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ご都合すぎるかなーと思わなくもないけど、エンタテインメントとして考えれば正解なのかなぁ。爽快感はありますし。
色々引っかかるところはあるシリーズでしたが、「そういうルールの世界なんだ」と思って目をつぶれば、とても面白い作品でした。
パズルとしてのルールっていうのかな。
「父は、母がいないと娘を殺してしまいます。母は、父がいないと息子を殺してしまいます。犬は、メイドがいないと家族をみんな殺してしまいます。船には二人ずつしか乗れません。誰も殺さずに対岸に渡すにはどうすればいい?」みたいな、「そんなの現実的にありえないだろ」っていう設定のパズル。
あと、ループものではないですね。厳密には。毎回出発地点での観測者の記憶が無い、似た条件はあるが同一ではない(細部で異なる)等、シュタゲで採用されてる世界線の方に近い。
ちょっと一点だけどうしても…と思うのは…
地の文の視点がころころ変わるので、今誰の視点かわかりにくくてちょっと混乱します。元がサウンドノベルでも、そこは直して欲しかったなあ…ゲームだと立ち絵で分かるようになってたりするんだろうか
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梨花、お疲れ様。
まずそう言ってあげたいです。
彼女には幸福な人生を歩んで欲しい。
ただただひたすら歩んで欲しいです。
詳しくはブログに書きますのでヨロシクお願いします。
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ようやく本編を読了。
ギャクなのか萌えなのかはともかく、いきおい一発的なお話群だったが、本編になってなぜか感動的である。
特に、赤坂、大石の二人が際立っていたかな。
過去に何度も指摘したように、視点の切り替えがあまる上手でないようなので、今後はそのあたりの工夫を課題にしたい。
でも、みんなよかったね。このエンディングで。。。
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達成感
解になって徐々にルールが見えてきて
別の世界の記憶を受け継ぐなんていう奇跡まで起こして
それでも
皆殺し編では打ち破れなかった惨劇が…
アニメor 漫画で大筋を理解してから小説へ、ってのがいいと思う
そうじゃないと読みにくいのかな、他の人の感想を見るに
おいらには全く読みにくくなかったけどね!
ひぐらしは、特に祭囃し編は主人公も生け贄もない世界、だから当然群像劇になる
だから地の文も多人称視点になる
それはひぐらしでなんども梨花が言っていたこと
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祭囃し編の完結編。長く続いたシリーズもこの本でラスト。そこまでに至るまでの圭一たちの活躍が熱く、富竹氏がまた犠牲になってしまうのではないかとハラハラさせられたり、今までの中で一番物語にのめり込んだ。誰も犠牲にならないラストは「大団円」という言葉がふさわしい。後一冊番外編があるので、「ひぐらし~」の世界を堪能したいと思う。感想はこんなところです。
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遂に!全員が表舞台に立って戦う時が来た、、、、!
ページを捲る手が止まらなかった、、、疾走感と戦闘シーンのリアリティ、沙都子ちゃんのトラップの爽快感がたまらなかった。
最終的に鷹野さんが悪いというのではなく、誰も悪くないというのが良かった。
羽生が世界に残ってもいいのかと悩むところで、この世界をジジ抜きで表しているのが秀逸だと思った。一枚欠けていた部分を羽生で補う。ババ抜きのように一枚増えた札、ジョーカーを互いに押し付け合って誰かを除け者にしようとするのではなく、この世界は元々欠けていて、羽生や鷹野さんも含め全員が存在する世界が良いのだというところに感動した。
後日譚のようなところで梨花ちゃんが夏休みにやりたいことの予定を立てていて、あの6月を乗り越えることができたんだ、と泣きそうになった。夏休みは是非とも楽しんでほしい。