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瓦礫の中の幸福論 わたしが体験した戦後

瓦礫の中の幸福論 わたしが体験した戦後 みんなのレビュー

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みんなのレビュー10件

みんなの評価3.0

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10 件中 1 件~ 10 件を表示

紙の本

体験談

2012/04/07 10:37

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

著者が経験した終戦の日から、小説一本でやっていく決心をし、上京するまでの体験談が綴ったもの。
タイトルの「瓦礫の中の幸福論」より、サブタイトルの「わたしが体験した戦後」の方が内容を的確に現している。
ただし、大学入学以降の話は臓器移植の話が主になってくるので、「戦後」という言葉からイメージする内容とは多少のズレを感じてしまう。

日本が太平洋戦争に負けた後からの事が学校で教えられていない、ということから自分が体験した事のみではあるが、戦後の事を伝えたい、という思いから執筆した、と書かれている。
たしかに学校では
「試験に出ない」
「時間がない」
とかいう理由で駆け足で駆け抜けてしまう。(時には、そもそも授業で扱わないことも)

自分の意志で、この頃の事を知りたい、と思って、本や映画などを漁らなければ、知る機会はない。
ひどい例では「日本がアメリカと戦争して負けた」という事すら知らない人もいたりするのは、本人の不勉強以前にこういう事情があるのかもしれない。

著者は当時、札幌近郊に住んでいたため、他の都市部のように爆撃で焼け出されるような経験はなく、どこかのんびりしたところがあったという。
ただ敵機が真上に来ても、迎え撃つことさえできない様子を見て、肌に感じる実感として「この戦争は負ける」と感じていたらしい。

どんなに言いつくろっても、事実を完全に覆いつくすことは不可能、という事は、お偉いさん達には分からないのだろうか。
そう言えば最近、同じ事が言えそうなニュースを聞いたような気がする。

話は変わってしまうが、他に感じたのは「人々のたくましさ」
当然、と言えば当然だが、「敗戦」という事は横に置いておいて、「生きる」ために使えるものは使おう、とする意思。
自分にそんなたくましさがあるだろうか、と疑問を覚える。

美化も卑下も必要ないが、戦後の事をもう少し知っておく必要がありそうだ、と思った。

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2012/04/22 22:35

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2012/07/29 15:33

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2012/06/15 19:41

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2012/05/11 06:51

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2012/05/10 18:44

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2013/01/23 17:45

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