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たしかにワシのようなアホにもざっくりわかった(^_^)/。んが、終盤超ひものあたりは、いくらなんでもはしょりすぎだと思う。超ひも理論が出てきた経緯を、もう少し丁寧に説明して欲しがった。
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マーティン・リースの仮説が面白かった。重力や磁力などの6つのパラメーターが、絶妙にちょうど良いバランスのところでしか、構造は生まれない。構造のない生命のない宇宙も無数にあるという。ゴルディロックスの宇宙の中で、こうやって地球で生きて読書していること自体が奇跡だ。
読みやすく会話調に書いてあって、相対性理論の何がスゴいのかが、ちょっとだけ分かった…ような気がした。でも多分これ以上簡単には書けないんだと思う。それくらい、普段見えている世界を遥かに超越する世界の話。人類滅亡のシナリオですら、あまりにも小さい。
タイトルのざっくり度が、絶妙にちょうど良いバランスで構成されている一冊。
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単純に面白いと思う。私が学生だった時分と比べて、違った宇宙がスタンダードになっているんですな。宇宙が加速度的にでかくなってるとは知らなかったよ。
とりあえず、ホーキングのヒモ理論くらいまでは知っていたが、いつの間にかスタンダードな話になってるとはな。他の本も読んでみて、本当なのか確かめようかね。
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理系だけど宇宙論ってとても遠い。その距離がぐっと縮まった気分にしてくれる。とにかく分かりやすいし興味が持てる。
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高校の時、化学が赤点でレポートを出してようやく進級できた私。
そんな私にとっては、ざっくりの「ざっ」ぐらいしか理解できなかった。
しかし!これは面白い!
宇宙やブラックホール、太陽の話なんてのは、男の子の大好物。
最新の宇宙論の片隅が覗けるだけて充分楽しい。
とりあえず、地球の寿命はあと50億年しかないらしい。なんだかそのスケール感だけで力が抜けてくる、良書。
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書名の通り、宇宙に関する研究の系譜や実際に宇宙はどうなっているのか、
ということについて、主として物理学の観点からざっくり教えてくれる。
もとは哲学の一分野だった宇宙論。
人間の不思議を突き詰めていくと宇宙へたどり着く哲学論考は多いが、
なるほど確かに宇宙に行きつくかも、と頷ける内容。
物理学はもっと、公理的というか方程式の世界だと思ってたが、
基本的には妄想仮説から始まっているという点に、妙に親近感を覚えた。
観察されうる現象に説明をつけるために、「こうじゃね?」と考え、
過去の考えを堆積したり、あるいは完全に破壊したり、その営みは、
全然公理的ではなく、むしろ主観的な営みであると感じた。
宇宙は「モノではなく、コトだ」としたアインシュタインはやはり桁外れの天才である。
ざっくりとは言え、それなりに難解な記述もあるにはあるが、
分からなくても、楽しめる構成。
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■概要
20世紀の終わり頃、宇宙の成り立ちに関する学問が大きく進歩した。
その中で、「ビッグバンから宇宙は始まった」とする学説も、今では覆されており、「ビッグバン以前、量子宇宙という無に近い状態があった」そして、「宇宙は今も加速膨張している」というのが、最新の学説らしい。
それ以外にも、ブラックホール・超ひも理論などを、少しずつ紹介している。
理系の人間ではなく、文系向けのサイエンス雑学新書。
■感想
息子たちから宇宙の質問(太陽系・人工衛星等について)を時々される。
そのうち、「宇宙はどうやって出来たか」「宇宙の果てはどうなっているか」を聞かれた時に間違った解答をしたくないと思い、図書館で借りて読んだ。
でも、本全体を通して、なぜこうなるのかという根拠を示さず「最新の学説はこういうものだ」とだけ書かれているので、私の頭では全く納得できなかった。
(なぜそうなるのかを理解するためには、説明される側に高度な知識が必要なんでしょうね...)
とりあえず、雑学レベルの知識はいくらか得られたけど、すぐ忘れそう。
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コペルニクス、ガリレオの古典的宇宙論から、ニュートン、アインシュタイン、ビッグバン。ここまでは学生のころなどに興味本位で本やTVで読んだり見たりしていたのだけど、20世紀後半からのモダンな宇宙論というのがすごい。雨中の物質の96%は未知のものだったり、さらには超ひも理論とか言うとんでもなくぶっ飛んだ理論によると、宇宙は11次元なのだとか。
仕事や人間関係で疲れ気味なときは宇宙論、というのはけっこう昔からの習慣みたいなものだったりもするのだけど、最近は新しい発見が相次いでいて、それ自体から目が離せなくなっているかも。
難しい宇宙論をここまでわかりやすく。さすが竹内薫さん。面白い1冊!
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著者の竹内氏は私とほぼ同年代のサイエンスライター。興味を惹くテーマと親しみやすい語り口から、竹内氏の著作はいままでも何冊が読んだことがあります。
本書は、コペルニクスやガリレオ・ガリレイあたりから現代に至るまでの「宇宙論」の入門書ということで手に取ってみました。
さて、読み終わっての感想ですが、言葉だけをたどって極々表層的にはこんな感じかといった漠然としたイメージは抱けましたが、少しでも「理解」したかというと全くだめでした。「時空というコト的な舞台の上で、超ひもとDブレーンの相互関係が素粒子というモノとして解釈される。」とか説明されても、情けないことに ??? です・・・。
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[ 内容 ]
宇宙はどう始まったのか?
宇宙は将来どうなるのか?
宇宙に果てはあるのか?
最新の現代宇宙論の展開は、これまでの人類が知りえなかった宇宙の姿を明らかにしつつある。
本書は、コペルニクス、ガリレオ、アインシュタインの理論から最新の超ひも理論、ブレーン宇宙まで、宇宙論の全貌を徹底的に紹介する。
宇宙の謎をめぐって過去、いま、未来を縦横無尽に行き来し、いまわかっている宇宙論の全容をわかりやすく説き尽くす、最強の入門書。
[ 目次 ]
宇宙論は何であって何でないか
1 クラシックな宇宙論(クラシックな宇宙論;アインシュタインとビッグバン)
2 モダンな宇宙論(20世紀末の科学革命 加速膨張する宇宙;過去と未来への旅)
3 SFのような宇宙論(宇宙はブラックホールである?;宇宙は超ひもとブレーンからできている?)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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第6章の「宇宙は超ひもとプレーンからできている?」はかなり難しい部分が多かったが、それまでの宇宙論に関する時系列的な解説は読んでいて楽しかった.いろいろな天才がそれに貢献してきたことを、再認識できた.暗黒物質や暗黒エネルギーが宇宙の96%を占めていることは驚きだ.また、加速度的に膨張していることも.
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さすが本作者、以前に読みかけた”宇宙は何で~”よりずっと分かりやすかった。それでも最終章はちょっとハードルが高かったけど、もう少し読み込めば、十分理解可能と思えるし。上述の作品では、ミクロからマクロへの展開がイマイチ分かりづらくて、そのあたりで挫折した気がするけど、これを読んでクリアになった。あらためて件の書を読み直すと、前よりは理解できる気にもなった。超新星とかブラックホールとか、興味深い話題が満載で、読んでてワクワクでした。
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クラシックな宇宙論
モダンな宇宙論
ブラックホール、ホワイトホール、ワームホール
超ひも理論、11次元
数学が追いついてない
読みやすい
わけ分からないということが分かりやすい