投稿元:
レビューを見る
落合竜を支えた森コーチの本。鉄拳制裁も辞さない森コーチと鉄拳制裁拒絶の落合監督。素晴らしいコンビだと思いました。
また二人を結びつけた根本睦夫さんがかなり気になります。
投稿元:
レビューを見る
「采配」を先に読んでいたので、すらすらっと読めた。「見守る力」=自走できるようにしてあげるってことかな?
投稿元:
レビューを見る
中日ドラゴンズの黄金期を支えたヘッドコーチの組織論。
勝つための哲学をしっかり作って、それに専念すること。
孤独な時間をきちんと過ごすこと。
会社での契約は、競合他社に「勝つ」ための契約であることを忘れないこと。そのことを忘れて考えれば考えるほど、心は迷子になっていく。考えるときはシンプルにシビアに。それを一人の冷静な時間でいかにきちんと考えることができるか。
落合監督や森ヘッドコーチが正にそれを体現していたので、この本に書かれている言葉を自分の中でとても素直に受け入れることができました。
投稿元:
レビューを見る
落合政権時の裏側が書いてあって中日ファンとしては非常に面白かった。
勝つためには何をすべきかいろいろと参考になった。
投稿元:
レビューを見る
上司と部下の間に必要な事は「信頼」だ。信頼を構築する為には任せる約束を守る良く見るこれらの事が大事だ。任せる事が、やる気と責任感を産む。野球界も会社も一緒。出来てるから強かったドラゴンズ。出来ない会社は弱い。強い会社を作る為に任せて、約束を守って、しっかり見る。実行する。
投稿元:
レビューを見る
2012/07/10 中日のヘッドコーチとして8年間落合博満監督のもとで過ごしたエピソード。それはトップリーダーに仕える者の心すべきヒントに溢れている。リーダーと如何に信頼関係を築いていったかが示唆されている。
投稿元:
レビューを見る
落合監督が就任中の8年間、中日ドラゴンズの投手コーチ、バッテリーコーチ、ヘッドコーチを歴任した森さんの著書。しばらくおとなしくしているつもりだったのだが、落合監督が退任後にさっそく「采配」を上梓したのに触発されて、自分も書いてみたということらしい。発売後10日間あまりで早くも3刷ということで、売れ行きは絶好調である。(私も入手に手間取ってしまった)
ドラゴンズ時代の森コーチの役割は、落合監督の方針を実現する現場責任者であり、監督の知らないことも森コーチはすべて知っていたと言っても過言ではない。森コーチは、選手に関するどんな些細な情報も自分に上がってくる体制を構築し、チームの機密事項がコーチや選手から漏れることのないよう情報管理を徹底した。情報を漏らしたコーチは容赦なく配置転換し、シーズンが終わったらクビにした(こちらは落合監督の仕事)。この8年間、ドラゴンズが強かった理由はいくつも挙げられるけれど、もっとも根本的な理由は、情報統制に成功したことだと思う。逆に、情報を統制できていないチームは、根拠不明の情報に選手やコーチが振り回され、互いに疑心暗鬼が募り、それがマスコミに面白おかしく取り上げられるという悪循環を辿ることになる。これではチームの結束が保てないし、強くなれるはずもない。(もっとも、情報統制が成功しすぎて親会社の不興を買ってしまい、優勝しながら更迭されることになってしまったのだが…)
落合監督の著書「采配」に書かれた独自理論は、抽象度が高いので、よく分かるんだけど実行は難しい面がある。一方、森コーチによる本書は、極めて実用的で、野球指導者ならそのまま採用できるポイントがいくつも詰まっていると思う。本書の内容はあと4-5年は秘匿して欲しかったし、他の11球団の関係者は読まないで欲しい、というのが本音。
投稿元:
レビューを見る
こういった本を出すということは
しばらく現場に戻るつもりがないのか、
公表しても真似できないと思っているのか。
確かに組織の規律を正しくして
きちんと情報を統制する。言葉にするとカンタンなんだけどね。
投稿元:
レビューを見る
● 監督は指導者をやりたくてたまらなかったのだが、一方で、自分みたいな人間には、絶対どこからも声がかからないと思っていたそうだ。声がとても弾んでいた。
● 首脳陣が舐められてしまうことは良くないが、指導者の顔色をうかがって動くような選手だけは育てないでほしい。だから、手だけは上げないでくれ。
投稿元:
レビューを見る
ドラゴンズを常勝軍団にすることができたのは、落合と森繁の献身的な働きがあったからこそ、だということがよくわかる一冊。もう一度、ユニフォームを着て、現場に戻ってきてほしいわ。
投稿元:
レビューを見る
2000年代初めから、落合監督と共に中日の黄金時代を築いた男の組織論とは。裏話も興味深かったが、上司との付き合い方を学ぶ上で最良の教科書になるかと思う。著者は作中「落合監督は部下を信頼し全てを任せてくれた」と述べているが、その背景には、事前に事細かく報告をしていたという行動があった。だからこそ、安心して監督は任せられたのだと思う。これはどんな組織でも通じる話ではないか。ただ大抵の場合、そこまでの信頼関係を作る前に異動や配置替えになったりするのが常であり、その点中日では八年間同じ指揮官でじっくり熟成出来たのが良かったのではないか。落合監督の著者「采配」と併せて読む事で面白さ倍増です。
投稿元:
レビューを見る
読み中・・・
なかなか裏話が満載で人柄の表現が豊かである。
実践の中で勝ち取った経験値の談話が説得力を倍増させる。
『人はおしつけない、考えさせて動かす』といった主旨の言葉が印象的である。
読み終えて・・・
『参謀』、そこからイメージする姿はとても大きな存在。全てを知りつくし、配慮ある、人間性の到達した世界。
しかし、著者は完成された人というより、弱さをさらけて、人間味にあふれている。文体からあふれてくる想像する日常を思うと、組織を成功につなげていく上で、縁の下の力持ちというか、影で支えた苦労と努力を垣間見る。
コーチという中間管理職であり、一般企業である私たちの言動に近いものがある。完成した人が伝授するというより、著者自身が、教えながら、成長している姿があり、実践に生きたことばがあふれる。
「考え方は教えられない。答えは自分で見つけさせるしかない」
答えを探す。
本書は、残念ながらすべては語られていない。苦しい中で何が勝負を分けたのか、まだまだ核心には迫っていないような気がしてならない。
第二弾を楽しみに待ちたい。
投稿元:
レビューを見る
中日の強さの秘密が分かった感じ。落合さんの「采配」と合わせて読むとより良い!ベイファンとしては、返す返すも谷繁を失ったのは痛かったと再認識…。
投稿元:
レビューを見る
最強だった落合監督中日の投手コーチ。
まさに、監督の判断のために全てを尽くす内容です。
どこの世界でも、仕事が出来る人は、最善を尽くすというのがよく分かる本でした。
投稿元:
レビューを見る
およそ想像通り。人柄が滲み出てるような。愛情たっぷり。で、自分の言動すべてに責任がとれる。それが上に立つ人。森さんしかり、落合さんしかり。