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本屋大賞をすっとばして、早く読みたい読みたい読みたい読みたい!
やっぱりね
私、分かるんです
この本は淋しい本。
淋しい人、是非読んでみて。
丸まった背中を優しく撫でてくれますよ。
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カバーに乗ったタイトル文字の輪郭が、赤いメタリック箔で細く縁取られていてきれい。装画も同処理。紙がちょっと質感のある紙にグロスPPがかけられているのもいい。
扉に、野球のボールがつらなったような模様のエンボスが特徴のGAえんぶを使用。
ブックデザインは名久井直子さん。
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とりとめもないけれど、愛にあふれて、心が温まる話。
ラスト、切なかったなぁ。姉と弟。親子とはまた違う絆がある。
不器用なお姉さんを応援したくなる。
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大きな事件が起きるわけではないけど、冴えないけど優しい姉弟がいとおしく感じる。ディテールの積み重ねがうまい。神が細部に宿っていた小説だった。(ツイートからの転載)
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気持ちがほっこりで充満した。
細かいところにまで気配りがされていて、最後まであっという間に読んでしまいました。
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にしやんの小説。さらっと読める。間宮兄弟の姉弟版か。淋しいとみるかほのぼのとみるかで評価がわかれそう。
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「普通の生活」って感じの、和やかな話。
小野寺家の姉弟の会話が面白くて、買った日にほとんど読んでしまいました。
小野寺家に間違って届いた手紙を届けることから話は始まります。
だんだんと登場人物が出てきて、「ここで言っていたのはこの人のことだったんだな」と思わずニヤリとしてしまします。
主人公は姉と弟が章ごとに交互になってます。
それぞれ感じ方や話し方が違うので面白いです。
後半になるにつれ、弟の思い、姉の思いをひしひしと感じました。
姉と弟、両方の気持ちを知れて、なんだか得した気分になってしまう本です。
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滑稽な姉弟だと思う。
でも、なんとも愛おしい姉弟の不思議なバランス関係で、
姉弟の日常にホンワカする、クスッと笑ってしまう、ホロッとしてまう。
装幀とイラストも内容にあっていて良い感じ。
おまけに「酢味噌」のイラストがついたしおりが差し込まれていた。
読ませるのが上手いのは作家さんでなく脚本家さんだからな、
心地よく読めた。
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日経の読書の記事にてみかけたこの1冊。
なにしろ旧姓がタイトルになっていたものだから、
それだけで心惹かれてしまって、
しかも☆☆☆☆だったから、
ますます期待も高まって。
しばし時間を置いた後、手元に渡ってきたわけですが、
終始さくっと読み進められ、
笑って、笑って、泣けました。
姉弟だからなのか、
なんとなくお互いがわかっていること、
わかっているのに知らないふりしていたりすること、
恋人や友人とはまた違った、姉弟だからこその、
その空気感やお互いを察して接するあたりなど、
なんとも言えない雰囲気を表現していて、
それがまた胸をキュンとさせたりします。
確かによかった。
おすすめです。
ちなみに西田さんとの出会いは「半分の月がのぼる夜」
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久しぶりにぐっとくる小説に出会えた。読み終えるのがもったいなくて、毎日ちょびちょび読み進めました。プレゼントしてくれた友達に感謝。
不器用な小野寺姉弟のやり取りに、思わず自分と妹の姿を重ね合わせたりして。絆、という言葉にすると胡散臭!て思っちゃうあまのじゃくだけど、もしあるとすれば妹との間に、が私は一番しっくりくるかも。
小野寺姉弟…
一見真逆にみえるふたりの、実はちゃんとシンクロしてる心情にほっこりしたり、切なくなったり、、吹き出したり(平松先生のくだり、好き笑)、共感したり、ホロリとしたり。
辛いこと、情けないこと、悔しいこと、悲しいこと。
色んなことあるけど、いいじゃないか。ありのままの自分で。
トンと背中を押してくれるような作品です。
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著者はいわゆる業界の方だそう。普通の小説なのかと思って読み始めたけど、やっぱりどうも匂いが違う。クドカン的というか。二人暮らし(で、いい年)の姉と弟の日常。なんてことなくて、でもなんだか微妙に近すぎる二人の関係が怖い。一応オチはあるんだけど、それでもやっぱりちょっとだけ怖い。いやまったく怖い話じゃないんだけど。
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ラブストーリーじゃないのに愛に溢れているこの小説が大好きです。読み終わってまたはじめから読み直しました。
東京の一軒家に2人で暮らす40歳前後の姉と弟、お互いを思いやりながら暮らす2人の生活スタイルもあっていいのではと思いました。新しく家族を作る必要はないんだなと。
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東京の片隅で暮らす姉弟。
何気ない日常に反発しながらもお互いを思いあう気持ちが感じられる。
作者が脚本家・演出家であるし、既に映像化が見込まれているのだろうか?
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仲が良いわけでもないが、なんとなく同居している独身&わりと良い歳の小野寺姉弟のだらだらした生活。作者はドラマや映画の脚本で活躍している西田征史。
ほんわかほっこり日常系かと思いきや、姉のなかなかのキャラクターにニヤリとさせられる。酢味噌のくだりには脱力。
(姉の視点で読んでしまったが、弟側からも言い分はあるだろう)
ストーリーはあっけない幕切れでハッピーエンドではないが、登場人物たちのなんとなく愉快そうな未来を予感させていて読後感は悪くない。
全体的にやる気のない弟に幸せは来るのか。
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40代の姉と30代の弟。
独身の姉弟は、古いお家に二人暮らし。
それぞれの視点から交互に
日常の出来事が書かれている。
私には、兄弟姉妹がいないので、
その感覚がいまいち分からないが、
これを読んで、何となくだけど、
モヤっと想像出来たようなー。
表紙と題名に釣られて、
届いて即座に読みはじめ、
あっちゅーまに完読。
ぷぷぷっと、笑えて、
軽く読めて
なかなかよいです。