友人が勇者 みんなのレビュー

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RPGのお約束をうまいこと使ってるなーと思いました。勇者が死んで復活するまでの間だけ、天国で会う羊飼いの話。絵と話がマッチしているので安心して読めます。両思いだけど好きと言えない、て色々シチュエーションがあると思うのですが、そんな中でも随一の切ない話だと思います。＜c＞

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モチメ子さんの帯に釣られて購入。
【１００万人が泣いた】はかなり誇大コピーだと思うけど(笑)、ＲＰＧの世界観の奥深さを垣間見せて貰ったなぁ。

タイトル通り、主役は冒険の勇者。
重い使命を背負い、世界を救えるまで何度死んでも生き返らされてしまう。
その歪められた倫理観の中で、優しさや痛みをを持ち続けられる強さ…という話（だと思う。違ったらゴメンナサイ）

仲間がいても褒め称えられても、勇者は１人しかいない孤独な存在。それが当たり前ではないんだと、弱い部分があって良いんだと認めてくれる羊飼いの存在は、誰にとっても救いなんじゃなかろうか。

死者の羊飼いは、勇者が死んで天国にいる間だけ一緒に過ごせる。好きな人に会いたいけれど、それは相手の【死】を願うこと…
ＢＬ要素はほんのりだけど切なくて、絆という意味で強くて深い話だった。
魔王にさえ優しい勇者、ホントに居れば良いのに(笑)

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切ない･･･
勇者がゲームクリアしたらもう会えないとか。
でも、最後あたりの、「とても会いたいけど、ゆっくり来てほしい」っていうところになんか全て詰まってる感がしてうわあああああああああああああああってなった。
ぶわわっ

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あたたかな指、片方だけの心音
天国だけで許された二人の恋は、ゆらゆらとやわらかい

たくさんのぬくもりと、最後の忘れ物
（BLコミック）

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勝手に高校生ものとか想像してたけど、本当にＲＰＧゲームの勇者だったとわ！
ちょっと意表をつかれました。
オビにあるみたいに泣きはしなかったけど、せつなかったよ(;o;)

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RPGで敵の攻撃に倒れた勇者が、"ふっかつのじゅもん"が唱えられるその時まで、はたして天の国で何をしているのだろうか？という素朴な疑問に対する浪漫あふれる回答がこの本。
絵柄とお話の雰囲気がマッチしていてほんわかしますね。

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人間の想像の世界の中は想像の世界を超えないと言う限界値が決められているにも関わらず、どこか観念的でもしかしたら知らない所で現実に存在しているのかもしれない、と言う事を凄く考えながら読んだ。そんな小難しい作品ではなく、ゲームの世界で勇者が死ぬ度に行かされるステージにいる羊飼いの青年カイとのお話、と言うシンプルさなんだが、何もかもはぎ取ったような、決まりきった世界で紡がれる単純な望みと言うのが愛おしく思えてしょうがなかった。

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人気WEBコミックが単行本化したもの。
勇者×天国の羊飼い
勇者が死んだら会える。魔王を倒すまで生き返ることが出来る。魔王を倒し、会えなくなってしまったが、互いに想い合っている。みたいな。
久しぶりに心から切ないなと感じた話です。

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ＲＰＧの世界観を良い感じに物語の設定として収めていて新鮮な作品でした、しかし帯やレビューで書いてあったような感動は私はイマイチ感じられませんでした…
ほのぼの系でファンタジーでキャラクターが可愛い良作ですが、やはりＲＰＧという特殊な世界観を舞台にしているので登場人物がシリアスに話しててもイマイチ重々しく捉えられない自分がいたような気がしました…