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自滅するな日本 みんなのレビュー
- ケビン・メア (著), 田原 総一朗 (著/責任編集)
- 税込価格:1,047円(9pt)
- 出版社:アスコム
- 取扱開始日:2012/03/29
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紙の本
対談・日本の安全保障、基地問題、対中戦略、TPP
2012/03/21 15:26
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:としりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケビン・メア氏といえば、元アメリカ国務省の外交官で、沖縄基地問題、そして安保問題の専門家である。
メア氏に田原総一朗氏がインタビュー、両氏の対談で日本の安全保障を語る。
そもそも、なぜ沖縄に米軍基地が集中しているのか、政府・政治家の説明不足が甚だしく、理解している国民はまだまだ少ないらしい。
2010年9月の尖閣事件の発生で、なぜ沖縄に米軍が駐留しているかが分かったという人がいた。報道されたものだが。
そういう人は賢明である。
今から考えても、尖閣事件の発生は日本にとって良かったと思う。
中国の正体が日本国民の眼に明らかになり、政治家とくに民主党議員も日米同盟の重要性を思い知ったことだろう。
日米中「正三角形論」は吹き飛んだ。
それにしても、本書にも登場するが、鳩山由紀夫の罪は本当に重い。田原氏が指摘するとおり、ブレーンが悪かった。
外交ブレーンとされた寺島実郎氏。
鳩山政権発足時、彼が外交ブレーンだと聞いて、評者はこれは大変だ!と思ったものだ。評者が心配したとおりの結果になった。
鳩山氏が混迷させた普天間問題は、このままだと移設できず基地の固定化だろう。
普天間基地を辺野古に移設できれば、米軍抑止力は現状維持でありながら、沖縄の負担のみ軽減になるというのに!
あらためて言うが、辺野古移設は沖縄に引きつづき負担を強いるものではなく、負担の軽減になるものである。
さて本書後半では、対中戦略や核兵器保有問題などで、メア氏と田原氏とで激論となる。
あれっ!どちらがタカ派?、と思うような議論まで・・・。
総合的に、軍配が上がるのは、メア氏のほうである(と思う)。
ところで、日本の領土問題、北方領土、竹島、尖閣諸島それぞれのアメリカの立場についての見解は明快である。
安保条約とともに、理解を深めておきたいところだ。
紙の本
そして「日本は自滅しない」に至る?
2018/10/30 19:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ライサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の最終章は「日本は自滅しない」に至る。
しかしその根拠は曖昧なままで終わっていることには危機感を抱いたほうがいい
老人中心となり現状維持ばかりで変われない国、日本
この本は最近ボケてきて司会もままならない田原総一郎がまだ適度にマトモだった頃に出た対談形式の本である
両者の意見に賛否あるし「それってアメリカじゃなくてあなた個人の感想ですよね」と感じさせるケビンの主張も多くある
私はこの本を読んで「やはり日本は自滅しちまうなぁ」と感じてしまったが。
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