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読んでいて本当に応援したくなる”いい会社”がたくさん紹介されていますが、その会社はしっかり良い業績も残しているのが素晴らしいです。
良いことをしてしっかり利益を上げていれば、そんなに気持ちのいいことはないし、真似してくる会社も増えてくるんじゃないかな?
資本主義にあたたかさがプラスされることで、世の中に”幸せ”が増えるんだとしたら、21世紀はあたたかい資本主義への発展こそが鍵になるのかもしれない。
高度成長期のような勢いのある経済成長が望める時期を過ぎた日本が次に向かうのは”あたたかい資本主義”の実現なんじゃないかと思いました。
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ここで紹介されている「暖かい会社」はほんのごく一部です。皆で「暖かい会社」をもっと見つけて具体的に評価して行くことが必要なんだと思います。
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人を大切にしない会社を見てきた私には、この本に登場する会社の人を大切にする姿勢に心に打たれた。
もちろん本に出てくるエピソードが全てではなく、綺麗事ばかりではないと思う。
だけど、この本を読むと希望が出てくるし、何かやってやろう!という気持ちになるのは事実。
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著者の鎌田さんは「お金と同時に、あたたかさを回転させる」を提唱しやさしい会社を紹介することで応援しています
この「あたたかい資本主義」は本書のキーワードとなっているようです
何気ないやさしさ
あたたかな経営
雇用こそ大事
人の心に訴えかける感動
なんだか読んでいるうちにこちらまであたたかい気持ちになった
文中では上場企業・非上場企業を含め多くの素晴らしい会社を紹介しています
一般的には上場企業となると経営者の思想と株主の利益は相反することもあり社会貢献の障壁となることもあります
でも本書を読んでいると良いビジネスモデルや良い経営者、良い思想を持った会社には応援したいと長期的な質の高い投資家がついてくるようにも感じます
資本主義社会では相手を蹴落とさないと勝ち残れない、という考えはもう古い。
あたたかい心を持つ企業を人は信用し、応援し、たくさんのおカネが集まる。
企業はそのおカネを生かしてさらに利益を上げる。
その循環で、やがて日本という社会があたたかく豊かになっていく。
P.178より
これぞ海外でも見ない日本流の資本主義ではないでしょうか?
会社への投資の基準が「良いか悪いか」や「割高か割安か」「損か得か」でもなく「美しいか美しくないか」が投資判断の基準であり経営や利益も順調ならば株価はあとからついてくるという考え方
ほんわかとした文体の鎌田さんの言葉も好きですが企業へのインタビューでの経営者の言葉もまた美しいものがあります
その中から2つほどピックアップ
「企業にとってお金をもうけるのは大事なこと。付加価値や雇用が生まれ、経済を活性化する。それで社会がよくなることが、企業の究極の目的だと思います。”あの時代にあの会社があってよかったね”と言われる会社でありたいですね」
らでぃっしゅぼーや 緒方社長
「人間らしい生活を送りなさい。体と心が健康で、正しいことをやりなさい」
ケーズホールディングス 加藤社長(現在は会長)
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医者からの視点であることで少々他とは違うものだった。「あたたかみ」という一貫したテーマの下、ヤマト運輸という誰もが知っている会社から、菊池製作所などあまり知られていない会社まで紹介。単に知らなくていい会社があるよ!というものではなくて本当に貢献している会社を選んでいるようだ。自分の会社もこんなあたたかみを生み出せたらいいなぁと思った。経済の動きまで絡めているので勉強にもなる。ただわざと口語的にしたり、親しみやすくしようとしている点はあまり心地よくなかった。
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よくあるビジネス書的な観点とは異なり、あくまで客観的な視点で読者側に近い感じのため、読みやすい本でした。
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日本にはすばらしい会社がたくさんあることがわかる。人を大切にする会社。地域に貢献する会社。応援したいと思う。