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本屋でみかけた一冊の本を、偶然同時に手にしようとした浩介とまなみ。
二人はお金を出し合って順番に読むことにするが、まなみは浩介の住所が書かれたメモを失ってしまう。
わずかなてがかりからお互い、相手を探そうとするが、いつもすれ違いをしてしまう。果たしてふたりは再び会うことができるのか。
意外に面白かった。
途中に差し込まれる挿絵も効果的。
ラスト1ページでとても(ネタバレにつき伏せます)
ちなみに、あとがきはないので最後の方のページはめくっちゃダメ。
最後の挿絵は、完全ネタバレになりますので。
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作者さんの妄想全開の恋愛小説でしたね~。
ここまで完璧にすれ違ぅ展開も、
帳尻併せの人物設定も、結末も、
真面目な評論家さん的には、×でそぅけど、
ボクは、いいと思いますよ…。妄想なら…。
ただ、小説としてはそれほどでもなかったかな~。
お好みの恋愛ストーリーを、妄想してるレベル…。
感情移入もしないし、特に何も残らないし、
友達同士の他愛もない妄想を聴いてる感じ…。
ふつぅでした…。
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本当に恋が始まらないよー!もどかしいというよりは、すれ違いもここまでくると運命に思えてくる。
この人とはまた会えるだろうと思っていても、二度と会えなくなることはたくさんある。一期一会。出会いは大事にしたいなと思った。
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最後の終わり方がちょっと物足りない感じに終わりましたが、全体的におもしろい作品でした(*´・∀・`)
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この夏、恋愛小説ばかり選んで読んでいた先輩が「幸せな恋を描いた恋愛小説が少ない」と話していた。
そう言われてみると、確かに恋愛小説に分類されている小説には死別や不倫といった心ときめかない話が多い気がする。
何故だろう?需要はあるはずなのに…。
恋愛小説に分類されていないけど恋愛関係の男女が出てくる小説の方が爽やかな恋物語になっていたりするけど。
この本の表紙に描かれているのは、同じ本に手をのばすという例のシーンだ。
これなら少女漫画のような恋物語が読めるのではないかと期待が高まる。
…結論は、少女漫画のような恋物語ではあったけれど、タイトル通りまだ恋ははじまらなかった‥
もどかしさ少女漫画級、という感じ。
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〈内容〉書店で見かけた一冊の本に、同時に手を伸ばした浩介とまなみ。運命を感じたふたりは、お金を半分ずつ出し、順番に本を読むことにする。ところが、彼の住所が書かれた紙を、まなみはなくしてしまい…。わずかに交わした会話を手がかりに、おたがいを捜すも、すれちがいをくり返すふたりは、ふたたび“めぐり逢う”ことができるのか。
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純粋な恋の物語。
しかも、読みやすい。
物語のラストについていろいろ想像して、友だち同士盛り上がれそう。
そういう意味で、読書が苦手な中高生にもオススメできる本だった。
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さくっと読めました。
本の表紙みたいな
場面に実際あってみたい!
という希望的な感覚により購入したが
背中がかゆくなるぐらい
あ~なんてもどかしい
そんな本でした。
ところどころの
挿絵は素敵でした。
文章よりも絵の方が勝っているかも
って感じで、
文字を読まなくても
絵で全体をつかめてしまうんだよね。
toi8氏の絵って
初めて見たけどなんか
味があるなぁ~って思ったよ。
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数年振りに、休まず一気に全部を読めたという点、非常に読みやすく、分かりやすく、面白かった。
一つだけ、自分はあとがきや解説を先に読む癖があるため、そういったものが無い本作では、非常に惜しいことをしてしまった(これから読もうという人は注意)。
逆に、自分は終わりを先に知ってしまったため、それまでにどんな展開がなされるか、色々楽しく考えながら読み進められたわけだが、すれ違いの多さに、何度「バカ!」と口に出かけ、涙目になったことか…。もうハッピーエンドで終わらなければこの作者の本は読まない、とさえ途中で思ってしまった(その点、安心して読めた)。浩介とまなみはお互いに一目惚れじゃないとあそこまで頑張りはしなかっただろうな、とか諸々思うところはあったけれど、無駄のない内容は読んでて心地よかった。星新一の『妄想銀行』に収録されている「鍵」は本作の読了後に思わず読みたくなってしまう。
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さらっと読めた!途中こんがらがりそうになったけど最後で納得(笑)もどかしかった(笑)もっともっともっと複雑に絡めばもっと面白かったかもしれないけどやりすぎもあれだからこれくらいがちょうどいいのかも(^_^)笑
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06/11/2013 読了。
toi8さんの表紙に惹かれて、図書館から。
うん、借りるだけでよかった。
さっくさっく読めました。
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出会いは運命的なのに、それ以降は徹底的にすれ違い。
すれ違いの場面が文章でなく、絵で表現されているのは面白かった。
が、内容は最後まで本当にすれ違いだけだったので、ちょっと薄く感じてしまった。
「運命は信じない」「運命は自分で切り開いていかなければならない」など、著者の後の本”運命しか信じない!”とは一見違うように見えて、「運命の出会いを成立させるには、(自分か他人の)行動が必要」という構図は共通してるのかもしれない。
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《超高速ですれ違う2人。果たしてお互いを見つけることはできるのか⁈》
全ッゼン2人が再会出来なくて「あー、もうっ!じれったい」と、韓国ドラマを見る様なんだけど、恋敵の策略や不治の病や事故なんかはないので、清々しいモヤモヤが味わえる。
散りばめられた伏線も面白い。
toi8さんの挿入絵が綺麗だからってパラパラめくってしまうと、楽しさ半減。
物語のすごくいい、絶妙なタイミングで現れる挿入イラストなので、初めから1ページずつ読んでください。