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完結。
ちょっと読むのがつらかった。
なんとゆーか、希望がなさすぎる、とゆーか・・・・。
まあラストにはなんとかなって、二コロと女禍が2人で旅に出るって感じなので、読後感はそう悪くないんだが、
エーテルとの闘いが、龍とか死にまくりだし、
岩鬼、だっけ?あれの造形が気味悪すぎてまずダメだ。
月姫の存在もすっきりしないとゆーか。
あ、そうそうニコロが女禍に暴言はきまくりだったのがなんか腹立った。
仕方がないといえば仕方がないんだが感情がついていかないんだなー。
微風と飛卿との友情関係が救い。
漢さんも結構好き。
と考えると、結構主人公のニコロより周りの登場人物の方が好きだったなあ。
アレッシアも頑張ってたし。
アレッシア側とニコロ側との話がもっとからんでくるかと思ったけど、
結構別々の話な感じだったな。
元凶のエーテルって存在が、
人じゃないからしょうがないんだが、人格、とゆーか、キャラクターとして
とらえきれないから、漠然とした恐怖みたいなもんで、
それに抗わなきゃいけない登場人物たちの絶望感、とゆーか、
そーゆーのがちょっと重くて疲れた。
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う〜ん…あんまり面白くなかったなあ。
最初は、天空の島とか霊気とか龍の娘とか、ファンタジー読みが心を踊らせる要素に事欠かなかったんだけど、登場した瞬間から気に食わなかった月姫に心奪われるニコロに全く共感できず。物語の本筋も、想像したよりコンパクトというか。天空の島とかアレッシアがもう少し絡んでもいいんじゃない?と思った。
最後まで馴染めなかったのが龍。中国など東洋の龍は、西洋の怪物じみたのと違って神格的だから、簡単に人を乗っけちゃったり群れたりするのはちょっと違和感があった。ま、ファンタジーだから自由ではあるんだけど。
でも、微風と飛卿の友情は素敵だった。飛卿の正体は微風の想い人だったんじゃないかと思いながら読んでいたのだけど、明かされなかったな。
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窟で眠る月姫をめぐって対立するニコロと女〓(か)。しかし、その奥では、恐るべき「ダイヤモンド」が今、目覚めようとしていた。一方、空の上で戦うアレッシアと微風は…。カイ・マイヤーの最新ファンタジー、いよいよ完結。