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テーマは重く深いが、小説からはそのようなものは感じることはできなかった。
登場人物がやたら多く、話に入り込めなかった。もう最初から最後まで誰が誰だか・・・
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本の装丁のせいか、全体的に軽い。
テーマが思いだけに何となくしらける。
いろいろな人の視点で書こうとしているが、
いちいちそこで話が切れちゃって世界に入りきれない。
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脚本としてはありなのだろうけど、小説として文章力が弱すぎ。
友達が描いた小説を読まされている感じ。
重いテーマだけに、拙い文章とのバランスが悪く、
入り込めなかった。
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足利事件を題材にされた小説。12年前に起こった幼児殺害事件の犯人として服役していた男は、冤罪だった――。
誤ったDNA鑑定だけを信じた警察側とジャーナリストによって被害者遺族や加害者家族が背負わされた傷を辛い思いで読みきった。誰にとっても消えない重い罪は冤罪。WOWOWドラマ化されていて俳優さんの演技力で、より悲しい思いをした。
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冤罪事件。
十二年前に少女殺害したとされた篠塚の無罪が証明された。
当時は一致したDNAの再鑑定で、不一致だったのだ。
犯人と誤報したジャーナリスト加山は再度、検証記事を書くことを決意。
篠塚を逮捕、自供させた浅田は真犯人を追うが、警察組織に妨害される。
篠塚の娘は「人殺しの娘」として過ごした時間をひきずっている。
そしてもちろん被害者家族も憎んでいた篠塚が無罪となり呆然とする。
冤罪が十二年前から沈殿していた時間を再び動かした。
弁護士蓉子は篠塚とともに、警察や政府に復讐をしようと告げ、十二億円の損害賠償請求を起こす。
作者が脚本家のためか、ドラマのようにさらさらと進み、展開が多く読みにくかったかな。
足利事件が題材のようですが、内容はよかったです。
前を向いて幸せになろう。
最後はそういうメッセージでした。大切な人のためにも。
「自分が許さないと、幸せになれない人がいるのだ。不幸の連鎖はもう終わりにしないといけない。私たちの未来のために」
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ドラマで観るならおもしろいかも。文章が頭で映像化されるには少々描写が貧弱かな。あとは誤字脱字が所々あったね。
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大枠は面白いのに文章がいまいち…視点がコロコロ変わるし、ぶつ切り感がある。著者略歴を見てその経歴ゆえなのか?とも思った。
冤罪の重さを扱っていて興味深いけど、ドラマの方がよさそう。
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読みやすい。題材が分かりやすい。安直な反面、流布しやすい難易度ではあるかなー。ただ、冤罪をテーマに被害者遺族の人権、加害者家族の辛苦を深めていくにはいささか軽い。誰も救われないはずの冤罪を前向きに描き終えようと挑戦したものの、何でもかんでも上手く収束に向かっていきすぎ。ただ、個人的にはこの物語はこれでいいと思う。あくまでエンタメの枠を出なければの話。受け取る方が勝手に解釈をする分には構わないと思うが、この小説の書き方で冤罪についての見聞云々と著者が考えているのなら、それは些か傲慢と断じ得ない作品のレベルです。
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この作者は脚本家なのですね。wowowでドラマ化されたのは知っていましたが見ていませんでした。ドラマで見たら本当に手に汗握る展開でラストも綺麗なんだろうと想像できますが、小説として文章でさらさらっと読んでしまうと、こんな風に冤罪は起こるのかとか誰も悪くないのにどうしてこうなった、というところが文章の読みやすさゆえなのか、あっさり通ってしまい印象が薄くなってしまった気がします。それでも推定有罪の怖さは十分感じました。11月にドラマがDVD BOXになるようなのでぜひ映像で見てみたいと思いました。
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登場人物が多く、巻頭の登場人物一覧を何度も確認しながら読む作品。分かりやすい文章と大きな文字で読み易いが、テーマの割にはテンポが軽く、後半の盛り上がり部分での温度差を感じながら何とか読み終える。