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人間が空を見上げるようになってから、どの場所のどの民族のどの時代にも、星にまつわる伝説・信仰や占い、独自の星座や星の名、または天体観測の道具など、星にまつわるさまざまな文化的所産が豊かに存在してきた。こうしたバリエーションを、事典という形で概観してみようと、星に関連した雑多な文化を分野の垣根を越えて集めたのが、本書である。
たとえば「天の川」は、インカの天候神イリャパが水を引くところであり(南米)、旅人に位置を知らせる巨大なヘビであり(インドネシア)、父のところへ通じる穀粉の道であり(北米)、聖母マリアの乳のほとばしりであり(アルゼンチン)、そして、織姫と彦星が出会う場所である。
人間は、宇宙を見渡すようなレンズ(視覚)を持たないが、天体望遠鏡で見えるよりはるかに広い世界に住んでいる。
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB08859117
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世の中には、こんなに沢山の星にまつわる話があるんだな……と感動。
ただ、表記ゆれ対策の為なのか? 違う言葉なのに、大体同じ意味の項目が点在していて、読んでいて少し戸惑ってしまった。