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鳴沢了シリーズ外伝。
鳴沢了に関わったいろいろな人物から見た鳴沢了に迫る。
シリーズ自体が一人称だったので、今回は他人に見られる鳴沢了と言うことでなかなか興味深い。
堂場瞬一作品、総勢出演でかなり楽しめる。また10作品、読み直そうかなぁ。
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久しぶりの鳴沢シリーズ。
あれから何年・・・って感じで、身辺は変わったみたいだけれど、相変わらずブレない奴だ。
高城や城戸などおなじみのキャラとの絡みも嬉しかったし、この人、実は短編の方が上手いかも。
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とにかく、あの鳴沢了が久々に帰ってきた!短編集だろうが、第三者視点だろうが、外伝なんだしコレはコレでいいんじゃないかと。。。。
シリーズとしては数年前に終わったものの、他のシリーズ内でも伝説的(?)な刑事としてその存在感を残してきただけに、今回みたいな形での復活はアリでしょ。
…ま、鳴沢了シリーズや他の堂場作品を読んでない人にお勧めできる作品じゃないのは確かだが。。。
元々の本編を読んでから時間が空いてる事もあるし、今までの一人称とは違う視点で描かれてる事もあって、思い描いていた鳴沢了という人物像は少し変わったかもしれない。一人称だと本人の考えがあっての行動だと理解できてただけに、他人から見ると想像以上に無口で猪突猛進なキャラなんだと改めて認識させられたし、家庭を持った事で本人の考え方にも変化があったからかもしれないが…
それでも、懐かしいキャラクター達が再登場してくれて、その関係性なども含めた『その後』のストーリーが展開されているのはやっぱり素直に楽しめた!
登場人物たちの関係性で言うと、他作品のキャラクター達との絡みについてはついつい妄想が膨らんでしまう。。。
『瞬断』で初対面した高城と、ケータイでやり取りするまでの間柄になった『分岐』までの間には一体どんな経緯があったのか?
小野寺冴に大友鉄を紹介しようとしてるが、そもそも紹介できるほどに大友を知ってるのだろうか?少なくとも、大友が好んで鳴沢に近づく事はなさそうだけど、、、、
…等々と、堂場ワールドとしての愉しみも詰め込まれていて、思わずニヤリとさせられてしまうような作品だった!!
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瞬断/分岐/上下/強靭/脱出/不変/信頼
7人から見た鳴沢。共通した部分と、個別に違う捉え方をした部分があって面白い。そしてどれもがちゃんと鳴沢をあらわしている。
人は変わらないようで変わって行く。
これからの彼の変化を想像してみたい
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鳴沢了シリーズは全10巻読んでいるので、この番外編は面白かった。鳴沢了シリーズの登場人物や堂場瞬一の他のシリーズの登場人物が見た鳴沢了。年を重ねて、フォームは守りながら、ハードルを下げたのかな。贔屓にしている小野寺冴の話と高城賢吾の話が好きだな。
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四年ぶりの復活となった一冊。
前回までの作品をしっかりと踏まえた上で、主人公・鳴沢了の生きざまや心の葛藤を描いた。続編として、とっても満足。
個人的には、勇樹くんを舞台に展開された「信頼」が好きだな。
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それなりには面白かった。、本編シリーズが強烈だったので、外伝として気楽に読むことが出来た。ただ、鳴沢了のマッチョ的な表現はなんだかイメージと違うきがしたのは私だけかな、どちらかというと引き締まった感じが強いものの筋肉でスーツがきつそうな表現が気になった。
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堂場さんには多くの警察小説があるが、最初のシリーズとなった刑事・鳴沢了について、当時の相棒やら、その後の別シリーズに登場するキャラクタとの間で接点があった事件で、相方の視点で描いた短編小説集。
「二十四時間刑事」であった鳴沢了。関わった7人が見た鳴沢了の人間味について語ってくれる。
本題とは関係ないが、まもなく会社定年で通勤電車に乗る時間がなくなってしまったので、長編ものを読めるようなまとまった時間がとれなくなった。これからはこういう短編物を読むことになっていくんだろうか。
(2012/4/1)
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8月-6。3.5点。
鳴沢了、短編集。シリーズを読了していないと、辛いかも。
鳴沢は相変わらずという感じ。でも、久しぶりに、この刑事らしさを見た。
結構面白かった。
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人気シリーズ外伝。コアなファンにはたまらない短編集です。シリーズ最終作から4年、相変わらず妻子とは別居婚の鳴沢了。そのせいか、無茶な行動はますますグレードアップしているように見えるけど、父親になって成長した一面も描かれています。元同僚の冴を励ます姿や、義理の息子ユウキを必死に守る姿、ユウキの実父への複雑な思い。少しは気配りのできる人間になったようですが、次回作はないようで、残念。
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鳴沢シリーズの外伝
他の人から見た彼が描かれる
鳴沢ものを読んでるときにはそんなに思わなかったけど、
こうやって回りからの視線で見ると、ストイック過ぎる人だなって感じる
でも、鳴沢もの、久々で良かった
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4年ぶりの鳴沢さん、相変わらず!と懐かしくなるとともに、父親鳴沢の姿もうかがえて楽しい1冊だった。これまでの鳴沢了シリースの登場人物達の視点から語られた鳴沢像という設定が良かったと思う。個人的には城戸検事のところの大沢ちゃんとやはり冴さんが好きだなぁ。
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四年ぶりだったんだ、鳴沢さん。全シリーズをまた読み返したくなる一冊。彼と、7人のキャラクター表現が秀逸で、ぐいぐい話に引き込まれて1日(通勤時感&夜中)に読了してしまった。
個人的には今のパートが実に印象的。鳴沢の心の変化が清々しい。
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外伝としてはそれなりに面白かったけど、久々に読めると期待して読み出したので少々物足りなさがありました。でも読んで改めて感じたのは登場人物がはちゃめちゃ過ぎるシリーズなんだなと。またこのシリーズの長編を書いてくれたら良いな。
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鳴沢了外伝。締めにふさわしい、お話たちでした。どのお話もすごく良くて、鳴沢了という人間が周りからどう見られているのか、思われているのかが分かる。いつもは鳴沢了目線のお話だけど、今回はその鳴沢了を取り巻く周りの人たち目線なので、とても新鮮でした。なんだかんだ言ってるけどさ、みんな鳴沢さんのこと好きなんだよね、と思わせてくれる。みんな、一度鳴沢さんと関わると、きっと、なんだこいつはって思うけど、でも忘れられない存在になっちゃって、結果的にまた関わりたくなっちゃう、そんな感じなのかな。どのお話も良かったけど、一番読んでてほっこりしたのは、「強靭」。長瀬さんと城戸さんと直ちゃんの、鳴沢さんについて話してる感じ、すごい好き。