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まるで、失った恋人を想うみたいにせつなくなる、夏の終わりに読みたいひまわりのおはなし。
少女がひまわりに問いかけ、愛おしそうに接する姿が懐かしくて、こちらも愛おしくなる。
「なんて たくさんの たね!
ひまわりさん、どうして
したを むいてるの?
なつの ひかりが つまった たねが
ずっしり おもいから?」
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[墨田区図書館]
読み聞かせ用にと借りてきた絵本。
毎学期最初の1回目は自分の子供のクラスで読み聞かせをするので、話半分に息子に話をふると「字が少ない"絵"本がいい」、とのこと。普段は授業で習う内容に絡めた本とか、人道的な本とか、少しばかり教育スパイスをいれた題材を探すのだが、うっかり前日となってしまったし、じゃあそうするか、と図書館で適当に字量と内容で選別。
クラスで聞くと最初に選んだのがこの本。というか素早い女の子がぱっと目に付いたこれを挙げたからだけど(笑)
エリック・カール的な挿絵の題名通りのひまわりを育てる本。季節も、題材(ひまわり)も、何もひっかかるものはない本だったけれど、一応終わってから、「なぜひまわりという名前なのか」「フィボナッチ数列を知っているか」だけは問いかけておいた(笑)
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「ひまわりさん、あなたはだれよりもせがたくて、かがやいていた-。コールデコット賞作家がやさしい言葉づかいでえがく、あたたかい読後感の絵本。親しみをこめた語りかけが、読む人の心にひびきます。」