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よいこのための吾妻ひでお (Azuma Hideo Best Selection) みんなのレビュー
- 吾妻 ひでお (著), とり みき (監修)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:河出書房新社
- 取扱開始日:2012/07/24
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コミック
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紙の本
1979年星雲賞受賞作
2017/05/15 05:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
「不条理日記」を読むことができるのはうれしい限りだ。国内外のSF作家たちへの敬愛が感じられて良かった。
紙の本
デビュー作から不条理日記まで
2016/08/25 02:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「吾妻ひでおベストセレクション」シリーズの第3弾。
選者は、マンガ家とり・みきである。
最近の若い人にとって、吾妻ひでお作品といえば「失踪日記」ではないかと思うが、マンガに少しでも詳しいちょっと年齢のいった人であれば、まず筆頭に挙げられるのは「不条理日記」であろう。
78年に発表された同作は、数々のSFパロディをギャグにしたわずか8ページの掌編であったが、当時これほどまでにSF作品のパロディネタを詰め込んだ作品はなく、SFとマンガを愛好する人たちに猛烈に受け、翌年に星雲賞コミック部門を受賞した。
この作品によって、吾妻ひでおは俄然注目されるようになったといえる。
この選集には、70年の初連載作「二日酔いダンディー」から「不条理日記」までの、少年・少女誌に連載された作品16作が収められた。
何といっても、とり・みきによる巻末の「全作品解説」(全14ページ!)がすばらしい。
彼自身、「吾妻さんのせいで僕は漫画家になった」というほどの熱烈な吾妻ファンだが、当時一般読者の一人であった視点と現在のプロのマンガ家としての視点の両面から作品のポイントが語られている。
作品は、雑誌掲載順に収録されており、その変遷が解説文で指摘され、正に吾妻マンガ史の一端を説かれているかのようである。
そう、これはとり・みきによる「吾妻作品論」の一研究発表なのだ。
巻末には、とり・みきの解説を受けて、吾妻ひでお自身による「あとがき」も収録されている。
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