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子育て法とうたってありますが、学生や学校の先生にこそ読んで欲しい本です。個性が大事といいながらも、今の日本の教育制度や、社会の仕組み、国民性では無理なのでしょうかね。
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素晴らしい!!ほぼ100%同意、同感。
本来は子どもにはこう育って欲しいし、育てたい。
メッセージは「変人になれ」。
・調べて回答できることは試験に出すな。いっそ試験に教科書も参考書も持ち込み可にすべき
・協調性のある(優れた)リーダーはいない
・ルールを守りすぎてはいけない
・子どもはうんと生意気で、天の邪鬼に育てるといい。口答えをするくらいでちょうどいい
等等
以下は「おわりに」の著者の言葉の抜粋。
「どうか、既成の枠にとらわれず、勉強病にかからず、変人と呼ばれることを恐れず、生意気に、天の邪鬼に生きて欲しい。だから、親も教師も、こうした子どもたちを「おとなしく」させないで欲しいと思います。それが彼らの未来を切り拓き、この国の未来を作ります。」
…ただ、この日本では、そんな風に育てるのは実際問題として難しいのもまた事実。私のような男親=父親はまだ無責任なことを言っていられるけど、そんな子をもった母親は大変… 母親も変人でない限り、母親が参っちゃう。(笑
日本での子育ては多分そこが最も悩ましい…
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読後の自己肯定感が凄いですね。
爽やかな感じは、著者自身そのままといったところでしょうか。
内容には非常に説得力がありました。
子供のために読むというより、大人自身が読んでもためになると思います。
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以前から興味をもっていた、「はやぶさ」プロジェクト。映画をDVDで見てからたまたま図書館で目にしたので速攻で読破。
偉業を成し遂げたかたのメッセージは、果たして凡人にとどくのか?というのが正直な感想です。
全体的に偏差値至上主義を否定するトーンが流れてはいますが、これはひょっとして、偏差値を一段高いところから見ているから成り立つ議論なのかと思えました。宇宙飛行士のような「偉大な凡人」を育てるのではなく、突き抜けた変人こそが世界初、を生むという話が良く出てきます。
本来は子育ての本かも知れませんが、仕事をしていく上でも勇気付けられる1冊です。
一読して、改めて、映画のDVDは事実をよく再現しているのだなと気づかされました、「のぞみ」の話のところを除いては。