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最近台頭し始めて来た若手保守派のいう事は一理も二理もある。
そう思っている人は楽しく読めると思う。
ひょんな事から総理大臣になってしまった、さくら子という女性が、これまた偶然にも大昔にタイムスリップ?して高橋是清と出会う。高橋から国民経済とは何か。を学びながら、現在のデフレ不況を乗り切ろう!という感じで物語が進む。
事実をもとにしたフィクション。
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日本経済のデフレ脱却のために、さくら子首相が是清の助言から経済の立て直しをしていくお話。
経済や歴史に全くうとい私でも簡単にすっきり読めた。
日本の未来は明るくできる!と希望を持って読み終わった。
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マクロ経済を理解している人間なら早く読めるが、その面白さは不変であると思う。この本は経済学を知らない人でも面白く、感動しながら、国民経済(マクロ経済)について学ぶことができるだろう。
ちょっと大ヒットの予感がするな。これを多くの人が読んで、国民経済について理解を深め、選挙の際にダメな人間の当選を減らし、有能な人間の当選を増やすことを祈る。
高橋是清はケインズと同じぐらい偉大な人間だ。
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スッキリ読めた。
今までの戦前の先入観を覆してくれる本。
そして、マスゴミは本当にいつもマスゴミだったし、売国奴はいつも売国奴だった。
映画化の話があるようなので、期待。
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友人の推薦図書ということで購入。
内容としては日本国首相になった女性が高橋是清と共に、日本経済を立て直していく物語。
一時期ブームになった"もしドラ系"かとおもいきや、中身はかなりしっかりとした内容かつわかり易い良書。経済に詳しい方は勿論、詳しくない方も読みやすい。
歴史は繰り返す。だからこそいま現在の日本国に大切な内容が書かれている。ぜひ有権者は読んでいただきたい一冊。
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すべての中学生以上の日本人に読んでもらいたい。
二つの時代の経済・政治がこれほどまでに似ているのか!!
かつての成功と誤った判断が悲劇を生み出していく。。
我々は歴史から何を学び現在に活かしていけるのか?
柔らかい文章で、解りやすく二つの時代を結んでゆく。
お薦め!!
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非常に読みやすい本でした。
今現在日本が抱えている経済問題を解決するための答えがこの本に書いてある。
「歴史は繰り返される」という言葉を良く聞くが、過去にここまで似たような時期があったとは、本当に読んでいて驚きでした。
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世界的な不況、大震災、ゆがんだマスコミ報道・・・
1930年代と2010年代。同じ苦しみを抱える2つの時代が桜の下でリンクする。
1930年代の問題を見事に解決した希代の政治家、高橋是清(たかはしこれきよ)。
日本初の女性首相、「お子様総理」、霧島さくら子。
奇跡の出会いが、現代(近未来)日本を救う?!
政治経済版「もしドラ」ですが、面白かったですね~
文字通り命がけで正しいと信じる政策を打ち続ける是清の姿には感動を禁じえません。クライマックスは涙モンです!
国全体の経済は、家計とは全く違う! 家計簿の発想で政治をやってはいけない。誰かがお金を使えば、誰かがもうかる。誰もがお金をケチって貯め込むと、みんなの収入がその分減る。誰もがケチってる時は、政府が仕事を作り、お金を使う必要がある。
戦前と全く同じ誤解のもとに、現代日本のデフレ不況は続いている・・・
ってことは、現代のデフレも解決可能ってこと~!
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三橋さんの小説。非常に読みやすく、現在の厳しいデフレ化でどのように政策の舵きりをすれば良いのかが分かる。
「歴史は繰り返す」とはいえ、過去にここまで現在と似た時代があったとは驚き。「現在」と「高橋是清」の時代では様々な社会・経済情勢が違うとはいえ、ここまで状況が似ているとかなりの部分参考になるんじゃないかな。
現在の「高橋是清」は誰なのか...
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前半の山場が経済政策転換の演説、後半の山場が是清の恋文です。気合の入ったいい文章で著者の思いが最も伝わるところかと思います。
導入部分の現在の状況が1930年代の恐慌の状況といかに類似しているのかについて、相似形であるように表現する手法の効果のあいまって、今の日本の状況は歴史に与えられた最後のチャンスなのだろうなと思わせられました。
作中の人物のモデルがあらかた分かってしまった人はもしかすると政治・経済関連の大手メディア情報に対して既に不信感を持っているがゆえにインターネットに入り浸り・・・なのではないでしょうかw人のこと言えませんが目と心を健やかに保てるよう、お互い気をつけましょう(笑)。
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『経済について楽しく学べる小説』という位置付けされてるようだが、まったくミクロ・マクロ経済を勉強したことがない人には少々難しく、経済を学ぶなら普通の参考書の方がわかりやすい。
また、小説という側面からみると、キャラ設定が極端過ぎて薄っぺらいし、内容はほとんど歴史の説明なので、あまり評価できない。
経済学を勉強したことがあるが、歴史に疎く、政治とうまくリンクしてない人には、とても面白く読めると思う。(私のことです
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TOKYO MXのGolden Hour で紹介されていたのをみて手に取りました。高橋是清の時代と現代の経済状況が非常に似ていることがとても興味深かった。
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これは、経済エンターテイメント小説とでもいうのだろうか。今をときめく著者による本書は、昭和の「高橋是清」と、現在・平成の架空の女性総理との会話のドラマなのだが、その内容は、マクロ経済をわかりやすく解説した内容でもあり、読んでも面白い。
「高橋是清」は、昭和20~30年代に活躍した政治家であるが、当時デフレを脱却するための政策を推進した著名な政治家である。
本書は、当時と現在の日本との共通点「バブル崩壊、デフレの深刻化、やってはいけないデフレ下の緊縮財政、大震災、東北の津波、政局の混乱、ほとんど1年ごとに変わる総理、アメリカのバブル崩壊、世界的な恐慌」を指摘し、それから脱却するためには、当時「高橋是清」が行った政策を現在も行うべきだと本書で主張しているのだが、それが「高橋是清」と若い女性総理とのドラマ仕立てで、教師と生徒との会話のように進行するところが、面白い。
マクロ経済を扱ったエンターテイメント小説というのは、あまりないとは思えるが、このような本が面白く感じられるところに現在という時代が見えると思えて興味深かった。
思うに、本書は世の中に「デフレを脱却するためには、財政政策と金融政策のパッケージが必要」という認識を一層広めて、反デフレ派・リフレ派の主張が力を増すことに影響を与えるのではないか。
本書は、マクロ経済と現在の政治経済や昭和20~30年代の歴史の勉強にもなる良書であるが、このように楽しみながら「反デフレ・反消費税増税」という政治的主張が浸透するような本が出てくることは、世の中が変わる先駆けではなのかとも思えた。本書は、面白くかつ興味深い書であると思う。
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政治にも経済にもあまり興味がなかったが、フィクションではあのものの、事実を丁寧に折り混ぜられた構成で、楽しく読むことができた。今の日本の閉塞感を打破すべく、国民に気付きを持ってほしいという作者の気持ちがよくわかった。この本を通じて、なぜ自分が今日まで興味が持てなかったかもわかった気がする。明日から新たな切り口で政治や経済に向けられるような気持ちする。
高橋是清氏、歴史の授業か何かで名前しかしらなかったけど、すごい人だったんだろうと想像できる。最後の翁の恋文にはフィクションとは言え、熱いものを感じた。1600円をもっと安価にし、もっと多くの人に読まれれば、きっと今の日本にプラスの効果をもたらしてくれそうな素晴らしい本だと思った。
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今まで、GDPというものがいまいち掴めませんでしたが、なんとなくわかった気がしました。
ただ、「なんとなく」なので、もっといろんな事象の絡み合う複雑なものなのだと思います。
本書は小説として考えると単純な部類に入ると思いますが、経済について述べるのが目的とすると、そんなものでしょう。
何より、以前から勉強したいと思っていたが興味のわかなかったマクロ経済について、ようやく興味を持てました。