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対談をそのまま書きおこしているので、読みづらいところがある。
しかし、苫米地博士はしゃべり言葉でも無駄がないことがわかる。
そこは内容濃いです。
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読む人を選びそうな本。
読解力のない人や、勘違い読解してしまいがちな人には向かないんじゃないかな。いや、身近にいるもんですから。恐ろしい方角への読解力をもつ輩が。
ところで権威あるっぽいタロットカードの作り方、勉強になりました(笑)
応用ききそう。
最後のページ(著者紹介)を読むまで 「と……とまこまい? とまこめち? と? とま?」でいちいちつっかかってしまって戸惑い続けたのはここだけの話に……
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睡眠についてのカラクリについての説明が詳しくて面白い。こんな面白い本はなかなか見当たらないので読む価値あり。
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苫米地節炸裂!DAIGO面白い!
認知科学というか、メンタリズムというか、催眠術というか、占いというか、洗脳というか、そのあたりのカラクリが分かる(ような気がする)非常に面白い本です。
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洗脳とは?
→自分の頭の中でイメージしたことが実現できる。そのために、イメージをつくる能力、イメージ世界での操作能力、物理空間まで臨場感がでる身体的な能力
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AI・ディープラーニングから、脳科学とか認知心理学に入って、はまったのがDaiGoでした。で、DaiGoのYoutubeばかりみていたら、この対談みたいな映像が出て来て、結局、書籍の方もざーっと読了。Youtubeと同じ内容のところも多かったけど、改めて活字で読みやすくなっていたのでよかったです(この手の対談本は校正が非常に悪かったりするけど、そんなことも少なく)。
超能力の定義とか、そういったものから考えだし、次元をどう考えるのかとか、そういった一見スピリチュアルなものをきちんと考えさせてくれる(ホントかどうかは別問題w)のは非常に楽しい。引き続き、この手の分野をちょっと攻めます…(2015.8.15頃読了)
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素人よりは当然、ある種の事の、定義や実際について詳しいであろう人達の対談本。特に、その境界線の捉え方に興味があって読んだ。狂った教祖の率直な功罪なんかはそのとおりだと思う。どこまでがそれで何がどうなのか。この人達はどう思っているのだろう?みたいなのが少しはわかって参考になったと思う。
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非常に興味深い組み合わせの対談で楽しみに読みました。
全体的に苫米地さんのオンステージ本となっていてDaiGoさんの話が少なかったのでちょっと残念です。
でも中身は非常に濃いので満足度は高かったです。
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扉写真
物理法則を超えた超能力はない。
そうじゃなくて超能力に合わせて物理法則を変えていかなきゃいけない。
この世で起きていることを説明できていないんだったら、法則が悪いでしょう。
P17
マインドコントロールはほんとうはプラスの意味の言葉
P18
洗脳をものすごく簡単に説明すると、洗脳は催眠も使えば、メンタリズムも使う、占いも何でも使える。
でも、必ず引き起こされるのが変性意識状態なんだ。
P50
メンタリスとは(術を掛ける人にたいして「催眠術を掛けますよ」ということは絶対言いません。だけど「今日、ショーで協力してもらうので構わないですか?」などと話しかける)普通の会話内に暗示が埋め込まれている。もしくは、何かの情報が、表情やしぐさなどから引き出されていて、それを効果的に利用してショーを演出するのがメンタリズムなんです。
P59
”人間に超能力があるのは当たり前。人間と人間の間でグローバルな通信があるはず。”
苫米地
もともと超能力は人間にとって当たり前の事なのに、わざわざ科学が、テレキネシスは超能力だという。科学というパラダイムが、逆に人間というものの能力を定義してしまう。西洋科学の定義の人間は、個人の人間。私の定義は人類全部合わせて人間。人類合わせて人間が通信しちゃうのは当たり前だ。
Daigo
集合無意識のようなものですね。
苫米地
ユング的に言うならそうかもしれない。細胞ひとつ取り上げて、細胞と言われても、隣の細胞とコミュニケーションしています。そんなはずはない、細胞の中の通信能力を教えろ、と言われても難しい。
Daigo
そういわれれば、人間の体の細胞って全部バラバラなはずですけど、まとまっていますよね。
苫米地
そうだよ。通信している。ただし、その通信が、わからないレベルで通信している。細胞と細胞の間でのイオン現象みたいな通信はもちろんわかる。そうじゃなくて、何でつま先の細胞はつま先になるのか(略)いまだにわかっていない。
Daigo
分化の過程ということですか。
苫米地
そうそう。その場所に行くとちゃんとその役割を果たす。今自分がどこに行くというGPS機能を持っていない訳だから。逆立ちしたら鼻がオチンチンに変わるかというと、変わらない。ちゃんとしたトポロジカルな情報空間で、私はそれを「情報場」と呼んでる(略)。
物理空間の場ではない「情報空間の場」というのが、あると私は思っている。西洋的な化学は、物理空間の場の事しか説明していない。情報空間の所は、宗教の仕事なので、タッチするとぶっ飛ばされるみたいなね。(略)(科学と宗教が分離している)不思議な世界が西洋でいまだに続いているわけだ。
そういう意味では、私は人間と人間の間の通信は、細胞と細胞の間の通信と何のさもないと思っているから、個人の中で、自分が成長している間にちゃんと髪の毛は髪の毛になる。(略)それはどういうふうに通信されているのか解明されていない。物理的な細胞間のイオン化のようなローカルな情報じゃない。はっきり言って、もっとグローバルな情報処理がある。
人間という1つの種は細胞の集合体である生体と同じだから、人間と人間の間でグローバルな通信がされている方が当たり前だと思う。そうじゃないほうがオカルトだと私は思っている。
P62
苫米地
(略)全ての超能力は最後は種明かしをしたら超能力じゃない。ただ、そのやり方を本人が説明できないかもしれないし、論理化されていないかもしれないけれども、結局だれでもできる。
Daigox
超能力者の中も二分されていて、いま、苫米地先生がおっしゃったように、すべて理解して行っているのがメンタリストと呼ばれ、直感や経験則だけで同じことを行う人たちをシャットアイというんです。
苫米地
いい言葉だ。
Daigo
直感だけでやっている。でも、バックグラウンドを調べてみると、子供の頃に虐待を受け、親の表情を見る力が上がっているとか、必ず根拠があるものなのです。
(仏教用語 ろうこ)
P85
Daigo
日本では「超能力者」と言っている、リオスシャーるというメンタリストがいます。(略)「2代目のユリ・ゲラー」と言われました。(略)
―ロシア人ですか。ロシアの人でそういう力を持っている人は多いです。
Daigo
ロシアには大家がいます。ヴォルフガンク・メッシングという人。スターリンの信頼を勝ち取ったメンタリストです。
P92
(西洋ではヴァンパイア、ゾンビ、黒人奴隷などは、ソウルがないものは殺してもいいとしている。対して、東洋的発想では虫や生き物すべてに「ソウル」があるとする)
ソウルとは何かというと、先ほどの情報場の話だと思っている。
「情報処理システムの事を霊」といっている。だから、コンピュータにも例があるんだ。コンピュータにソウルがあるかといったら、当たり前じゃん。コンピュータこそ霊でしょう、完璧に例の塊だ。間違いなくソウルがある。
情報場といった方が、霊界というよりもわかりやすいから情報場と言っている。情報の空間はある。情報の空間を昔の人は霊と思った。
P93
Daigo
(西洋キリスト教の)宗教的な観点からすると、ソウルがないものに比べて自分たちにはソウルがあって、神の加護を受けているというところがあるんでしょうか。
苫米地
そういう差別主義者なんだ。だって奴隷制は「黒人にはソウルがない」で始まったんだから。(バチカンがそういう「ソウルがないモノ」は殺そうが連れ帰ろうが好きにしていいとお墨付きした。)
(空海 益田池 万物を崇拝する)
P95
”宗教の基本は差別主義”
苫米地
宗教はどうしても文化とワンセットになって、権力と結びついてくる。それで宗教は成功する。逆に言えば宗教が、権力に結びつかなかったら大宗教にはならない。そこには必ず国家を強くしてくために役に立つ要素があるから宗教が成功する。中国だと儒教で、明らかに浅眠思想だし、差別思想だ。
Daigo
政治と絡みついてくると、方向性としてはプロパガンダや、洗脳的なものも入ってきそうな気がしますね。
苫米地
それは最後にナチズムに通じるわけだ。ナチズムはプロテスタンティズムのなれのはて。もちろんヒトラーそのものは当時はやっていたオカルトの宗教に入っていて、ヒトラーは本来オカルト主義者かもしれないけども、ドイツの中であれだけの力をもあったというのは文化的に多くの人がプロテスタンティズム、それも原理主義者だったわけだ。(略)彼らは特別であるということを強くいうことで政治的に力をつけてナチ第3帝国は大きくなった。
今のアメリカがそう。「アメリカは特別な国だ、アメリカの正義」とか言っているわけだから、それは選民思想。
Daigo
それを考えると、超能力者が生まれてきた起源も、選民思想の背景がありますね。
苫米地
だから、宗教とワンセットなんだ。選民思想を内包していない宗教は成功しない。大きくなった宗教は選民思想を絶対持っている。だから彼らは強いんだ。
P98
苫米地
人間は昔から不完全な存在だから完全な存在にあこがれがあって、神を信仰したがる。部分情報の完全情報尾に対するあこがれと同じ。
Daigo
そこは超能力に対するあこがれみたいなものですね。
苫米地
まさにそのとおり。超能力は宗教が生まれるからくりと全く同じ。宗教者は超能力者なんだから。
Diago
メシアは数々の奇跡を起こしていますよね。
苫米地
釈迦みたいに腹を壊して死んだらダメなんだ(笑)。
Daigo
人間味があっていいのかなという感じもします。
苫米地
だから、仏教はインドで滅んだんだと思う。お腹壊して死んじゃったんだから。それじゃ、布教という論理ではダメ。普通は超能力者は何を食べても大丈夫で、死んでも生き返るくらいでなきゃいけないのに釈迦には超能力がない。仏教があまりうまくいかなかった最大の理由はそこだと思う。だからこそ私は仏教が好きなのだけど。
普通は超能力の競い合いで、さらに君にもその力がちょっと授かるよというのが選民思想で、グループをつくる。そして最後は墓場で、人間は寿命があるから、死ぬことさえビジネスにしておけば絶対儲かる。
P100
Daigo
(略)苫米地先生的には、一般の人たちがいっている「天国や地獄、霊界はない」ということですね。
苫米地
「この世が霊界」だから。この世という天国があって、この世という地獄があるのに、わざわざなんで違うものを作るのか。それは絶対に訴えられないからいくらでもストーリーはつくれるよ。(それを使って、宗教は、墓地利権などを利権争いをしている)この世の事はあとで全部検証可能で、後で訴えられるし、だますことはできない。だから、わざわざこの世以外の霊界というストーリーを作るけど、それは違って、この世が霊界なんだ。それをみんな忘れちゃうし、忘れさせられている。
天国もこの世、地獄もこの世。それはどこにあるかというと、人間の心の中にある。さっき言った情報場。物理空間は情報場のいちばん抽象度の低いところにつけた名前であって、物理空間も情報場の一部。ただ、空間は物理空間以外にいっぱいあるに決まっている。心の世界で、人間の数だけある。
P145
苫米地
フォークが曲がるイメージを、脳��中で整合的にし複雑な世界を維持する。臨場感をあげていく。臨場感をあげる際には、身体的なレベルまでリアリティーをあげていく。
それができるようになるには最低3つの要素が必要でしょう。まずイメージを作る能力、次にイメージ世界での操作能力、最後に物理空間まで臨場感が出る身体的な能力。
その3つがワンセットになるとメンタリストが生まれる。
Daigo
なるほど、読み解かれましたね(笑)。フォーク髷は超能力でもなんでもなくて、まさに家で、自分の部屋でフォークをたくせん買ってきて触ることからはじまります。曲げた時に、ちょっと硬いなあというときは、自分のイメージがうまくつくれていないのです。
白山道
脳のハナシ
芸風なのかわざと細かく説明しない。
質問者daigoが入ることで少し緩やか。
仏教の国は一神教のところと違い、他国を侵略しないとも読めるけど、それは本当か???
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立ち読みしてたら異様に面白いく途中で諦めて買ってしまった。わたしは苫米地氏の本はそれなりに読んでますがDAIGO氏という俊英の力もありこれまで知らなかった話で出てきて非常に読み応えがありました。特にミルトン=エリクソンのエピソード。ただ一部の話題が何度か繰り返しになってたりするのが残念だけど(これは編集がわるい)