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業界に勤務するものとして共感できる部分はあるが、
この本を反面教師にして、理想とする銀行員を目指そうと思う。
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内部事情がよくわかる一冊。
ある意味、出世も実に厳しい世界。
それほど給料も抜群に高いわけでもなく、出世は最初の配属の2店でほぼ決まるという世界。
こんな窒息しそうな業界にそれでもみんな就職したいのは・・・、何故だろう?
あと、著者はやはり元銀行マンだから、少し視点が優しいかなと思いました。もっともっと、突っ込みどころある話だと思う。
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銀行や官僚を叩くと大衆受けが良いので、叩きたくなる(そして正義の味方気分を味わう)のは分かるが意味不明な点多し。以下感想。
・ATMの列を一列にする為に建物の柱を取り払え!という指摘に対して出来ないと言った行員に怒り、支店長を呼び出すのは単なるクレーマー。
・失業した人(担保あり)にお金を貸せないのは普通では?失業保険を収入というのは無理がある。
等々
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第五章 昇進 銀行はこうして人を育て、選抜する
がおもしろかったです。
行内でのキャリアを推理する質問として
「現在のお仕事は何店目ですか?」
「地方勤務をしたことがありますか?」
などを紹介。
課長と部長代理との差
猛将タイプの人は支店長にもなれない
など。
銀行内の人でないとよく分からない、人事関連の話が特に面白かったです。
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銀行員と銀行のことを書いている本。タイトルのようにキミョーとは感じない。銀行も会社も変わらないと思った。本の中に「ちょっとしたことで上司に食って掛かるような奴は要らない」とある。どこの会社だってそうだろう。事例として銀行員と客などのやりとりが書かれているが現実的ではない。随所に、~ようだ、~だろう、~かもしれないなどの表現が目立つ。違和感を持ちながら読んでいると、銀行員には評論家的なところがあると書いてあり笑ってしまう。はっきり言ってキミョーというよりビミョーな内容の本だった。この本を読んで銀行員を志す人はまずいないだろうと思った。誤字脱字はなかった。
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銀行員とはどんな性向をもっているか、についてかかれた本。官僚的、保守的、特に組織の論理にしたがう側面が強いとする。ここまでのことは少々銀行員と関わったことのある人にはすでにわかった話。
それを構成するエピソードは、面白いものもある。
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銀行員の実態がこの本から少しわかった気がした。
事例を交えて展開されているのがよかった。
「教養がある」のなかでブラジル=ポルトガル語、他の南米=スペイン語という知識を使って理由付けするのに感心した。
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銀行の常識は世間の非常識
「銀行の常識は世間の非常識」という言葉。
昔からよく言われている名言だ。
本書では、そんな銀行員のキミョーな世界を具体例とともに紹介し、なぜ銀行員がそのようなキミョーな行動をとるのかという内部事情まで解説し、さらにそんなキミョーな銀行員との関わり方まで言及している。
きっと、本書を学生が読むと、誰も銀行に就職したいとは思わないだろう。
ただ、本書はキミョーな世界といっておきながら、銀行員は他の会社員とさほど変わらないとも言う。
だから、銀行員=特殊な会社員と思わず、
1人の社会人として自分なりのキャリアを歩むべきだと感じた。
銀行は、関連会社も含め、自分を活かせる領域はたくさんある。
キミョーな世界はチャンスの世界だと自分なりに解釈している。
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金融業界志望、中でも銀行業界志望の就活生は必読です。元銀行マンが実体験から、この特殊な世界のことをフェアに書いてくれています。私も仕事柄銀行の方々と付き合いがあるのですが、この本を読んで彼らの行動に納得がいきました。銀行を志望するなら、まずこの本を読んでから決めてくださいね。
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銀行員という職業の難しさが綴られている。
合併で居場所がなくなるかもしれない。そんなに外に出て通用するような職業でもない。
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一体誰に語りかけたいのかがわからなかった。
始めは、「銀行に不信感がある、あるいは、あまり好きではないが、興味はある人」向け。途中からは、銀行を目指す人向け、そのあとは銀行を卒業する年代の人向け。こう見ると、ちゃんと章ごとにわかれているのかもしれないけれど、納得がいかない。
元銀行員の私は中の人の考え方がわかってしまうからなのか、筆者の言う「違和感」は言いがかりにしか取れない具体例の山。山。山。
ATMの並び方がおかしいと思った人が指摘したことに対し、取り合えってもらえなかったからといって銀行側の対応が悪い、というのはなんとも…。具体例の取り上げ方が悪いのか、せっかくの例が台無し。
それから、福利厚生で医療費がタダ、とか、そんな会社があったら教えてほしい。会社の健康センターはあっても、キャッシュレスで診察が受けられるだけであって、後から給料天引きだと思うんだが。。。
融資に代表される本来の銀行業務を外れたところで儲けるようになってきていることに対する批判も…本当に14年も勤めましたか?他業種を見ていても、本業で稼げなくなったらそれ相応の対策を講じることは良くあることなのに。。。
数十年前の方が語る、ナカの人の話なので、かなり割り引いて読むべき本。
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元銀行員が銀行員の内部事情について具体例を出しながら詳しく説明してくれる。銀行員の給料や出世コース、将来、内部の仕事、外部対応についてなどなど。基本的に銀行員の働き方についてネガティブキャンペーンを行っていて新書ならではの内容となっている。銀行員に興味がある学生や、銀行員の接客の悪さが気になった人はこれを読めば納得できる点も多々あると思われる。なお、内容は主に日本のメガバンクが中心なので、外資や地銀についてはあまり適用できないかもしれない。
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著者は、㈱フレイムワーク・マネジメント代表。スタンフォード大学ビジネススクルート卒業(MBA)。都市銀行、外資系投資銀行等に20年間勤務後、外資系ベンチャーキャピタル日本代表を経て独立。
著書に「外資系企業で成功する人、失敗する人」「老後に本当はいくら必要か」等多数。
世間の銀行を見る目は厳しい。銀行「員」に対してはもっと多くの注文がつく。一つには銀行員のほうが一般の人や企業からみて、わかりやすいということがある。「銀行は・・。」と論じても抽象的になりがちだが、個別の銀行員については大変、具体的に話しやすい。しかも否定的に。
本書を手に取り、銀行員の読書には、そうした意見にただ「あり得ない」と笑い飛ばすことなく、備えてほしい。そして銀行員意外の読者には、「銀行もしょせん、企業。特別な存在ではない」という前提で、銀行員の素顔を知ってもらいたいというメッセージが込められている。
本書の構造は以下の6章から構成されている。
①給与・待遇
②顧客対応
③カルチャー
④採用
⑤昇進
⑥出向・転籍
主観的にそして客観的立場として銀行員の世界を描いた本書。時代背景や属した企業・環境は違い全てをあてはめることはできないことを前提として本書を手に取った。
しかし、学ぶべきこと。知っておいた方がプラスになることも多く書いてあったことは事実である。耳が痛くなるような指摘や自分もそうなのかと考えさせてもらえる良い機会にもなった。
キミョーな世界はまだまだ続くのか。
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前提として、私は銀行員が嫌いである。本著では、自分が普段から感じている、銀行員の違和感は間違いないことが分かった。
しかし、本著の著者は元銀行員で、銀行に対しての愛憎がある。本著の事例では、銀行員嫌いの私にすら「言いがかり」に近いと感じるものも含んでいる。しかし、それは重箱の隅をつつきたいのではなく、銀行員たちに「貴方達が正しいと信じているものを一度疑ってみよ。その感覚が欠けると、時代に取り残されるぞ」とはっぱをかけたいからではないか。著者の気持ちを想像して読むとまた面白い。
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銀行員という、生き物を観察できるか一冊。銀行だけが、庶民とかけ離れてる訳ではないが、タイトル通り、行内事情を押し付けるサービス業が生き残る事は難しい。