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紙の本
クールに見えて激しい想い
2015/09/16 15:44
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
高校生の藤波和希は、生きた人間に興味を持てない高梨雪穂に恋をした。彼氏彼女というものを知るためにという理由で、雪穂は和希の告白を受諾し、晴れて二人は彼氏彼女になった。しかし未だ問題もある。
一番大きな問題は、雪穂が和希と付き合うことに何を感じているかが全く分からないということだろう。雪穂は彼女ならばこうするからという理由で和希にキスをしてきたりもするが、そこには義務感しかないようにもみえる。
二人の関係がはっきりしないということは、付け入る隙があるということでもある。和希を好きな幼なじみの甲元楓歌や片桐藍那は、肉体フェチや使用物フェチというそれぞれの特性を前面に押し出しながらではあるが、和希の気持ちを自分に向けようと必死にアプローチを繰り返す。
そこに姉の藤波八千代までもが参入して来たとき、雪穂はこれまでと異なる行動を起こすことになる。
冬休みの補習を逃れるために勉強をするという建前なのに、三人寄れば姦しく、和希を取り合って勉強はちっとも進まないという、予想通りの展開になっていく。
そもそもクーデレという属性を与えるだけでほぼエンディングは決まるわけだから、その過程にしか特徴を生みだすことは出来ない。そこが腕の見せ所でもあるはずだ。
しかしクールという属性上難しいのが、本人に行動させることがほとんど出来ないということだろう。行動させた時はエンディング。それまでの動きは周囲の人物が担当せざるを得ない。そんな訳で、楓歌、藍那、八千代というサブヒロインたちにアプローチさせることで騒動を巻き起こし、それを起点としてヒロインの動きを生みだしていく展開となるのだ。
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