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コンサルタント会社を志望する学生は必読
2022/07/21 20:36
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投稿者:sklhfstyi - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとなくコンサルタントという響きに憧れる学生に読んでほしい本。本書を読み、その業務内容が自分にとって適性があるかを検討してほしい。「なんかかっこいい経営アドバイスするんでしょ」くらいの気持ちでいる人はここまでリアルな外資系コンサルの実情を知ると見る目が変わるだろう。何かを調べて、まとめる、それを非常に早く行う。これができない人は次へ進めない。私はコンサルと無縁の業界で働いているが、無駄が多いとはよく指摘されているので、本書を読んで、現場的な職場では速さ、手際の良さ、覚えの良さはストレスなく立ち回るのには必須なのだと思った。
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144ページに、今の日本人が自覚しなければならないことが書いてある気がする。自分が費用対効果に見合うかどうか、常に考えていないといけないですね。
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表紙とキャッチが安いから何だろーなーと思っていたのだが中身はある。
マッキンゼー入りたい。
と思ってもかんたんじゃないんだな。
という感想。
くやしーなー
とても刺激になると思う。
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最近著者と会社の名前をよく聞くので読んでみること
にした。伝え方がうまくコンサルタントをよく知らなくて
も分かるように書かれている。
印象に残ったのはマッキンゼーの社員の「スタンス」
と5年前後で壮絶な経験ができるってことで、今まで
漠然とは知っていたけど、具体的なところが分かって
良かった。
「自分の市場価値やレベルを上げる」っていう働く
目的は外資ではある程度共通するものなのかな
とも思います。
「大好きな会社のために…」なんて典型的な内資
企業のぶら下がり感は当然微塵もなし。。。
そしてコンサルタントはあくまで「当事者」ではないので
自分でチャレンジしたくなるのもあってきっと羽ばたいて
いくのではないかと。
元々能力が高いうえ
成長の「期限」、時間に対する意識が圧倒的に高く
設定され、顧客への価値提供の基準も崇高なので
まぁそうなるよねって実感。
ただ最後にはマッキンゼーのここ数年の経営方針の
転換もチクリと書かれていて、退職の理由の一つなんだ
ろうなと感じました(笑)。
さすがのマッキンゼーといえどいろいろあるんだなと。。。
転職の時、ヘッドハンターに
「あなたもコンサルタントもいいけど、きっと
事業会社で当事者でやる方がもっと活きる。」なんて
言われたことがあったけど、その意味が凄く分かりました。
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本屋でたまたま見つけて、そのまま立ち読みして全部読んでしまった。筆者も冒頭で述べている通り、年俸一億円でも辞める理由が書かれているわけではなく、田中さんのマッキンゼーでのプロジェクトやMBAに対する考え方や経験が記載されており、一人のコンサルタントとして学ぶことがあった。
ただこんな本を出すとコンサルティング業界で働いている多くのコンサルタントにある意味失礼。
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一橋からマッキンゼーに入社し、
史上最年少マネージャー→MBA→
靴のネット通販「ロコンド」立ち上げ、
ナンバー2まで育て上げた人の主に、
マッキンゼー時代のことを綴った本。
守秘義務があって中々書けないことが多いと推察できる中で、
可能な限りコンサルティングの世界を紹介してくれています。
こういう類の本って、リアリティーに欠けることが
多かったように思いますが、こんなにも具体的な記述のある本は
初めてなような気がします。
著者が推奨するインパクト思考だけでなく、
個人的にはチェックマークグラフなんかが新しい視点を
僕にもたらしてくれました。
期待通りの内容でした。
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マッキンゼーで働く人はどんなひとだろう?考え方とかがやっぱり違うのかな?と思っていたけど、以外にもその点は普通な感じがした。(とは言え、相当な努力が必要であることは間違い無いはず。)
イシューを徹底的に考えたり、そのための方法論としてロジックツリーを利用したりというのはグロービスのクリシンで学んでいたのでなじみやすかったが、実際にコンサルタントとして働くということは人によって好みが分かれるのだろうなと思った。自分の場合も著者と同じように現場にいたいタイプなので、学生の頃はコンサルタントになりたいと思っていたけど、今はなりたいとは思えないかな。それがこの本を読んで改めてわかったのは収穫だった。
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●内容
・マッキンゼーを経て30歳でベンチャー創業メンバーになった著者による、マッキンゼー魂のガイド。
・仕事に向き合う姿勢や、コンサルの仕事論について経験ベースで語る。
●コメント
○仕事への姿勢。常に成長志向。
(引用)
・たとえ自分が埋没するとしても、賢くて仕事ができる人間に囲まれたい。
・常にバリュー(価値)を出すように。黙って聞いているだけ、勉強しているだけの時間なんて許されない。会議中に何も発言しないならば、ジュースや弁当を買ってくる方がまだバリューがある。
・とある女性パートナーは家の中で必ず紙コップと紙のお皿を使っていた。理由は「食器を片付けて洗っている時間は、自分のパー・ディエム(1時間あたり費用)に見合わないから」
○仕事論。コンサル仕事術。
・「答え」を考えるのではなく、「問題」を考える。これがすべての問題解決の出発点である。
・すべての思考ステップは「空雨傘」であれ。空とは「ファクト」。雨とは「意味合い」。ファクトが何を意味するのか、これを抽出することが2番目のステップ。最後の傘とは「打ち手」である。
・どうすれば生産性を向上できるか。
1、調査分析で何に答えているかの「クエスチョン」を明確にすること
2、クエスチョンの中でも「アクション仮説を検証するためのクエスチョン」に絞って答えること。
3、イシュー。「アクション仮説をするかしないかが、経営にとって重要かどうか」
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ロコンド(靴のオンライン販売サイト)社長である田中裕輔氏の著作。
マッキンゼーの卒業生である同氏が自身の経歴を振り返りつつ、特にマッキンゼー時代の経験にフォーカスし、その半生を語る。
読むと、仕事延いてはキャリア全般に対するモチベーションが上がる。★3
マッキンゼーの組織構造や仕事の進め方などしみじみした話が次々と登場するため読んでいて飽きない。逆に、コンサルファームの仕事内容に興味の無い人間にとっては、面白味に欠ける内容かと思う。
随所に「空・雨・傘」や「MECE」などのコンサルめいた説法も出てくるため、初心に立ち返るという意味で参考になった。
結局、マッキンゼーの人間はすべからく「インパクト志向」を持った人々であり、彼らは会社・給料のために仕事をしているのではなく、自らの力で世界を変えるために仕事をしているのである。(だから高額な年棒を捨ててでも、自身のやりたいことに身を投じるのである)というのが著者の論。私もそうありたいと思った。
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今この時期に読んだことにすごく意味のある一冊。
自分の世界だけで時間軸を創り上げず、いろんな世界を感じてユニークな時間軸を創り上げたいなぁ
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マッキンゼー出身の松田氏の経歴本である
大学時代にさかのぼり、そのとき何を感じどう行動してきたか
自分の経歴と読み合わせながら、読完。
今はロコンドで働いているらしい
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タイトルに期待して読むとがっかりするかもしれませんが,マッキンゼーの人達のギラギラ感(?)&就職までの大変さが伝わってくる本です...で、ロコンドってどうなの???
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マッキンゼーに興味があったというよりも、バークレーのMBAを取得している著者に興味があって読んでみた。
だがMBAに関しての記述は多くなく、これであれば在校生や卒業生のブログを読んだ方が参考になる。
田中さんの意見では、MBAは費用対効果は合わない。が、行ったことは後悔していないということだった。
いわゆるハードスキルのようなものからの学びは、マッキンゼーで働く著者には物足らなかったのかもしれない。しかし、2年間の異国で体験する出来事や様々な価値観に触れる時間は有意義だと感じたのだと思う。
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この本は、一橋大学に通うダメ大学生であった著者(田中祐輔氏)が、就職活動からマッキンゼーの退社までにマッキンゼーで学んだ事について述べている。
会社名と年棒だけ見たら、人間として根本的に何かが違うのではないかと思ってしまう著者のような人達でも、失敗を繰り返し、対人関係で悩む事を知った。
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何となく本屋で手にとってみて、何となく軽い嫌悪感で買うのをやめようとして、何となくでも買ってみようという気になって買ってみた本(笑)
アクション仮説に基づくイシューの特定の話など、参考になる指摘もあるが、筆者が駆け出しコンサルタントとして思い悩みながら過ごした日々やプロジェクトの記述、社内のキーステークホルダーとのやりとりが具体的で面白い。
自分がフランス駐在で日本人が全くいない中で周りの評価に戸惑いながらも「何か、なんとかバリューを出さねば」と毎日脳みそフル回転だった頃を思い出した。
そんな筆者は30歳にして企業をして、日本や世界にインパクトを与えようとしているが、・・・先日のハーバード白熱日本史教室に続いてまたもや年下!(笑)
社内では管理職としてかなり若い方なので、自分では危機意識を持っているつもりでも、なんだか最近成長スピードが落ちている気がしていたので、今週末の読書は良いきっかけになった。