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前半がニューヨーク在住のジャーナリスト津山氏が担当しており、アメリカの今をソーシャル&モバイル利用者目線で書かれてる。
後半は電通兼、日本アドバタイザーズなんちゃらの委員長をしている、森氏が日本のソーシャル&モバイルを統計的な観点から分析している。
Facebookの話等は、他の書籍で何度も読んでいるので目新しさは無し。
Foursqareについても、これから盛り上がる先進的ソーシャルサービスのように説明されているが、最近のどこかの記事でCheckIn離れが起きているとかPickUpされていたので、今後については信頼性に欠くかも。
後半、津山氏の分析は、実際の統計データに基づいて分析しているので説得力があった。
スマホやソーシャルメディアに対する接し方が年齢層や性別で大きく違うということはなんとなく予想はできた。
しかし、AndroidユーザとiPhoneユーザによっても大きく異なることが面白かった。
マーケティングの観点からもこの本はオススメ。
スマホを使いこなすネイティブソーシャルの人たちを、これから市場ターゲットにするにあたり、マーケティングのヒントがこの本に詰まっている。
マーケティング担当者必読。
●この本を読んで興味を持った2点
・O2O消費者行動。
Online To Offline 的、消費者行動で特に目新しいものでは無いが、スマホが普及したことによって、一段と注目され始めている。
僕的には、価格.com で最安値をリアルタイムで確認しながら、家電量販店に行って金額チェック。もしくは値引き交渉の根拠資料として活用するとかとか。
・Pinterest(ピンタレスト)
特にアメリカで女性に大人気のソーシャルサービス。
画像や写真をボードに貼って共有するだけのサービスなんだけど、サイトがお洒落だし、デザインにもすぐれている。
上手く説明できていないので、詳細はこのあたりをどうぞ。
http://xn--zckl2a8bxhrb.com/
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前半はアメリカ在住の津山氏が、アメリカのひどいガラケーしかないなかで、iPhoneがどのように映ったか、そして爆発的にヒットした理由を書き、現在はfacebook等を中心に、位置関係、チェックイン、などのコミュニケーションサービスが成り立っているかを書いている。
後半は電通の森氏が、スマホがどのような層を中心に利用者が増えてきたか、そして今後どのような形になるか、実際のデータやアンケートから明らかにしている。
アメリカと日本の今を理解するには良い本ではないだろうか。さて、数年後の世界は、どのような世界が広がっているか興味深い。
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今後のデバイスの動きは?
→サービスを継続的に使ってもらうには、ターゲットの顧客に対して機能的価値を提供すべき
ツールとしてアプリの活用を考える
時代の流れが早いので、なるべく今の生活者を理解し、テクノロジーの進化を把握しどのように市場に影響を与えるかを予想する
生活者理解とテクノロジー理解は両輪