのが残念でならないが
短編集はゲームや007の世界を解釈再構成した物語として
それなりの楽しみを得ることはできる。
現在の科学技術の先の想像というSFではなく
人間のありかた・社会、世界の捉え方というSFとして
何を言ってもどうにもらないことだが「屍者の帝国」の続き
そしてそれ以降の作品を読み続けたかった。
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さすがゼロ年代最高のSF作家だ…!
伊藤計劃作品は相性が良いのかすぐ小説の世界感へ引き込まれる。
一番最後に「死者の帝国」の序章があったけれど、この続きを円城塔が書いているらしいので期待。
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ほぼ全て再読。故・伊藤計劃の短篇集。
<メタルギア>シリーズの小島監督や<007>への影響が色濃く出て、『虐殺機関』を経て『ハーモニー』を構成する基礎、骨子を見ることが出来る。そして絶筆の「屍者の帝国」には未完の大作の匂いが感じられて残念でならない。
故人の遺志を継いだ今後のProject Itoに期待。
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ガンズパトリオット、虐殺機関、ハーモニーを読んでいたので、完全に作家買い。
短編集だけに、評価に悩む作品。
断定して言えるのは、この作家を初めて読む人には、中途半端な印象になるだろう。
とは言え、上記の作品に繋がる作品、007ジェームズボンドというテーマの短編作品には、今は亡き作家のイマジネーション、才能を堪能できる。運命とはいえ惜しすぎる。
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短編集。ひとつひとつが印象深い。
イマジネーションが拡がる感じ。
ルワンダの紛争を思い出させる表題作と、「From the nothing, With Love」が特に面白かった。
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何度も思うのだけれど、中高のときに伊藤計劃を知っていたら、
SFにはまっていたかもしれない。
大してSFスキーでもない私の、好みの真ん中を突いてくるストーリー+α。
いろいろ設定があるんだけど(SFだから当たり前)、読み進めていってもあれ?って前に戻ることがほぼない。
ミステリとかが好きな人が、SFてどんなもんかね?とつまみ食いをするにはかなりおススメな作家さんです。