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ヒマラヤの僧院、デンマークの古書オークション、アフリカの自然保護区…舞台がしょっちゅう切り替わりながら、あっちでもこっちでも謎とアクションが展開されていく感じは、まさに映画を見ているよう。
上巻の切り方も憎いな~続き買ってきます!
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面白かった。久しぶりに一気に読んで、面白かった!もう一回読もう!って言えた作品。
シリーズ第二段とは分かってはいましたが、ドイツとかナチスとか見るとどうしてもそっちが気になる。第一弾は見なかったことにしてこちらを先に読了。
アクションシーンもスピード感もすごくいい。薀蓄も満載。
素直に上手い!と唸りました。
残念な点としては登場人物が多すぎて、個々の掘り下げたエピソード的なものが少なくてキャラクターが薄っぺらに感じたこと。前作からの主要人物は前作未読なのでしょうがないとしても、今回主要になってる人物も薄っぺらに感じるのはいかがなもの?
まあ壮大なお話なので仕方ないのかなとは思います。
もっとも気に食わないのはラスト。ファンタジー好きの面としては評価したい。が、今回は一応リアリティを追求してる作品なので、死んだものを生き返らせる力は人間がどんなに進化してもありえないと思うんだが?ちょっと残念。
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デンマークとネパールと南アフリカ共和国と、三か所に現れる怪物?怪人? ナチの残党が目指す世界征服。一部の優性な人間がすべてを導くなんて‥…出来るのか??
どんな人にも支配されたくはない!あんたはどれだけ偉いんだ?と思いながら読んでます
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前作の『マギの聖骨』読後感で“第2作『ナチの亡霊』の方が面白いとのことなのでブックオフで見かけたら買おうと思う。新刊書店で高い金を出して買うかというとちょっと微妙”と書いたにも拘わらず、新刊書店で高い金を出して買ってしまった。出だしは007のオープニングを思わす手に汗握るノンストップ・スト―リ。続いて…、ありゃ?場面をネパール、デンマーク、南アと切り替えながらも、相変わらず話はブレーキの壊れたジェットコースターの如くにひたすら走り続ける。この著者の辞書には起承転結とか緩急自在とかいう言葉は存在しない様だ。
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シグマフォースシリーズを初めて読んだ。
序盤は、どうナチと関わっていくのかを推測しながら読んでいたが、
予想していた人物が意外な正体であったり、まったく予測できない展開に転んでゆく。
場所が異なる複数の出来事が同時に進んでいくのだが、
そのおかげで本の中の出来事を立体的に見ることができた。そして、本の中に入り込みやすかった。
もちろん小説なのでフィクションである部分もあるが、歴史的事実・理論(例えば量子学や進化論)が要所に出てくる。
量子学の説明も分かりやすく、初心者の私でも何と無くではあるが理解することができた。
二人の人間が生物の起源について討論する場面があるのだが、生物に興味がある私としてはわくわくして読むことができた。
歴史的事実、理論に関する記述も非常に面白い。
下を読むのが楽しみだ。
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シグマフォースシリーズ第二弾です。
ロリンズ氏の文は非常にテンポも良くスピード感ある文を書くのであっと言う間に読み終わりました。
前作は宗教と西洋の歴史を知っていないとあまりピンと来ない内容でしたが、今回はナチスドイツと量子力学の知識がないと何を書いてあるのか分からない難しさがありました、日本人には馴染みのない物だけに興味のない方は読むのが辛いかもしれません。
しかし、昔なら神の力やオカルトで片付けられていた事が現代では科学の力で説明できると言うのはとても興味深いので一度は読んでみると世界が広がるかもしれません。
次回作も近いうちに読もうと思います‼
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マギの聖骨に続く、シグマフォースシリーズ。1作同様、ナチスの歴史的事実(研究)に基づき、事件がデンマーク、ネパール、南アフリカで同時進行する。3つの事象が下巻でどう結び付くか 何となく想像しているが、覆すような展開になると楽しみ。
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前作の「マギの聖骨」よりはストーリー展開がスムーズになり読みやすくはなったが、あいかわらず強引な点が多い。最後の場面では「想い」がキーになるが、一応武装した化学者を標榜している小説でそれをいっちゃおしまいだろうと思う。
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ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第2弾の上巻。
今回はナチスが研究していたとされる研究内容がテーマ。近代の謎がテーマになっているため、案外身近なのかなと思いきや、出てくる話は量子論をベースとした結構難解なもの。
物語は大きく3カ所でそれぞれに起こる事件を並行して展開していく。あくまでも本編の主人公はグレイなのだろうが、どうも本作の真の主人公はペインター・クロウであるようにしか思えない。
ペインターはグレイの代わりにヒマラヤの山中に調査に出かけ、事件に巻き込まれる。一方、グレイは恋人レイチェルに会えるウキウキ感の中で事件に巻き込まれ、ダーウィンの聖書を危うく奪われかけたり、危うく殺されかけたり。そして、遠く離れたアフリカでは奇怪な生物が目撃され、、、、といった感じで、いきなり危機的状況に置かれるシグマの面々と、それとはなんの関係もなさそうなアフリカでの出来事が、今後どのように関わってくるのか、読者の興味を引っ張っていく。
相変わらず、疾走感には欠けるが、先が気になる展開は前作から変わらず。蘊蓄の度合いや謎解きの仕掛けなどは若干地味になった感じはあるが、前作同様物語の中にうまく溶け込ませて読者を飽きさせない。下巻が楽しみだ。
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デンマーク、ネパール、南アフリカでの奇妙な現象が同時進行する。まだ交わらず、モヤモヤした状態だが、下巻ではどうなるか
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ナチの生き残りが出てくるってことで読んでみたら、途中でシリーズの2作目だとゆうことに気付いた…
でも1作目を読んでなくてもちゃんと楽しめた。
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2013年7月24日読了。
このシリーズも面白いのかどうなのか、微妙だなぁと思いつつ、先が気になるので読んでしまう。
上巻は、謎が謎を呼ぶ展開で、まだ何にもわからない状態。
下巻で一気に引き込んでくれることを期待。
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ユダヤ人を恐れたヒトラー。だからこそユダヤ人を抹殺し、超人を創ろうとしたナチス。フィクションだがとてもリアルで進化論や量子論まで登場する壮大な物語。さぁ、下巻の展開が楽しみ。
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戦う科学者シリーズ。1作目はファンタジーに近い内容だったが、今回はちょっとだけ現実的。ナチスの研究成果をめぐって残党と戦う話。量子論の考え方が分かりにくいが、シュレーディンガーの猫とか、いろいろな蘊蓄が面白かった。
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ちょっと進行がじっくりしすぎかな?
舞台を三つに分けて同時進行的に複線的な話が展開されるものの、話は遅々として進まない印象。
確信に迫る話をもうちょっと小出しにしてくれる方が楽しめたように思う。
インテリジェント・デザイン説の話やトゥーレ協会など、もうちょっと早めに出してくれると良かった。
何はともあれ、やっと物語の全容が見えてきて、下巻が非常に楽しみ。
ところで、グレイソン氏が褐色小娘に翻弄されているのは実に結構なんだけど、レイチェル氏が不遇すぎて。
ヒロイン交代制のシリーズなのかな。
そういうところはジェームズ氏に倣わなくてもいいんだけどな。
ある意味リアリティはあるけど。