紙の本
インドカレーが自宅で簡単に食べられる!
2017/12/05 20:58
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投稿者:shika - この投稿者のレビュー一覧を見る
ビックリしました。
インドカレーはお店で食べるものだと思っていました。
初めこそ自宅にないスパイスを買い集めるのに苦労しましたが、料理自体は拍子抜けするほど簡単でした。
しかも、外で食べるインドカレーよりもヘルシーでとてもよいです。
文庫本で場所をとらないのもポイントが高いです。
絶対に手放せない本です。
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遥か昔のインド料理だから、今はまた違うのだろうけれど。最初に読んだ時のびっくりを思い出す。油脂にスパイスをのせる、豆を炒ってスパイスにする、そうだそうだと思いながら読む。この通りに作るとちょっと重めに感じる。こちらの胃腸が年を取ったか、今どきのレシピが軽くなったか、たぶん両方。旅行できるようになるのはいつなんだろう。
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インドカレーを教えてもらったのは、実家を出て住んだシェアハウス、かっぱはうす。一緒に住んでいたNさん(男性)は、カレーが好きで好きでたまらない人。スパイスもたくさん揃っていた。
最初は何が何だかわからなかったけど、毎日台所に立ち、ごはんの時間に、クミンシードはこうやって使うんだよとか、スパイスはハラルフードで買うとよいとか、教えてくれた。
お母さんが子どもに教えるみたいに、やりながら教えてもらったので、すんなりスパイスの使い方も覚えた。
その時、いつも見ていたのがこの本の著者の料理本。クミンシード、カルダモン、クローブ、シナモンスティック、ローリエ、ターメリック、ガラムマサラ、コリアンダー、カイエンペッパー、しょうが、にんにく。
これだけ使えたら、カレーは作れるんだと分かった。
しかもお腹にもたれず、野菜が美味しく感じられる。インドカレーや、料理にスパイスを使うのが好きになった。
誰かと住むとその人の食習慣に影響され、自分の食習慣も変わる。
他人と暮らす面白さ。
この本はインドの地域ごとの違いを記した本。家で作るインドカレーはお腹にもたれないのに、外食のインドカレーはなぜこってりしてるのかな?と、思っていたけど、生クリームやオイルが多いレストラン用にアレンジされたものだと分かり、疑問が解けた。
著者は家庭的なインドカレーが好きなようで、そうした著者が書いた本で覚えたから、胃もたれしないインドカレーだったんだと分かった。
よい本を先生にできてよかったー。
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一度読み終わってもキッチンに常においてある、インド料理のバイブル。
カレー伝導師渡辺さんのインドへの情熱はものすごい。カレーの世界は奥が深い。この本でとりあえず北から南までスパイス料理の入門はできる。渡辺さんのレシピを参考にしているカレー屋は数知れないという。
自分の師事する仙台南國堂のマスターも渡辺大先生と呼んで憚らない。