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「続ける」ことを緩くしっかりと考えさせられる一冊
2022/08/10 10:16
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投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
「続く」技術というタイトルから、続けるコツや仕組みを想像したが、そのような本ではない。
「自分を追い込まなくていい」「毎日続ける必要は無い」など、肩の力を抜くことを
勧めている。
著者は経理畑を長年歩き、バブル期に財テクに走らず、1円の利益を大切に考えて真面目に仕事を
した”ミスター経理”。
自らを気が小さい人間と自認し、気の小ささ故に慎重に物事を行う人物。
「続かなくても休んでいると考える」などの言葉は含蓄がある。
続かないことに悩んでいる人の悩みが緩和され緩やかに続けていく気持ちを促す一冊。
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すぐ読了。
本当に真面目な金児昭氏の誠実な性格が伝わってくる本。
我々が、普段 適当に考え、「出来ない」「続かない」と言い訳している事に対して、自分を理解して、コツコツやってみようよ、と真面目に正面から考え方を教えてくれる本。
気楽に読んでおきたい一冊。
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ビジネス書だけど地に足がついている感じがする一冊。
p91
真似をしようと思ってもできないから「できすぎる人」なのです。
と書かれているように、小さな一歩を踏み出す勇気をくれる。
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「続ける」という事に関する技術を紹介した本。と言う事だが、内容としては、テクニックより、続ける為の心構えや、考え方を中心に述べられている。要は、1年に1回でも数年経てば、「続いている」と言えるぐらい、ゆる~く考えると良いらしい。
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続けることへの一般的な期待に応えているようには感じられないが、頑張りすぎず、身の丈を知り、1円の利益をコツコツと愚鈍に追うイメージは、著者の徳の高さを物語っているように思う。
ふるさとの会社が何度も登場して気になったが、見返しの著者プロフィールで信越科学工業だと分かり、ちょっとしたご縁を感じた。
12-81
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物事を続けるための知恵満載。後半は著者の会計や著書についての「続ける」とは関係のない話があるが、何かを続けたいと思っている人には大いに参考になる本。
以下、メモ。
・小さな事を続けること、結果は天に任せる、が続けるためのコツ。p10
・続かないことには理由がある。それを解消すれば続けられる。p11
・生きるために役立つことを私たち続けている。p17→止められないという事は、あることを続けているということ。
・三日坊主の原因。計画が大げさ、迷いがある、気持ちが強すぎる。
・目標は小さく。p36
・とにかくはじめ、一歩を踏み出す。p39
・無理せず気張らず、ほそぼそと続ければストレスも感じない。p42
・基本的には自分の力が及ばないことは手を出さない。p45
・自分にご褒美をあげる。p65
・好きだから続けるではなく、続けるから好きになる。p76
・逆境を始める理由にしない。p87
・最悪を想定しながら、最後まであきらめない。p90
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・休みながらも、ほそぼそと続けていると、セミプロには及ばないが、“ミニプロ”になれる
・長い年月をかけて、はかない夢のかけらを手に入れる。それが、生き続けてるということ
・「好きだから続けられる」のではなく「続けると好きになる」
・この人になら、何でも話せる。話しても絶対に口堅く口外しない。その人の人柄、見識を尊敬できる――そうした本当の友人は、1人か2人で十分。その1人か2人の存在が、自分が迷ったときの鏡となってくれたり、続ける力になってくれる。年齢の上下は関係ない
・10年間、1年に1回ずつ続けても10年間続けたことになる
・「何でも中途半端になる」と嘆いている人は、そろそろ絞り込んで、長い時間かけてほそぼそと続けられそうな、自分にとって楽しいことを見つけられるチャンス