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2012/4/5 Amazonより届く。
2012/4/19~4/20
潜入捜査シリーズ第4弾。小学校に不法投棄された注射器を廃棄した業者に抗議した教諭が殺され,家族までぼろぼろにされる。佐伯らは暴力団のフロント企業である廃棄物回収業者の撲滅にとりかかる...
とストーリーはこうなるのだが,ほとんどお飾り。中心は佐伯と牛崎の圧倒的な格闘シーン。これまでのシリーズ中一番かもしれない。その分,ほんとに本来のストーリーはスカスカ。まあ,このシリーズはそこを楽しむものではないので,良いのだが,白石涼子があまり出てこないのが残念である。
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女性が陵辱される、そういうストーリーは正直、なるべく避けたいというか・・・自分の家族がそういう目に遭ったらと思うととても怖くて、話に入りきれないところはある。
解説でも書かれていたけど、内村がどんどん竜崎と似てきている気がする。どっちが元祖なのかわからないけど。それはしかし、嫌なことではない。ああいう性格は好きだ。
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シリーズ物らしい。
荒唐無稽に近いのだが,爽快ではある。暇つぶしの読書にはいいかも。
こんな警官がいたらいいような,悪いような
2012/04/05出張の帰りに読む本がなくなり紀伊國屋書店で購入
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環境問題に暴力が絡むのは今もある。淘汰されつつあるが。
しかし、佐伯がトカレフで殺人を実行したことはいただけないので★一つマイナスで。
今だとノーリンコになるのかな?
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潜入捜査シリーズ4作目。
今回は不法投棄を行う廃棄物回収業者の裏に潜むヤクザと対峙する。毎回、環境犯罪を扱うこのシリーズだが、今作はそういった犯罪に関する具体的な描写は少なく、暴対法の現状と問題点、佐伯とヤクザ側の用心棒の牛崎との対決がメインのような感じだった。そういう意味ではメッセージ性のあった前作「処断」の方が好みだったかも。しかしながら、佐伯と牛崎の攻防戦は迫力があり、格闘技に精通している著者ならではの描写で面白く読めた。ただし、最後に佐伯が正当防衛ではなく、報復のためだけの殺しを行うのは余計。今野先生でもこんな展開をしてしまうのかとちょっと残念に思った。
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#読了。潜入捜査シリーズ第4弾。産業廃棄物業者の不法廃棄を題材に、佐伯が暴力団に立ち向かう。このシリーズも少々飽きてきた感あり。
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「小学校に不法投機された、使い捨て注射器で、子供がB型肝炎に感染した。廃棄物回収業者の責任を追求する、教師の家族に、やくざの暴力が襲いかかる。元マルボウ刑事、佐伯涼のやくざがりの殲滅戦が始まる。」
かなり残酷だが、私は佐伯涼ファンなので…。世の中には、死ぬより辛いことがある。立ち直るのは、困難。それにしても、さすが「今野敏」。空手をやっていただけあって、戦いの場面がリアル!「潜入捜査(佐伯涼)」シリーズは、粗っぽい刑事物の好きな人にお薦めだが、苦手な人には「任侠」シリーズがお薦め。
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今野敏による潜入捜査シリーズ第4弾。
小学校の裏手に注射の廃棄物が不法投棄され、その針を刺してしまった児童が肝炎にかかったことから、廃棄業者に対して抗議した教師。しかし、その業者はヤクザと絡んでおり、教師は刺殺、息子は交通事故を装って大怪我をし、娘はヤクザの慰み者になる。
実際、世の中にはこういうこともあるのかもしれないが、本作の展開はこれまで以上に理不尽でやりきれない。特に、なんの罪もなく、むしろ義憤に駆られて真っ当なことをやろうとした教師家族が破滅していく様は、なんとも言えない感じになる。それだけに、佐伯に対する期待値が上がる仕掛けになっていて、作者の思う壺にはめられている気がする。
ストーリー展開はもはやお定まりと言える佐伯のヤクザとの戦いを描くことに終始する印象で、アクション描写はいつものように緊迫感あふれる筆致でワクワクする。作を重ねるごとに佐伯が徐々にピンチに陥る危険性が増しているようで、本作でもあわや、というシーンもあり飽きさせない。
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ヤクザによる事件、読んでて気持ち悪くなった・・・。
残忍で許せない。
だから、佐伯がやっつけた時には
スカッとした。
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改題前のタイトルは「覇権必殺鬼」という。
1993年の作品なので、「隠蔽捜査」などを読みなれている身としてはちょっとした違和感を感じた。
闘いの場面など、描写も細かくリアル過ぎて怖いほど。
とにかく、圧倒的な暴力が物語の中に充満している感じ。
1993年、どんな年だったのだろう。
マットレスに巻かれ中学生が命を奪われた。
元有名野球選手が薬物法違反で逮捕され、カンボジアで日本人が相次いで射殺された。
北海道で大地震が起こり、九州では集中豪雨で多くの人が命を落とした。
災害、薬物、他国でのテロ。
けっこう物騒な時代だった。
「眼には眼を」。
身分的には佐伯はいまだ警察官だけれど、手錠も警察手帳も拳銃も持たない。
ついでに逮捕権もない。
裏にまわり悪の根を絶つ役回りだ。
そういう役目を持つ人間がいたら・・・と社会がどこかで待ち望んでいた時代だったのかもしれない。
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潜入捜査シリーズ第四弾らしいけど。独立した話しなので他の話を読んで居なくても充分読める作品である。何か麻薬やレイプ、不法投棄、何かが出て来る必殺シリーズな雰囲気で楽しく読めた。
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小学校の近くで注射器の不法投棄。教師は注意。
出血をした生徒の親に通報しようとしたが職員会議でとめられた。小学生が感染。教師が訴える。ヤクザが経営する産廃企業。長男は交通事故。高校生の娘は輪姦。教師はヤクザに殺された。佐伯がすぐに教師の家へ。娘が帰っていない。
佐伯の動きを察知したヤクザがやってきた。佐伯が倒して逮捕するが脳震盪で入院。警官を油断させて病院から逃走。警官の銃を盗み発砲。ヤクザは企業から関係を切られた
暴対法対策。組長がヤクザと佐伯の処理を指示。
佐伯がヤクザを倒すが、ヤクザは兄貴分に射殺。
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潜入捜査シリーズ第4弾。段々パワーアップする佐伯さんと仲間達。何故か相手もパワーアップしている様に感じるのは私だけだろうか。でも正義は必ず勝つ❗️
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かなりグロい話、途中で読むのやめようと思ったりした。
佐伯さん今回もカッコいいですね。内村さんは謎すぎます。
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シリーズ4作目の本作では、とくにヤクザの残忍さ、刺殺した教師の娘に対する情け容赦ない仕打ちは目を背けたくなるような、ある意味暴力よりも凄まじいものです。それゆえ、佐伯が彼らを打ちのめす大義名分(それも理屈ではなく読み手の感情に訴える)になり、事実、相手をせん滅したときのスカッと感につながるのでしょう。
ラストで組長を殺ってしまう展開は少々おどろき。完全な殺人ですからね、警察としてもどのように事後処理したのか、気になるところですが…。