紙の本
原作への愛が凄い
2015/02/07 23:46
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投稿者:みうら - この投稿者のレビュー一覧を見る
これでもかというほどブリーチへの愛が込められた作品で、さすが成田先生としか言い様のない素晴らしい出来です。
1話から読んでいる自分ですら「こんなキャラいたっけ?」と思うような古い脇役からアニメや劇場版オリキャラまで取り込み、
原作の気になる点をきっちり補足する心遣いはもうノベライズの鑑と呼ぶべきレベルです。
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さすが成田先生!
2015/02/06 22:23
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投稿者:おおいし - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノベライズの腕前にかけて一流を誇ると言っても過言ではない成田先生の傑作です。
主人公はなんと原作ファンすら忘れつつある序盤のコメディ担当脇役ドン・観音寺、
ヒロインは破面篇で理不尽に殺されただけの数コマ登場のモブキャラと、
実に成田先生らしいニッチなチョイスです。
群像劇で己の持ち味をしっかり活かしながら原作の世界観を壊さない実力はさすがの一言です。
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愛染が無間に行ったその後
2019/03/23 06:00
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
痣城剣八ですって!
全てに同化するとか最凶最悪!
でもかっこいい!と思ってしまった
そして大前田、山本…名前長すぎww
もうどこが名字?
どこからミドルネーム?
名前は??
読むほどどんどん謎でした
※原作BLEACHを知らない私が
小説だけ読んだ感想です
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面白い!!外伝というよりも、本編の一部と言っていいかも。一護が力を失っている時期の物語なので、本編には成り得ないのですが、かなり本編に近いテイストで、登場人物達に対する深い愛情と敬意が感じられます。後編を読んだ後ですが、読んで良かった、かなり感動しました。
後編の後書きにありましたが、成田先生の書かれた描写が、久保先生が書こうと思っていた伏線であったということなのです。更木剣八についての話ですが、ああそうなのかと納得。
物語のメインになるのは、謎の破面の女性と、彼女を救おうとする英雄、ドン・観音寺。女性を狙うザエルアポロそっくりな男と、封印されていた大逆犯・痣城剣八。そして、現役十一番隊長の更木剣八。
瀞霊挺と、虚園、空座町に、何が起ころうとしているのか!?
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端っこの端っこのキャラやアニメオリジナルストーリー、はてには劇場版のエピソードまで織り交ぜた、bleachへの愛に溢れた作品。bleach読者は是非読むべし。
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ジャンプ漫画のノベライズというと本編を劣化させた2級品という印象を漠然と持っていたんだけど、なんだこれは…
基本的にワタシはアニメのオリジナルキャラクターというものが嫌いで、そしてそれは主にそのキャラクターが本編のキャラに比べて底が浅く作中で浮いていることに起因するのですが、この作品のオリキャラはまさにBLEACHにふさわしいキャラクター。
そして、よくこれだけこまごまと拾ってくるなというほどに脇キャラ、設定が次々と、それも自然な流れで登場し、これまた師匠が描くキャラそのものが文章によって緻密に再現されていて、読んでいるといちいち完璧にそのシーンの師匠絵ヴィジュアルが浮かび上がります。
さらには師匠がぶん投げていた伏線まできっちり拾っているという(いや…それも原作的にどうなんだというもやもや感はありますがw)
ジャンプ本誌でこの内容掲載したら軽く10年はかかりそうなとにかく濃い内容で、かつ謎を徐々にひも解きながら、活き活きしたキャラが紡ぐストーリーがとにかく面白い。第十章の次に2巻へと繋げる接続章という章があるのですが、ここでの引きも続きへの期待を膨らませる見事なもの。しかも2巻はこの巻のほぼ2倍の分量。
そう、今まで面白いと思って読み進めていたのは下ごしらえ。ここから先がいよいよクライマックスなのです!
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初・成田作品。
ラノベ作家~?とかいぶかしんでましたが、
見事に本編の外伝してました。
仄めかす程度でしたが、まさかの映画版ネタまであって、
成田さんの深いBLEACH愛を感じました。
にしてもヤミーに殺された彼女からあそこまで話を捻り出すとは…
オチ的に双也が本編に出てきたらちょっとおもろいかもと淡い期待を寄せてみる。
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娘が貸してくてたんで、読んでみました。
ドン・観音寺が、ヒーローすぎるっ!(笑)
破面篇ラストあたりがあやふやだったけど、
キャラクターブック UNMASKED を開きながら
読みました。
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さすがは成田良悟さん!
BLEACHの世界観を隅から隅まで丁寧に書かれていました。
2巻にも期待したいです。
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ものすごく、ものすごく、成田良吾でした。
が、個人的な一番最初の感想でした。
よくも悪くも、成田良吾が苦手な人は苦手なんだろうなあと思いました。
話としては、一護が藍染を倒して、死神としての力を失った時の話。
そこに仮面の特に何か悪さをするではない、女が空座町に現れては消えている。
そこに突然現れた、藍染と同じく「無間」と呼ばれる場所に閉じ込められた元隊長格。
おまけに死んだと思った破面まで現れて大混乱。
おまけに弓親は、斬魄刀を取られちゃうし、いろいろ大変な事態が起こっているのだけれど、まだ全体像が見えない。
とりあえず、無間から脱獄してきた隊長格の想いとその行動原理はわかったけれど、どうしてそんなことを考えるようになったかどうかまではわからない。
そして、騒動の中心に絡んできそうなのは「剣八」という名前。
最後に行き着く先がどこになるのかは全然、不透明なんですが、とりあえず長いです。
前編よりも更に後編が長い予感しかしないので、覚悟して読んでください。
正直、前編と言いつつも長い長いエピローグを読み終わったような気しかしないです。本番はまだまだこれから。
そして何より、懐かしい人であるとか、藍染が捕まった経緯とか、エスパーダの誰が誰に倒されたのか、とか、きちんと覚えていたら楽しめる要素も多いので、覚えきれてない人はもう一度しっかりコミックスを読み直してから読むことをオススメします!
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主人公はドン・観音寺と宣伝に書いてあって、読む前は微妙かなと思った。
実際は群像劇でそれほど登場シーンは多くない。
表紙にもなった痣城さんかっこいい。
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ドン・観音寺が救おうとした破面の女を追い「十一番隊」
「子供破面群」
反乱を起こし投獄されたはずの「八代目剣八 痣城双也」
「死んだはずの十刃らしき男」が空座町に集う
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全2巻ある小説の1巻目。
49巻と50巻の間の物語だそうですが、本編と全然関係ないんでここに出てきたオリジナルの登場人物は覚えなくても大丈夫です。
あ、ちなみに一護は全然出ません。本当です。
主人公はおそらくドン・観音寺だと思うんですが、彼はあまりまだ出てきません。
むしろ尸魂界側の死神がメインです。
更木剣八の前の前の前の剣八がオリジナルキャラ、そしてザエルアポロに似た旅禍、その部下であるマンガにもちょっと登場した破面、やらが出てくる群像劇です。
1巻目は謎ばかりですが、それが後半になると解かれるミステリーみたいな要素もあります。面白いです。もしかしたら本編より面白いかもしれない……。
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漫画『BLEACH』のスピンオフ小説。ドン・観音寺を主人公とした。日番谷冬獅郎のような人気キャラではなく、ドン・観音寺という色物キャラをカッコよく描いている。その勇敢さは黒崎一護と重なる。一護と言えばチョコラテやチャン一と短期間のみ登場した脇役の台詞が代名詞になっている。脇役も印象に残る作品である。
小説では漫画で抱いた疑問がフォローされている。たとえばマユリが十二番隊士を爆弾に使ったことが許されるかという疑問である。そこでは中央四十六室の御都合主義ぶりが語られる。『BLEACH』世界の悪の根源と言えるのではないか。その意味では痣城剣八の目的も虚ではなく、中央四十六室を頂点とする貴族社会への復讐にならないだろうか。
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ドン・観音寺をメインとしながらのの群像劇です。
BLEACHの世界観を大切にし、溶け込むオリジナルキャラクターも出て来て面白いです。