投稿元:
レビューを見る
昔、自分も個別塾で働いていた関係で読んでみました。
まずこの本の内容は、主にこれから小学生から中学生になるお子さんを持つ
親の方々に向けて書かれた本。なぜなら小学生のころはゆとり教育だった
にも関わらず、2012年度から中学生になるお子さんから脱ゆとり教育が
加速される。そういった社会情勢に対してのアドバイス本となっています。
この本は全4章の構成。
まず第1章が「中学生の親がはまる15の落とし穴」となっており、
昔成績が良かった親は教えるのが下手、「教えてあげる」のは子供のやる気を
削ぐ、といった内容が書かれています。
次に第2章が「「学習の黄金サイクル」でカリキュラム増を乗り切ろう」で、
子供がどうすれば勉強に興味を持つか、
国語数学理科社会英語についての勉強のポイントについて書かれています。
その次に第3章が「子どもの歴史を一番よく知っている親だからできること」。
子どもが何かに興味を持つことが勉強に対してどれだけ大切か書かれています。
そして最後の第4章が「勉強に自信がなくてもOK!お父さんお母さんの指導テクニック」。お父さんやお母さんが不安になることはないことや、進路、
子どもに説明してもらうメリット、中学生や高校生になるときに注意事項について書かれています。
子どもの勉強について悩む親は多いと思われますが、
この一冊を読めば親の持つ不安が解消されると思われます。
子どもの勉強に対して悩んでいる人、
そして個人的に是非読んでもらいたいのが子どもの勉強に自信を持っている人。
そういった方々にオススメの一冊です。