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黒人=遠い国の人。
差別=遠いアメリカの昔の話。
そう思ってしまう人が日本ではまだ多いのではないか。
そんな人たちに、黒人アメリカ人と結婚した高山マミはアメリカにおける現在の黒人コミュニティを紹介してくれます。
難しい言葉でではなく、エッセイのようなスタイル。
彼女自身の経験も交じえながら書かれているので、すらすらと読み進められます。
黒人アメリカ人がどんなことを考え、思い、どんな暮らしをしているのか、この本を通じて触れてみてください!(^O^)/
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アメリカ黒人と結婚した、日本人フォトグラファーの著者。
白人ではないものとして受け入れられた、黒人コミュニティの日常を教えてくれます。
白人社会の保護を受けながら、白人を迎合しない。
コミュニティを大切にするが故、限られた世界で生きている。
それを文化といえば、守るべきものかもしれないけれど、差別の歴史を考えると複雑な気持ちになります。
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黒人差別について学びたく読んでみた。
黒人の男性と結婚し、黒人ファミリーを間近でみている著者。統計やリサーチに基づいた記述ではなく、自身の体験を元に書いているので、かなり個人的な感情で書いている気がする。読んでいてあまり気分が良くない。
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黒人差別の現状に関して知りたいと思い読んでみた。当たり前だが「黒人」と一括りにはできないことが色々書かれていて、こちらも相当偏った見方をしていたなと気づかされた。そして冒頭に書かれていた著者の言葉、「知れば知るほどわからなくなる」…この本が黒人差別や偏見、そして家族というものを考えはじめる扉になるかもしれない、と思った。