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短い文章を集めたエッセイ集。森先生の著作を過去に読んだことがあるなら良い意味で安定の森ワールドです。
対談のお相手はよしもとばなな、浦沢直樹、京極夏彦、解説浦沢直樹と超メジャーメンバー。
個人的にはよしもとさんと森先生がご一緒にカラオケに行ったりするほど仲が良いというのが結構意外でした。
森先生の考え方やスタンスに共感したりそうでもなかったり色々と思っているうちに自分の中の考えが整理されてくるので読んでいてとてもスッキリとしてきました。気のせいかも…
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「音楽エッセイ」と銘打っているのに、音楽の話をするのを忘れているかのように、少ないのが森さんぽくて可愛らしい。
よしもとばななさん・浦沢直樹さん・京極夏彦さんとの対談が載っているなんて豪華。
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森先生の音楽?エッセイ本。
音楽観としては大きく見解が異なる人だとは思うが、独特のひねくれた、ではないか、こだわりのある視点を知ることができて面白い。
もともと工作関係で氏を知ったので、小説は読んだことはないが、エッセイは何度か読み、いい生活してるなあと思ったのがきっかけ。音楽ネタは寧ろ少ないと感じるが、それはそれでまたよろしかと。
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万が一、青天の霹靂というか、ものすごく奇跡的なことが起こって、森先生とカラオケに行くことがあったら『小林麻美を歌う』と心のメモ帳に赤ペンで書いておきました。一曲も知らないけれど。
森先生のエッセィはもう何を読んでも同じ気がしてきましたね。それでも新刊が出るたびに読んで、同じところでうーん、と唸りながらページの端を折るのは、まだ自分で答えにたどり着いていないからなのだろうな、とか他人事のようにぼんやりと。哲学的なフリをして。
それぞれの対談も面白かったです。
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毎度のことですが森博嗣氏のセンスに脱帽です。
よしもとばななや京極夏彦との対談も読めて満足です。
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分かってはいたけど、森博嗣は少し変わった人である。
会うと普通のオジサンなのかもしれないけど、
アウトプットの方法、正確さが常人とは違うのだろう。
色んな本を読んできたけど、一番著者の素顔に触れられた気がした。
そして、やっと一般人の自分と、天才だと思ってた著者との距離を認識できた。
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付箋を貼りながら読んだ。氏の「抽象的」な語り口はぜひとも参考にしていきたい、と常々思っている。
しかし、僕が「抽象的」な話をすればするほど、周囲の人達は頭に「?」をたくさん浮かべてくれるのだ。とほほほ。
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音楽エッセイ。 珍しい方向性からのエッセイ、悪くない。 真空管アンプというどっぷりのオーディオネタから、ボブ・ディラン、マイケル・ジャクソンなど、往年のアーティストの話題。そこから派生する、プロとして作品を生み出し続ける思考。面白い。 そして、何と言っても対談が秀逸。特に、京極対談。会話のテンポから、両先生の思考速度に驚く。京極先生の発言を見ていて、自分はこの先生のことも好きになれそうだなと思った。 森先生の最大の賛辞。 「もし書き始めるまえに京極作品を読んでいたら、僕は小説を書かなかったと思う」
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いつも通りの森博嗣
音楽と工作と犬の話し
浦沢直樹とかとの対談も載っていて、「ああ、気が合いそうだよね~」と思っていた通りだった
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浦沢先生やっぱり好きなものに関しては全体的な背景知識を把握し、その上飛躍的な妄想を加えて、物事と物事を繋げてストーリを成り立っていくのですね。森先生とのお話にもその思考性がずっと働いてましたね。